2010年11月11日木曜日

インフルエンザにご用心

 だんだん寒さが本格化してきましたね。気づけば、歩くときも早足になっているような。

 報道によれば、今年のインフルエンザは流行が早いとか。

 子どもが2回接種しなければならないので、その2回目に合わせて私も接種の予定なのですが、予定の日は11月24日。

 抗体ができるまで2~4週間かかると思いましたので、もう最初のピークは過ぎているかも (^^;)

 みなさんも、お体は大事になさってくださいね。

 さて、今日も会議や文書作成などで慌ただしい。

 15日から東京に行くので、合間に航空券を買いに行きましたが朝の便は、ことごとく満席!

 ギリギリ到着できる便を確保できましたが、緊急の場合は困りますね。

 明日も慌ただしいのですが、気合を入れてがんばるぞ。

 【今日の句】 熱燗が おいしい季節に なりました

2010年11月10日水曜日

TPPでも千島問題でも、がんばり時

 中国漁船の衝突ビデオの流出者は、神戸の海上保安部職員--驚いた、としか言いようがないです。

 なぜ神戸? どうやって入手? 目的は?

 強く関心はありますが、同時に、冷静に捜査を見守るべきではないでしょうか。

 さて、私は今日は終日会議が続いた日。

 地方選まで、あと5ヶ月ほど。

 政策・論戦にかかわることや、TPP問題の運動強化など、かなり忙しくなってきました。

 TPPでは、東京で3000人規模の反対集会が開かれたようです。

 北海道でも、空知管内などで集会が開かれ、12日には札幌で全道規模の集会が予定されています。

 北海道の党として、ここは全力で頑張らねば。

 他の党でも、中央段階とは違う「ねじれ」があるようですが、とりあえず今は一致点で世論を広げることが大事です。

 そして千島問題でも、根室市議会でロシアへの抗議の意見書が全会一致で可決され、日本共産党も仙石官房長官へ申し入れをおこないました(こちらこちら)。

 今こそ筋を通し、事実にもとづく議論が必要です。

 【今日の句】 「開国」は 「地域破壊」と 受け取った

2010年11月9日火曜日

食料確保は、国内でおこなうべきだ

 昨日、北海道では5団体(道農業協同組合中央会、道経済連合会、道消費者協会、道漁業協同組合連合会、道森林組合連合会)による、日本のTPP参加反対の記者会見がおこなわれました(こちら)。

 道議会でも、全会一致で「TPP交渉に参加しないよう」求める決議も可決されました(こちら)。

 そして、党としても北農中央会を訪れ、この問題で共同してがんばる決意も述べました(こちら)。

 北農中央会との懇談には、紙智子参議院議員、花岡ユリ子・真下紀子の両道議に、党道委員会の西野敏郭委員長、そして私も参加しました。

 こちらの写真で、お茶の代わりに牛乳を飲んでいるのがわかりますか?

 自給率向上・消費拡大に向けて、各地で努力を広げている一環です。

 懇談は、和やかな雰囲気のもとで、多くの点での一致もありました。

 きょう私は、道消費者協会、道農業機械商業組合なども訪れ、さらに世論を広げようと思案中です。

 TPPで「農業にも競争力を」との議論がありますが、議論の土俵が違うのではないでしょうか。

 例えば、広大なオーストラリアの作付面積と収量は、どれだけ北海道でさえも規模拡大とコスト削減をしても、追いつくはずがありません。

 競争の土台が、違うのです。

 何より、国の重要な仕事の1つには「安全保障」がありますが、これは領土や防衛に加え、食料の確保も欠かせません。

 だから民主党政権も食料自給率50%を掲げているのに、それと逆行するTPP交渉。

 前原大臣の言葉を借りれば「1.5%が98.5%の食料を支えている」(北農中央会の飛田会長)でもあります。

 食の関連産業が多い北海道です。

 留萌・宗谷・根室などの地方では、製造業の実に9割以上が食関連です。

 何かあれば「では競争力を」との議論がありますが、巨大資本・大型店の出店が自由におこなわれ、各地の産業と商店街が疲弊させてきたのが、この間の「構造改革」の歴史だったのでは。

 道内各地を回ってきた私の実感として、TPPに参加した場合、北海道の10年後は深刻なものになると危機感を持っています。

 貿易の取引材料にするのではなく、食料確保は国内でおこなうべきだ。

 そこを、議論の中心点に据えるべきだと思います。

 まとまりなく書いてしまいましたが、北海道あげたTPP反対の声も広がっているなか、私も全力を尽くしてがんばります。

 娘を保育園に送る、途中のサイクリングロード。もうすぐ秋も、終わりかな。

 【今日の句】 「両立」は ごまかす言葉と 受け取った

2010年11月8日月曜日

疑問を紐解けば、希望は見えてくる

 いろいろあった1日ですが、夜に民青同盟の大学生と、学習交流会をおこなったことを書きます。

 「日本共産党綱領」のテーマで、私が講師を引き受けました。

 90分の持ち時間をいただきましたが、もっと学生と話す時間を取りたいと、独断で60分に縮めさせてもらいました。

 また、綱領も一言一句を解説的に話すのではなく、世界の構造変化、日本国内のリアルな状況、軍事に頼らない平和的環境と持続的な経済のあり方など、実証的な中身も含めて話したつもりでした。

 学生からの意見も、とても興味深い。

 「世界のことを知る機会がない。何が正しいのかを、きちんと見極めないと」

 情報過多とも言える時代ですが、国際対立を助長する報道の強まりや、前向きの努力と変化の情報に出会えないことが、若い世代の閉塞感を強めているのでは。

 教育、農業といった課題から、携帯電話の電磁波の影響やバイト先の商品廃棄の問題まで、くらしや学業を通して感じた疑問も、次々と出されました。

 1年生の男子学生が、「今日の話を聞いて、自分で何かしたいと思いました」との感想を聞いて、とても嬉しく思いました。

 若い人たちに頑張ってほしい、と聞きます。

 同時に、若い人たちに覇気がない、との話もされます。

 「ロストジェネレーション」とか「失われた10年」などを、生き抜いてきている若い世代です。

 希望に向かうために、紐解かないといけない問題が多くあるのです。

 それができれば、新しいパワーが生まれることを、私は確信しています。

 こういう話し合いの場を、何度でも持ちたいですね(どうぞ連絡ください!)。

 今日はこれ以外にも、TPP問題で道農政部から聞き取りや、紙智子参議院議員らと北農中央会で懇談などもおこないましたが、これは明日にでも。

 【今日の句】 グルグルと 紐をからめる 民主党

2010年11月7日日曜日

「春の森」公演へ

 少し前のことですが、家族でうたごえサークル「春の森」の公演を観に行きました。

 脚本を書く関山昭子さんと以前に対談させていただいた縁から、毎年、足を運んでいます。

 自然とふれあい、その実感を込めてうたい、踊る舞台。

 1時間を超える公演ですが、3歳児(!)も立派に役割を果たしていました。

 娘は途中から少しモゾモゾと (^^;) し始めましたが、終わったら「タオルを持って私もやる~」と「風」の役を真似すると言い出しました。

 私たちは、ただ生きていられればそれでいい、というものではないと思います。

 文化に接し、自分の頭で考え、自然にもふれあい、歴史に学び、創作する喜び。

 こういう時もないと、人間が乾いてしまいます。

 「春の森」さんに感謝!です。

 【今日の句】 落ち葉にも 表現したく なる気分