2011年12月30日金曜日

居住権を守れ

今年もあと1日ですね。やり残したことが何かあるような‥‥と思うのは毎年のこと。

 全然できなかった机上整理を少し(ホントに少し‥‥)だけして、11月の政府交渉の報告集ができたので、雇用促進住宅・自治連協会長さんのところへお届けに行きました。

 雇用促進住宅は、閣議決定による「廃止」方針のもとで「追い出し」につながる対策が取られてきました。

 団地のみなさんと党との共同で延期できましたが、政府交渉では私から「再延長の余地は残っているか」と聞き、厚労省からも「ある」との回答をもらっています。

 団地に住み続け年を取る方も増え、雇用促進住宅が「終の棲家」という方も少なくありません。

 派遣切りや震災での住居先などにも、雇用促進住宅は活用されてきました。

 歴史的役割を終えたどころか、貧困と格差の広がりや今後の地震対策などを考えたら、廃止なんてありえない。

 会長さんに資料を手渡し、今後も自治会のみなさんと力を合わせて居住権を守ることを約束してきました。

 ここでも自民・公明政権と変わらない姿を示している民主党政権。

 共産党の役割が問われていると、痛感する毎日です。

 【今日の句】 理念より 先に目が付く 助成金

2011年12月29日木曜日

高橋千鶴子衆議院議員との新春対談

  「しんぶん赤旗」には地方のページがありまして、北海道と東北は一つの版として掲載されています。

 その企画として、東北比例ブロック選出の高橋千鶴子衆議院議員とのコラボ企画が実現! 新春対談をすることになり青森県へと足を運んだのでした。

 北海道の隣県でありながら、実に高校の時以来の青森県! アスパムも23年ぶりに目にしました。

 県事務所であいさつしてると、県委員長さんから「何としても北海道で議席を取ってくださいね」。深川市出身だそうです!

 高橋議員との対談の中身は、震災復興・原発問題から、次々と国民の願いを裏切る民主党政権のもとで日本共産党が果たしてきた役割、草の根で広がる要求実現の共同、高橋議員と私の共通点(さて何でしょう!?)と議員・候補の決意‥‥と1時間半にも渡る対談になりましたが、それでも話は尽きず。

 きっと編集が大変なことと‥‥。

 国会の詳しい様子を高橋議員から聞き、日本共産党が衆議院9議席・参議院6議席で大きな役割を果たしていることもよくわかりました。

 TPPにしても反対と口にする他党議員もいますが、党と議員の主張が一致しているのは日本共産党だけ。

 いろいろ有権者の前で言っても、国会の場で貫けないのでは意味がありません。

 草の根でがんばる地方議員や党組織があり現場の実態をふまえるからこそ、国会質問に説得力が生まれるのが日本共産党だと、あらためて確信しました。

 そして北海道では、私がその役割を果たさないと!

 東北はじめ全国から党国会議員が増えるよう、ブログ読者のみなさんも全国のお知り合いに日本共産党のことをお知らせください。

 2日間の東北訪問でしたが、たくさんの勇気をもらって北海道に戻りました!

 【今日の句】 歳末の 離党・新党 大バーゲン

2011年12月28日水曜日

再び気仙沼市へ

 高橋千鶴子衆議院議員との対談企画で青森県に行くことになったのですが「それなら被災地での活動を!」と、党道組織が支援を続けてきた気仙沼市へ向かいました。

 気仙沼市は半年ぶり。

 時間の関係で実家のある石巻市を寄れなかったのは残念ですが、三陸自動車道を通りまずは南三陸町まで車を走らせました。

 半年前より町のガレキは片付いていましたが、役場などの大きな建物はそのままで3階建の建物にいまだ自動車が乗っている状況も。

 共同で仮設による商店を始めた地域もあって、一歩ずつでも前に進む被災地の生の姿に胸が熱くなりました。

 気仙沼市で地元党組織のみなさんとも半年ぶりの対面!

 さっそく北海道から届いた毛布や冬物衣料を持って、アンケートで要望のあった仮設住宅をまわりましたが、あいにく留守も多し。

 お会いできた御宅で話を聞くと、大家族ということもあり仮設住宅とアパートに分かれて住んでいるとのこと。

 そもそも狭い仮設住宅ですが、地元の秋山市議によれば寒さはもちろん、音も伝わる(例えば赤ちゃんの夜泣き)そうで、安心して暮らせる環境はまだ遠いんだなと強く実感しました。

 仮設に住みながら自宅を直し始めている御宅には、コタツと座布団を運びました。

 車が出る時まで深々と頭を下げていらっしゃいましたが、どこでも「本当にありがたい」と感謝の言葉。

 昼食の食堂のおかみさんが「全国の人にお礼しなければ、と話しているんだよ」と話してくれましたが、でも、今はそんなことを気にしないで!

 何か見返りを求めて活動しているわけでもないし、困っているのを見過ごせないとの全国からの思いなんですよね。

 写真のように、確かにまだ大型船は片付いていませんし、震災時そのままという家や商店も少なくありませんでした。

 「もうあんな思いしたくないから、1年間を振り返るテレビなんかは見ないでいる」と食堂のおかみさんも話していました。

 今もなお多くの方は、悲しみが続いています。

 同時に、新しい一歩を踏み出そうともがんばっている。

 福島では原発事故も重なり、じゅうぶんな賠償もされずに塗炭の苦しみは続いています。

 本当に今こそ、政治が国民の立場に立たないと!

 財源が足りないといいながら、一方で証券優遇税制は続け、大企業に有利な法人税減税まで実施するのでは、この政権はやっぱり国民の立場ではないと私は強く思います。

 どうしても、どうしても国民の立場でがんばる共産党が大きくならないと。

 北海道では、私が何としても議席を奪還しないと。

 気仙沼の党組織も、新しい事務所ができていました。間もなくプレハブから引越しです。

 決意と希望を胸に、先ほど青森に到着しました。

 青森はすごい雪!

 宮城・岩手とまったく雪がなかったので、北海道で見慣れているはずなのにビックリしました。

 【今日の句】 子どもらの 愛しさ見れば 勇気湧く

2011年12月27日火曜日

政党助成金があるから、年末に必ず新党騒ぎ

  離党・新党が必ず話題になる年末。政党助成金を受け取るためには、12月中に新党を届けなければならないからです。

  毎年、税金から320億円。

  共産党は受け取っていませんが、その分まで再配分されるというとんでもなさ。

  320億円あれば、被災地へも原発被害者にも、相当の支援ができるはず!

  残れば国庫返納ですが、きちんと抜け穴があって蓮舫大臣は2500万円も溜め込んでいます。

  税金を溜めるのが、大臣の仕事ではありません。

  理念なき離合集散が繰り返される1つの背景には、こんなに政治家に甘い助成金の存在があるからではないでしょうか。

  今日は朝から宣伝、日中には札幌市内で団体あいさつまわり、夕方には介護問題での要請を受けました。

  実は明日の朝一番の飛行機で宮城県へ行くのですが‥‥あぁ、もうこんな時間。

  中身は明日のブログにて!

  【今日の句】 どの党も 言わねば我が 言い続け

2011年12月26日月曜日

雪にも負けず、TPPストップ!

  いきなりの雪! 時折、強く振ってくるあられの粒が顔に当たると痛い!くらいでした。

 飛行機やJRが動かずに、ご苦労された方も多いのでは‥‥?

 紙智子参議院議員が北海道に戻ってきました、年末あいさつも兼ねて北農中央会・道漁連・道森連・道消費者協会などを回りました。

 北農中央会では、ちょうど定例記者会見を終えたばかりの飛田会長さんが応対してくださいました。

 TPP問題では「まだ道民のみなさんにも『わからない』との声が多い」とのことで、農業だけでなく医療など暮らしに関わる問題なのだと広める取り組みを進めているそうです。

 11月4日の反対集会実行委員会が継続して、今日も学習会をされていて、その内容を録画・編集し、インターネットでの公開なども検討しているとの話もありました。

 党としても草の根でTPPの問題点を知らせて、国会内外でがんばりますと話しました。

 「北の大地」を「北の荒地」にしない!

 北農中央会だけではありませんが、どこでも話はTPPにとどまらず、切実な現場の願いや、これからの日本・北海道はどうしたらいいかとの話にも進みます。

 地域を元気に、農林漁業を中心軸に。

 世界も日本も経済対策は金融措置が中心ですが、雇用など実体経済を支える取り組みを。

 くらし優先・社会保障安定は、内需拡大にもつながる道。

 この雪だって、観光資源であり冷蔵用資源であり。

 というわけで雪にも負けず、明日もがんばります!

 【今日の句】 政府から 吹く寒風は 勘弁を

2011年12月25日日曜日

九州で全原発停止→残6基

九州電力・玄海原発4号機が定期検査入りしたため、九州は全原発が停止したことになりました。

 これで全国54基のうち、稼働中は泊3号機など計6基。

 今の状況で進めば、今年の春には全原発が稼動しないことになります。

 「電力が足りなくなる」キャンペーンが事実なのか、具体的に検証されます。

 「火力発電の稼働率を上げている」「その分、燃料代もかかるしCO2排出量も増える」と、電力会社などからは出ています。

 国民は節電に心がけていますし、きちんと「電力情報」が出されれば一定の協力もするでしょう。

 再生可能エネルギーの普及へ、研究者・電力会社・行政機構の連携も強める必要があると思います。

 特に北海道! これだけ自然がありながら、都道府県別では自然エネルギー利用率では全国26位。

 「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」です。

 年末に東北地方に行くかもしれない仕事が生まれ、ただいま準備中。

 夜は家族で、妻と娘の手作りケーキもおいしく食べました。

 【今日の句】 また1年 きっとサンタは 見守って

2011年12月24日土曜日

サンタも増税許さない

  政府が来年度予算案を決定しました。

 駆け込みで整備新幹線や八ッ場ダムの建設が決まったり、1m=1億円とも言われる東京外環道など、大型公共事業が目につきます。

 社会保障では、年金財源に交付国債を充てて消費税増税を見込んでいます。

 年金だけでなく、実質はマイナス報酬となる医療分野や、軽度者のサービス切捨てが目立つ介護分野など、暮らしに関わっては国民負担のオンパレード!

 TPP締結を見込んだ農業関連予算や、辺野古移転を見据えた沖縄関連予算も、つまりはアメリカの意向に沿ってのもの。

 開発の見通しも立っていないF35戦闘機を買うわ、なくすと公約していた米軍「思いやり予算」も継続だわで、つまりは自民・公明政権時と何も変わらない予算案だと思います。

 年が明ければ国会論戦が始まりますが、草の根での学習や運動で「こんな予算は認められない!」という声を広げないと!


 今日は昼に消費税廃止各界連絡会で、消費税法強行23年にあたっての宣伝に取り組みました。

 とにかく寒い! サンタさんも登場しましたが、まわりの参加者は寒くて赤鼻のトナカイ状態です。

 国の債務が膨らんだ大きな原因は、大型開発・ムダな公共事業の乱発と、法人税減税による税収減少、軍事費の膨大によるものです。

 社会保障のためと言いながら消費税増税を言い、一方では債務増大の原因となった政策にメスを入れないなんて!

 もっとみんなで怒りの声を!と私からも訴えました。

 この原因を取り除けば、消費税を上げなくても新たな財源だって作れます!

 【今日の句】 我が家にも そろそろサンタが 来る時間

2011年12月23日金曜日

原発なくそうXmasデモ

大荒れの天気かと思ったら、意外にも札幌には青空! 少し暖かい。

 でも、そのために雪も解けて、大きな水たまりがあちこちにできてました。

 Shut泊さんが呼びかけたXmasデモに私も参加してきましたが、デモ行進の時は水たまりをソロ~リソロ~リ。

 USTREAMで見ましたが、下を向いて歩いている人が多いのは、そういう理由かな?

 サンタの国からかけつけたサンタクロースは「私の国には原発はありません」と言って、終了後には子どもたちにプレゼントを渡していました。

 何が起きているか理解もできず、もちろん選挙権などない子どもたちのためにも、無用な被爆はさせずに原発なくす道筋を、大人の責任でつけないと。

 いろんな点で考えの違いがあっても「原発なくす」点で一致できれば、そこで私も力を合わせたい!

 プラカードも大急ぎで作って、私も「原発なくそう~!」と訴えました。

 このような国民世論も高めつつ、政治の転換をめざしたい。

 参加していた方から「原発は大丈夫っていう人もいて、もうどう話したらいいのかしら~」と声もかけられましたが、このような世論に訴える活動を続けることって大事ですよね。

 北海道から原発ゼロの大きな声を!

 ※衆議院北海道6区に、おぎう和敏さんが立候補します! 旭川・上川のみなさん、ともどもよろしくお願いします!

 【今日の句】 ダム残し 原発残す 政府かな

2011年12月22日木曜日

政党助成より、介護現場へ助成を!

 事務所に手作りケーキの差し入れ! おいしくいただきました。

 もうすぐクリスマス‥‥と喜ぶ間もなく午後から雪! 歩いて移動したら真っ白になりました。

 真下道議と道保健福祉部へ、第5期介護保険計画案の策定に関しての要請です。

 介護保険が始まり12年を迎えますが「保険あって介護なし」の状況が続いています。

 しかも野田政権の、税と社会保障の一体「改悪」!

 利用料アップにケアプラン作成の有料化、相部屋の室料アップなど、負担増のオンパレードです。

 保険料も、札幌や旭川、小樽などでも大幅増の月5,000円超え。

 私も今年で40歳になり保険料は毎月天引きされていますが、少ない年金生活者からすれば、これは重い負担。

 そのうえ利用料のアップで、道民医連の調査でも半数近くがサービス利用を控えると答えています。

 保険料抑制へ道が安定化基金148億円を活用することや、特養ホームの待機者解消計画をつくること、道として利用料軽減の助成(すでに道内43自治体では実施しています)など、やる気になれば可能な内容を要請しました。

 どう計画策定が進むか注視しなければいけないし、そもそも政府の改悪案がひどすぎるので、国への要請や運動も強めないと。

 道内をまわると、どこでも共通して「老後の不安」を聞きます。

 直接の負担軽減とともに、介護従事者や事業所の環境整備も急がなければ。

 介護現場に助成せず、政党が320億円も助成金を受けるとは!(もちろん共産党は受け取っていません)

 今日のしんぶん赤旗に「比例候補 駆ける」として私が紹介されています。

 詳しくは本紙で、ぜひお読みください!


 【今日の句】 ダム助け 政党助け 民を捨て

2011年12月21日水曜日

零細業者に、消費税は重い負担

道内は明日から大荒れ? 23日のXmasデモに参加する予定なのに‥‥完全防寒でがんばろう!

 移動の合間に、事務所の近くで札幌の空をパチリ。

 中心街は高層ビルも多く、空が狭くしか見れません。

 先週士幌町に行った時に、やっぱり北海道の空は大きい!(表現が適切かわかりませんが)と感じたばかりだったので、何だか窮屈な感じで空を見ました。

 新年用の地域民報原稿などの合間に、今日は事務所で全建労連さんから要請も受けました(各政党を回られているのです)。

 内容は消費税値上げをしないで、ということ。

 一人親方や零細業者にとっては、低単価に苦しむなかで消費税を自腹で切ることも多く、滞納せざるを得ない方も多くいます。

 価格に転嫁できて、輸出企業には戻し税もあり、大企業には痛くもかゆくもない消費税。

 しかし、中小・零細業者にとって、こんなに負担の重い税金はありません。

 免税点が引き下げられたことや、いま札幌市で議論している公契約条例についても意見をうかがいました。

 要請は紙智子参議院銀宛ではありますが、党としてがんばりますよと私からも話しました。

 証券優遇税制の見直し、軍事費の削減(F35戦闘機は必要なし!)など、手をつけるところは山ほどある!ではないですか。

 【今日の句】 札幌の マウンドでまた 会える日や

2011年12月20日火曜日

被災地の写真

 活動の合間に札幌地下通路を歩いていたら、みやぎ復興支援・図書センターのバザーがおこなわれていました。

展示された写真を見ると、先月・今月でも被災当時と変わらぬ風景‥‥愕然とする思いです。

その中でも、仮設図書センターに多くの子どもたちが来ている様子に少しホッともしました。

多くの「思い」が被災地には届けられていますが、政治の「力」は遠く及んでいない気がしました。

公的に働く場もつくり、必要な社会保障体制を確保して、まずは生活の安定を図ること。

原発事故による避難者には「線引き」せず、東電が第一義的に、そして国も責任を持って補償していくこと。

こんな時に消費税増税と社会保障改悪、おまけにTPPまで実施されたら被災地は立ち上がれませんよ。

朝から宣伝もし、党の政策と“役割”を訴えました。

そうそう、手袋が見つかったんですよ!

いつも着るコートとは別の、家で着るジャンバーのポケットに入ってました。

見つけた時の嬉しさというか、みずからの情けなさというか。

政治課題では問題を見失うことなく、がんばります!

【今日の句】 作られる メドなき高額 戦闘機

2011年12月19日月曜日

問われるのは日本の外交姿勢

誰もが驚いた北朝鮮・金正日総書記の死去。

 1人の人間としてはお悔やみを申し上げるものですが、一国の指導者としての評価で言えば、厳しい意見を言わざるを得ません。

 日本共産党は、過去の国際的無法にも厳しく抗議し、朝鮮労働党も関係は断絶しています。

 北朝鮮にどのような態度を取ってきたかはこちらにあるように、主体的な外交戦略を持って臨むことや、国際的道理にもとづく外交的努力を訴えてきました。

 北朝鮮がどのような道を進むのかは、体制はともかく、国民が決めること。

 しかし国と国との関係で言えば、核兵器や拉致問題、歴史問題などが日本とは未解決になっていて、その基本となってきた「日朝平壌宣言」「6ヵ国協議」がしっかりと進むようになってほしい。

 そして、これらを始めとする国際公約には、国際社会の一員として責任を果たすことが北朝鮮にとっても意義あることでは。

 外交=軍事力という発想で捕らえる主張もありますが、それこそ負の連鎖を進めていく主張でしかないと思います。

 いずれにしても、日本がアメリカ頼みにならず情報収集や独自外交をおこなえるようにならないといけないと思います。

 【今日の句】 この隙に 増税なんて 狙わんや

2011年12月18日日曜日

冬のしばれも必要で

寒い毎日ですね。しかし、このしばれがないと困る農家もいるのです。

 先日の士幌町でも聞きましたが、収穫されずに畑に残った芋が、このしばれで「凍死」するのです。

 そのまま越冬してしまうと翌春に芽を出してしまうため、畑にとっては困りもの。

 早く雪が積もっても土がしばれないため、農閑期でも畑作農家は畑の手入れに忙しいわけです。

 工業製品とは違う、自然を相手にする仕事だからこそ、現場に見合った支援が強められませんとね。

 さて昨晩は子どもと寝てしまって書けませんでしたが、平和婦人会の総会であいさつ、道原発連の総会(こちらは理事なので最後まで参加)と渡り歩きました。

 1年を振り返る機会も多くなりましたが、本当に激動と言える1年で、自分は何ができたのかと考えてしまいます。

 被災地ボランティア、原発で政策提言に「やらせ」告発、集会に懇談・調査、要請活動などなどで実を結んだものもありますが、まだ残している課題は山積です。

 今年もわずかですが、できる仕事はきちんとやりあげて来年につなげたいと思います。

 【今日の句】 クリスマス そろそろサンタは 悩み出し

2011年12月16日金曜日

事故収束の根拠を示せ

野田首相が会見で「福島第一原発事故は収束」??? どれだけの方が、この言葉を額面通りに受け取るのでしょうか。

 原子炉内の状況が把握されず、今も高い放射能汚染が続いています。

 科学的な判断にもとづくのなら、きちんと根拠となるデータも示すべきではないでしょうか。

 海外への原発売り込みや国内での再稼働推進へ、この「収束宣言」を利用するというのなら絶対に許されない。

 さて今日は、しんぶん赤旗の取材も兼ねて士幌町へ。

 比例候補の紹介記事ということですが、私にとっては参議院選挙前に対談してくれた若き農民(石垣さん)との2年ぶりのご対面。

 どんな対話になったかは赤旗日刊紙(来週には掲載予定だそうです!)をご覧いただくとして、TPPの問題や農家支援でも話がはずみ、共産党がどのような日本をめざすかズバッ!と言ってほしいとの要望も聞きました。

 党の綱領では、農業を基幹的な生産部門と位置づけています。

 北海道だからこそ、示せるビジョンがあるはず!

 それを語り広げることが私の仕事ですので、このブログでもそうですが、もっともっと発信を強めたい。

 真冬日の寒さではありましたが、案内してもらった牛舎は牛の体温でほっこりとしていました。

 めざす北海道のイメージとも重なります。

 利益優先ではなく、持続的・安定的な社会への「成長」を。

 大きな宿題と元気をもらった、士幌町での対談でした!

 【今日の句】 体温が 伝わる政治へ 明日も行く

2011年12月15日木曜日

街頭で、若いお母さんと対話して

それにしても、まだ手袋が見つかりません。どこかに落とした記憶もないし‥‥あきらめて新しいのを買った途端に出てきそうな気がして、イヤだなぁ。

 そんな今日も寒い日でしたが、道労連や就職問題連絡会などのみなさんの宣伝行動に私も参加してきました。

 若者の就職難打開へ、今日は終日、企業要請や宣伝などに取り組んでいるのです。

 その一行動にお邪魔して私もマイクを握り、チラシを配っていると赤ちゃん連れのお母さんから「がんばってください」。

 お礼を言ったら、まだ話が続きました。

 「若い人たちには、本当に政治が目を向けてくれない。

 今度は65歳まで定年が延びるんですよね。

 若い人の仕事がなくなるんじゃないかって、昨日も夫と話していたんです。

 少しは遠慮して、若い人に(仕事が)回ってくるようにしてほしい」

 年金問題の解決も根底にはありますが、仕事を回すようにするなら、過労死寸前まで働かされている職場から仕事が回るようにしたらいい。

 経営に苦しむ中小企業には政府の支援を、不景気でありながら経常利益を上げ続け内部留保を溜め込んでいる大企業では正社員の採用増を。

 そのためのルールづくりを、政府がすべきではないでしょうか。

 このお母さんが、別に高齢者に悪気を持ってるわけではないけど、しかし報道は「働くルール」の問題に踏み込まず、世代間の仕事の奪い合いの論調ばかりなので、そう思ったのでしょう。

 信号待ちの少しの時間なので、きちんと伝わったかわかりませんが、去り際にお母さんは再び「がんばってください」と言って立ち去りました。

 このような対話を、もっと広げないといけないですね。

 【今日の句】 底冷えに 負けない我ら 底力

2011年12月14日水曜日

支援のミカン

ようやく下の子の、洗濯物の手洗いが終わってパソコンに向かえました。

お世話になってる保育園は、紙オムツなど使わず布オムツ→すぐパンツへ!との方針。

それを承知で通ってはいるんですが、さすがに15枚分のパンツとズボンを洗うとなると‥‥手もガサガサになってくるし。

朝に洗濯機を回して、下洗いしたこれらを入れて、急いで干して、私の朝は始まります。

出張なども多いので、できる日には少しでもと思ってやっていますが、日ごろの妻にも感謝です。

 事務所に、全動労争議団の支援で買ったミカンが届けられました。

我が家の冬は、このミカンで年を越します。

今だ雇用問題が未解決な国鉄闘争ですが、政治的な対応も含めて完全決着を!との思いでいっぱいです。

不当差別によって、多くの労働者と家族が苦しめられてきました。

決着の前に、亡くなられた方も少なくない。

粘り強い運動で和解にまで進むことができましたが、その合意を本当に実行させなければ!

【今日の句】 しゃっくりで 吹けば飛ぶよな 粒子かな

2011年12月13日火曜日

手袋が見つからない

    なぜか手袋が見つからず、朝の宣伝が寒かったっ!

    冷たいマイクをハンカチでグルグル巻にしてしのぎましたが、まだ手袋は見つからないのです。う~む‥‥。

    第4回中央委員会総会のパンフが届きましたので、あらためて今日はじっくり学習です。

    こちらには総会での討論も載ってますので、興味のある方はぜひお読みください。

    気がつけば12月も半分近く過ぎてました。

    事務所では年内の諸活動に加え、年始に殺到する行事での行動計画や準備などでも慌ただしくなってきました。

    かく言う私も、まだ出す年賀状の枚数さえ数えていない‥‥。

    年末特有の慌ただしさですが、資金繰りに頭を抱える業者のみなさんのことを考えると、政治が役割を果たせるように頑張らないと。

    【今日の句】 戦闘機 そんなに急いで どこに行く

2011年12月12日月曜日

この子どもたちと家族を守れ

紙智子参議院議員と、社会福祉法人「楡の会」を訪問しました。

 事務所スタッフが施設の方と知り合いになってできた縁で、紙議員も臨時国会を終えたので駆けつけてくれました。

 ここでは重症心身障害児・者を受け入れる通園・通所、生活介護、デイサービスなどに、こどもクリニックが併設されていて、短期入所もおこなっています。

 医療的ケアの必要な児童を受け入れることに加え、医療と福祉のはざまに置かれるなかで苦しむ家族をも支える役割を、同会は担ってきました。

 詳しくは上記リンクからご覧いただきたいのですが、実際に支援の様子を見せてもらい、児・者にとっても保護者にとっても「居場所」であることが伝わってきました。

 重度であるがゆえに、家族の負担も重く孤立しがちになる現実があります。

 制度のはざまにあって、どこに相談してらいいか、という声もよく聞いてきました。

 医療と福祉の切れ目ない発達支援は、多くの方が願っていることですが、施設としてできなかった現実があります。

 一言で言えば、経営が厳しくなること。

 クリニックの短期入所でも、診療所であるがため看護師の配置基準や報酬の点で、現場への負担が大きくなります。

 通園事業や生活介護では、どこの施設もそうですが、自立支援法実施で日額換算に変わって大きな減収(金額は書きませんが、かなり大きいのです)ともなりました。

 もちろん職員の労働・賃金条件にもかかわるし、それは保護者にとっても心配している点です。

 現実に受け皿として必要な施設なのに、法整備や財政支援が追いついていない典型です。

 見学後には、父母会の方々からお話をうかがいました。

 「保護者の負担は大きい。亡くなった方もいる‥‥」と、涙を流されながらの話が続きました。

 参加されたみなさんが、自分の亡き後の子どもたちのことを心配していました。

 これまで抱え込み苦労してきたことが、この施設に来て助けられた、との思いも次々と話されました。

 福祉と言えば財源の問題、と政府はすぐに言いますが、やっぱりそれはあまりに冷たい。

 命を守り支えることを優先に、削ること・やめることなんて、いくらでもあるじゃないですか!

 作るのに急ぐことのないダムや道路なんて、後回しにしたって(やめたって)いいのでは。

 毎年もうけているのに、さらに株や証券でもうける人の減税なんて、もうキッパリやめては。

 繰り返し現場の声を政府に訴えるために、私ももっと頑張らないと!と思った1日でした。

 【今日の句】 新幹線 そんなに急いで どこへ行く

2011年12月11日日曜日

政権後退の意味は消えてなくなった

ようやくの更新です。ご心配おかけしました。

 風邪が長引き大事を取って‥‥と言いつつ、日中は党道委員会総会や春闘共闘学習交流集会へのあいさつに向かったり、夜は大事をさせてもらいました。

 臨時国会は先日終わりましたが、野田政権の財界・アメリカ言いなりぶりと、表面上は対立しているように見えても「民主・自民・公明」3党合意が際立ってきた国会だったのでは。

 政権後退の意味は、完全に消えてなくなったと思います。

 くらし優先へ、財界応援政治の切り替えを!

 アメリカの声より、国民の声を聞く政治に!

 政治の大元から切り替えないと、北海道の未来も希望は見えてきません。

 COP17は、どうやら京都議定書の延長期間などは今後詰めることとし、ひとまず延長となったようです。

 しかし日本は、延長参加を拒否。

 最大排出国の中国・アメリカが参加する枠組み作りは重要ですが、それが実現できないからと言って、京都議定書延長に参加しない理屈にはならないと思います。

 できる国々で協定を結ぶことから、始めるべきです。

 国際競争力を理由に離脱を言い続けてきた財界に、ここでも言うことを聞いたのかと疑いたくなります。

 そう思うと、成長やら利益やらが社会発展の基準となる今の枠組みは、もう限界なのではないでしょうか。

 安定的な持続、各国の互恵関係の尊重、生産過程の社会的ルールづくり。

 新しい社会も見据えて、活動しなければと思います。

 【今日の句】 繰り返す 矛盾が資本を 追い詰める

2011年12月8日木曜日

民主・自民・公明は、また「派遣切り」社会をつくるのか

ようやく今日も、やっと下の子が寝てくれました。寝かせる時間が一番長い‥‥と感じる日々です。

 とは言え人生の長さから見れば、それも一瞬なんですよね。

 さて、急きょ成立かという状況にあった労働者派遣法の改定案が、今国会での成立は断念されたとの記事が出ています。

 不十分だった改定案を、さらに自民・公明の要望を民主党が丸呑みして、完全な「骨抜き」がされてしまっています。

 製造業派遣の原則禁止が削除されたのでは、何のための改定案なのかということです。

 じゅうぶんな内部留保がありながら、一方的な「派遣切り」があったのが3年前。

 企業の社会的責任放棄、非正規社員の増加による貧困家庭の増加、正社員になれず収入の少なさで結婚・出産できない若い世代--様々な問題を生み出してきました。

 一般の中小企業は何とか資金繰りをしたり、社長さん先頭に役員が給料を後回しにしても社員の生活を守るというのに、大企業ばかりが利益を理由に「派遣切り」することの正当性はどこにあるのでしょう。

 そんな国民的批判もあって、民主党政権も派遣労働の原則禁止を掲げて支持を得たはず。

 次々と国民の願いを裏切り「民主・自民・公明」で何でも進めるなんて、ひどいではありませんか。

 来年の通常国会まで持ち越しとなるようですが、もう一度国民的反撃をしなくては。

 3年前は、私も企業への申し入れや街頭宣伝などで、あちこちに足を運びました。

 働くルールが確立してこそ、労働意欲も高まるものだし、家計安定=消費拡大=景気回復の道でもあるはず。

 やっぱり共産党が大きくならないと!

 【今日の句】 約束を 破る与党に 未来なし

2011年12月7日水曜日

北電のストレステスト結果を信用できるか

北海道電力が、泊原発1号機のストレステスト評価結果を保安院に提出したようですね。

福島第一原発事故の教訓もはっきりしない中、ストレステストで本当に安全が担保されるのか、そもそもが疑わしい。

ストレステストはコンピューターによる理論的回答に過ぎません。

設計時に想定した揺れ550ガルの1.86倍で安全性が確認されたとしていますが、震源地の取り方1つで前提は変わってくるとも思います。

早期に再稼動したいと北電は考えているのでしょうが、国民合意という根底が崩れた「やらせ」問題も全容解明されていないなか、根拠の薄い安全性宣言だけで再稼動ということは許されません。

高橋知事がプルサーマル計画の凍結を表明する(した?)報道もありますが、再稼動の露払いではないかとも思えます。

とにもかくにもこんなに疑念が湧くのは、東電や北電の情報隠蔽・情報操作が明らかだからこそ。

安全性より、ひとたび事故が起きれば多大な被害を及ぼす危険性が明らかな原発は、そもそも撤退するのが一番の解決策だと思います。

粉ミルクからセシウムが検出されていますが、実は我が家も同会社の姉妹商品の粉ミルクを新しく買ったばかりで、思わず封を開けないままでいます。

心配しているお父さん・お母さん、いませんか?

原発をなくせるかはよくわからないけど、こんな不安を解消するための行動は何か、と感じている方とも一緒に考えたい。

今日は札幌東区・白石区で4中総報告会。

しっかり「魂」を込めて報告し、率直な意見交換もされました。

明日もがんばるぞ。

【今日の句】 発電が 命がけなら 代えようよ

2011年12月6日火曜日

子どもたちの力を引き出すには

どうやら東京で風邪をもらったみたいで、セキはゴホゴホ、鼻水ズルズル、ちょっと頭もボンヤリ(でも熱はなし)‥‥で、昨晩はブログも更新せずに休ませてもらいました。

 まだ本調子ではありませんが、みなさんも風邪には気をつけてくださいね。

 特に乾燥! 私はホテルの部屋が、暖房で乾いていたのも良くなかったみたい。

 先日の中央委員会総会を受けて、北海道での議論を進めています。

 明日は札幌東区・白石区へ、私が報告者になってお邪魔します。

 党内活動も、候補者として多くの方に会い要求実現と政治変革の活動も、両方がんばります!

 夕方に、娘の通う保育園での「ちょうちん祭」がありました。

 年長さんが毎年つくる手作りの「ちょうちん」とリズムのお披露目をみんなで祝い、お母さんたちによる手作り弁当(300人分以上!)を食すのです。

 「見て見て、私が作ったのよ~!」とドヤ顔の娘を見て、本当に月日の立つ早さを実感。

 2歳で保育園に入ったころは、妻と別れるのがイヤで泣いていた頃は、遠い昔のよう。

 しっかり「子ども時代」を過ごさせてくれる保育園で、本当に良かったと思っています。

 だからこそ、子どもたちを競争に、教育現場を管理に追い込む大阪の教育条例には、本当に心から腹が立ちます。

 学力世界一のフィンランドは、管理どころか教育現場で創意が発揮される職場づくりが優先され、教員も強制ではなく自発的な研修で力を高めています。

 これこそ子どもたちの力を引き出す「教育の条理」だと、私は思います。

 しっかり風邪も治して、また明日もがんばります!

 【今日の句】 独裁は 子も職員も 育たない

2011年12月4日日曜日

第4回中央委員会総会・2日目

 北海道は雪のため、羽田空港に引き返す可能性があるとアナウンスがありましたが無事に今日のうちに札幌に戻ってきました。

 今日は2日目の4中総。

 私からも北海道で果たしている党の役割と、候補としての決意を発言しました。

 各地の発言も聞きましたが、勉強になることも多い。

 特に若い世代や子育て世代の、原発問題で大きく変化している発言が相次ぎました。

 東京ではネットを使ってデモや集会がおこなわれ、党の政策もよく知られていて、交流や共同も進んでいるとのこと。

 被災3県では、県議選の前進で県内政治情勢にも変化が生まれています。

 大阪も、民主主義を守る一点で、これまでにない協力・共同が広がっていることがリアルに紹介されました。

 民主党政権が「政治を変えてほしい」という国民の願いを裏切って、多くの方がどうすれば新しい政治に変えられるか、真剣に考えられていると思います。

 重要な政策課題の「一点共同」を広げながら、大企業の利益優先・アメリカいいなりという2つの異常を抜本的にただしてこそ政治が変わる、党の政策を「生きた形」で伝えていかなければと思います。

 北海道ではTPPをめぐって大きな共同が広がっていますが、さらに踏み込んで北海道の地域経済や未来の進む道なども提案していきたい。

 比例候補として発表されて約2ヶ月ですが、今回の会議でさらに気合いが入った感じです。

 明日から会議も多いのですが、多くの方と新しい政治のあり方を語り合って党議席奪還へがんばるぞ!

 【今日の句】 3日前 こんな雪山 なかったぞ

2011年12月3日土曜日

第4回中央委員会総会・1日目

今日から2日間、4中総。内容はこちらを、ぜひご覧ください。

 候補者紹介で登壇しましたが、それまでの幹部会報告の重みを感じて緊張しながら紹介を受けました。

 国民の「政治を変えて」の願いを裏切った民主党政権のもとで、今こそ展望を語って共産党が大きくならないと!と心底思いました。

 北海道でもTPP参加方針の撤回、原発ゼロの北海道などなど、たくさんの願いが渦巻いています。

 しかし、その願いを「2大政党」が実現できるのか。

 頼れるのは共産党だとの思いが広がっていると、県議選で前進した被災3県の県委員長さんが発言していました。

 論戦はもとよりですが、このような日常から「頼りにされる共産党」へ、私も力を尽くしたい。

 東京に来る前に知人の民主党員から「今度は共産党は伸びるんじゃないの」と言われましたが、やるべきことはいっぱいあります。

 北海道を担当する参議院比例候補として紙智子参議院議員も発表され、会場で「一体で頑張りましょうね」とも話し合いました。

 明日の会議でもしっかり学び議論して、必ず勝利めざしてがんばります!

 【今日の句】 閉塞感 突き抜けるよな 疾走を

2011年12月2日金曜日

東京へ行く前にも道庁へ要請

明日からの党4中総に出席のため、東京に来ています。

 真冬日の北海道に比べれば、東京は暖かい!

 しっかり会議は会議で学び、活動に生かしたいと思います。

 北海道を出る前に、道原発連のみなさんと一緒に道への要請をおこなってきました。

 要請項目は多岐に渡りますが、そもそも原発稼働をやめれば済む話です。

 泊原発で言えばこれから1・2号機再稼働が問われてくるでしょうが、「福島事故の検証なし」「活断層調査と耐震性評価」「やらせによる『道民合意』の正当性」が問われるなか、3.11以前と同じ行政手続きで再稼働はありえません。

 プルサーマル計画の推進も、同様です。

 とにかく道民世論は「原発から撤退」が多数なのですから、その意思を知事が明言すべきです。

 これまでの答弁以上の回答は道からはありませんでしたが、こういう要請の積み重ねが大事!

 1つ1つ前へ進めながら、原発撤退・自然エネルギー中心の北海道へ!

 【今日の句】 沖縄を 知らぬ大臣 情けなし

2011年12月1日木曜日

若い人の意欲と技術が生かされるよう

今日から12月。一気に冷え込んできました。

写真は党道委員会近くの路面。

 すでに滑り止めの砂もまかれてましたが、ご覧のようにツルツルです。

これから4~5ヶ月、雪と氷に閉ざされる北海道。

みなさんもスリップ事故・転倒などには、気をつけてくださいね。

今日から大学3年生の就職活動が解禁となり、依然として就職環境は厳しいままですが、めざす職種へがんばってほしい。

せっかく就職できても、サービス残業・長時間労働で職場を離れざるを得なかった人が多くいることを、先日のSOSネットの相談会でも痛感してきました。

企業側が当面の利益追求に、法律違反があってはならないのは当然です。

短期的な業績評価が求められ、若い人たちを育てる余裕が職場になくなっていることも改善されるべきだと思います。

いわゆる「正社員」の減少が、技術や蓄積の継承に大きな影響を与えてきたことが指摘されて久しい。

そもそも雇用を生み出すための政策的支援が必要で、単なる公共事業の乱発ではなく、自然エネルギー普及や自然・食料・観光という北海道の資源を活かす職種なども応援すべきではないでしょうか。

若い人たちの意欲や技術が生かされる北海道を! 私もがんばります。

 【今日の句】 半年の 寒さも春を 準備をし

2011年11月30日水曜日

まるで日本政府が占領者だ

それにしても沖縄防衛局長の暴言のひどさ! どこの国の役人かと本気で思いました。

 まるで日本政府が占領者のごとき。

 局長の個人的な感覚ではなく、政府の傲慢さの反映ではないでしょうか。

 11/23「どうする?普天間基地問題」で、伊波洋一前宜野湾市長・柳澤協二元官房副長官補のお2人とも、それぞれの立場から普天間基地の撤去の必要性を説いていました。

 普天間基地の歴史と実態は、安全性の向上という運用上の問題ではなく、撤去しかありえない事実を突きつけています。

 また米海兵隊が抑止力と言えるのか、米国の戦略上から見ても疑わしいことも柳澤さんからも指摘されていました。

 アジアの緊張を説くのなら、日本の外交姿勢をどうするかが軸足となるべきで、戦略的互恵関係も含めた外交方針の確立を急ぐべきだと思います。

 沖縄への説得ではなく、他国への説得を、どうして政府は進められないのか。

 外務省や防衛省の官僚組織の問題だけにとどまらず、政治の責任としてとらえて、力を発揮しなければと強く感じます。

 【今日の句】 見えたのは 民の痛みを 知らぬ人

2011年11月29日火曜日

話がはずんだ新年号対談

ほっかい新報の新年号対談で、むかわ町へ足を運びました。

 お相手は鵡川農協・中奥武夫組合長さんです!


 むかわ町は米作りが盛んな町でしたが、転作を機に、町の気候・風土も考えて野菜・花卉・肉牛など複合経営へと切り替えるなかで、売上高も伸ばしている町です。

 地元の北村修町議を介して対談をお願いしたところ、快く引き受けてくださって心から感謝です。

 東日本大震災では、むかわ町にも津波が押し寄せていまして、その時の話から対談は始まりました。

 その後はTPP、世界の食料問題、鵡川農協の努力、後継者対策、国政での農業の位置づけ、大企業本位やアメリカいいなりの政治からの転換‥‥と、ドンドン話が続いていきました。

 詳しくは新年号のお楽しみ!ということに。

 多くを学ばせてもらい、私からも歴史や世界の現状から日本共産党の現状まで話させていただき、率直な対談になりました。

 初対面でしたし年齢も離れてはいますが、すっかり意気投合(と思ったのは私だけ?)です。

 今日お聞きした話を政治に生かすためにも、私もさらに頑張らないと!

  【今日の句】 暴言は 差別と同根 よくわかり

2011年11月28日月曜日

対談準備

福島第一原発の吉田所長さんが、12/1付で病気のために退任すると発表されました。

 病気だそうですが、プライバシーを理由に病名や被ばく線量は公表されていません。

 ネット上などでは、いろんな憶測が流れているようですが、多くの方が心配するのも当然だと思います。

 今月末には、東電は核燃料の状態について発表するとのことですが‥‥不安ばかりが募ります。

 さて今日は、明日の対談の準備に時間を費やしました。

 誰との対談?かは、明日のお楽しみに!

 【今日の句】 テスト前 思い出すよな 猛勉強

2011年11月27日日曜日

民主主義の流れに反するものには、歴史の審判が下される

大阪府知事・市長選挙は「維新」候補の勝利となりました。

 「維新」に投票された方は、社会・政治の閉塞感を打破したいとの思いも強くあったのかもしれません。

 小泉政権や民主党政権もそうでしたが、事実が明らかになれば、その後の変化は劇的なものになることでしょう。

 これだけ「独裁ストップ」の共同が広がり、府民・市民の間にも、投票した人の間にもきっと、その内容と手法には不安や心配を抱えている人もいると思います。

 その中で「維新」が強引に行政を進めるなら、「やっぱり独裁か」と府民・市民の失望や怒りが、必ず増えることとも思います。

 だからこそ、広がった共同を崩さずに、草の根レベルから「独裁」の動きに対抗する対話と運動を強めることが必要だと(北海道の私の勝手な思いですが)痛感します。

 国政進出するのかどうか疑問ですが、一地方自治体の問題でなく、日本全体の民主主義にかかわる問題として重く受け止めたい。

 しかし、どんな政治的潮流であれ、民主主義の流れに反していれば、必ず歴史の審判は下るはず。

 その審判を早める活動に、私も力を尽くしてがんばります!

 【今日の句】 止めるのは 草の根の声 民の声

2011年11月26日土曜日

やっぱり原発なくすべき

道医労連「労働学校」の講師として、会場の定山渓に行きました。

 少しずつ見えてくる雪の道。

 定山渓を超えて中山峠は、きっと冬本番なんだろうなぁと思いながら会場に到着しました。

 せっかく来たのでまずは温泉に‥‥となるはずもなく、急いで会場に向かい「原発のない北海道をめざして」との内容で話をしました。

 そもそもの原発の出発点、泊原発稼働時の道民投票をめぐる知事や各党の主張、今の泊原発の問題点、自然エネルギーの普及など打開の展望など、時間が足りないほど盛りだくさんの内容で話をさせてもらいました。

 福島に徐染に行かれた男性からは「政府が責任を持たない姿勢は許されない」と厳しい意見。

 「自主避難してきた子どもたちへ、医療などの責任を政治が果たしてほしい」との要望もありました。
 国政はもちろん、身近なところでの活動も強めなきゃ。

 昼には原発問題全道連絡会で宣伝し、署名のお願いもしましたが、様々な声を行政にきちんと届けないと。

 「やらせ」に関与し電力業界を後押しする政治ではなく、国民を守り後押しする政治でこそ!

 【今日の句】 独裁は 笑いの街に 似合わない

2011年11月25日金曜日

これで「やらせ」は全容解明したか

今日から第4回定例道議会。真下紀子道議と、これまた定例の朝宣伝をおこないました。

 今回の道議会でも大きく問われるのが「やらせ」問題。

 道の第三者検証委員会で、道の関与は認定されましたが「組織的関与」は認められませんでした。

 同時に、元課長の発言をめぐる検証にはあいまいさが残りました。

 政府・エネ庁の「やらせ」指示は、すでに国で認められていて、元課長の発言の影響力も過小評価はできないと思います。

 道の政策決定に影響はしなかったとの検証ですが、プルサーマル計画の「道民合意」は前提が崩れていることには変わりはないわけで、そうである以上はプルサーマル計画の凍結・撤回が筋だとも思います。

 そして、北電の「やらせ」は2008年だけでなく2000年にもあったわけで、これらの年も含めた全容解明は文字通りこれからです。

 いずれにしても、世論調査で見れば「原発から撤退」は道民の多数意見。

 これを機に、不透明な原子力行政は大元から切り替えることが必要ではないでしょうか。

 昼にはSOSネットの街頭相談活動に、私も足を運びました。

 労働相談コーナーで話をうかがいましたが、法律や行政の仕組みがわからず「泣き寝入り」している人はもっといるはずだ、というのが実感です。

 相談に来られた方にも、労働基準監督署へ掛け合った方もいましたが、それなりの行動を取るにはパワーも必要。

 そもそもは法律に反する労働条件で働かせる企業・使用者側の問題でして、真面目に働きながら「泣き寝入り」させられることは、あってはならないこと。

 法律の問題もありますが、労基署職員が少なくて手が回らないという実態もあり、こういうところには人手を厚くすべきだと思います。

 国民の立場に立って政治がやるべきことは、まだまだあると痛感させられます。

 もし生活・仕事のことで困っていることがあれば、遠慮なく日本共産党にも相談してください!

 【今日の句】 首相には 庶民の痛み 通じるか

2011年11月24日木曜日

社会保障抑制路線は、自民党時代と同じ

報道を見ると、民主党のPTで年金支給年齢引き上げは延期の要望とか、行政刷新会議では医療の診療報酬引き下げとか、議論がバラバラと進められているように思います。

 それらにしても「国民の反発が大きい」から延期とか、「医療の効率化のため」には報酬引き下げだなど、社会保障の理念とは違う理由ばかりからの議論です。

 そもそも「社会保障と税の一体改革」とは、これまでの社会保障の「考え方」を大元から変えようというもの。

 方針を読むと、まずは「自助」や「助け合い」が基本で、国が保障の責任を負うのは本当の困窮者だけなのだと。

 社会保障というのは、富の再分配にもとづき「誰もが社会的な生活を営む権利」を保障するもの。

 それが憲法25条であり、国際機関での理念だと思うのです。 

 しかも問題は、その保障給付も全額消費税でまかなう方針だということ。

 保障給付の引き上げには、消費税増税しかないですよ。

 消費税増税がいやなら、保障給付は下がっても仕方ないですよ。

 というような悪魔の選択を国民に迫るのが「一体改革」の、本質の1つです。

 消費税廃止各界連で昼の宣伝に取り組み、総会でもあいさつして、このような大問題のある「一体改革」はやめさせようとあいさつしました。

 必要な財源は、証券優遇税制の見直しや、不要不急の公共事業はじめ税金の使い方の見直しでつくれます。

 このような社会保障抑制策は、小泉「構造改革」路線の復活でしかありません。

 民主党は、なぜ国民が自民党政治からの転換を望んだのか、もう忘れたのでしょうか。

 合間に女性後援会のみなさん+紙谷きょうへいさん(南区)とも宣伝し、忙しく駆け回った1日でした。

 【今日の句】 上からの 目線が理念 ゆがめたり

2011年11月23日水曜日

「原発なくそう」3000人!

 「とめよう! なくそう! 原発 11.23道民集会」は参加者3,000人!

 右写真の真ん中くらいに私がいますが、わかりますか??

 私の記憶が間違いでなければ、福島第一原発事故以来、原発からの撤退を求める道内の集会では最高規模の参加数。

 オープニングの「潮太鼓」から始まり、主催者あいさつの後に来賓として日本共産党からは紙智子参議院議員があいさつしました。

 会場が心一つになったのが、福島県農民連・亀田会長さんのあいさつ。

 せっかく作った米も柿も出荷できない、農家として一番つらい事実。

 「農民に何の責任があるのか。東電は全面賠償を」との訴えに、いっせいに会場から「そうだ!」の声があがりました。

 その後のデモ行進でも、アピールする声は普段より大きかったように思います。
それだけみなさん、訴えたいし変えたいという強い気持ちなんだとわかりました。

 デモ行進の終点地点では、紙智子参議院議員・党札幌市議団といっしょに私も連帯の宣伝。

 少し日が出ていたとは言え、2時間近く立ちっぱなしなので体も冷えてきます。


 それでも、これだけ熱い「原発なくそう」の声! がんばらなくっちゃ。

 集会後にはシンポジウム「どうする?普天間基地問題」に足を運び、伊波洋一・前宜野湾市長と柳澤協二・元官房副長官補のお2人の話に耳を傾けました。

 お2人の調査や経験など、どれもが圧巻のお話でした。

 政治哲学や戦略性を持ち、対等にアメリカとも議論する政治への転換が必要です。

 今の民主党政権に、それを期待することもできません。

 もっと私達も広い意味で力をつけて、外交姿勢の転換もめざしたい。

 多くの刺激を受けた1日でした。

 【今日の句】 あいまいが やらせ疑惑を また深く

「原発なくそう」道民集会へ!

息子を寝かせながら、昨晩は私も一緒に眠ってしまいました。

昨日の分まで朝のうちにと思っていたら、また息子が泣き出して‥‥妻と手分けしてミルクを作ったり飲ませたり‥‥やっと寝たかと思えば洗濯・身支度の時間‥‥時間が足りない (;_;)

とにかく今日は「とめよう! なくそう! 原発 11.23 道民集会」です!

午前11時~札幌大通西8丁目が会場。

日本共産党からは紙智子参議院議員が、来賓としてあいさつします。

もちろん私も一参加者として会場に行きますので、見かけたら声をかけてくださいね。

一緒に「原発なくそう」と、道民の「力」をアピールしましょう!

 【今日の句】 出し気づく 交換時期の 冬タイヤ

2011年11月21日月曜日

雪の岩見沢で学習会

党南空知地区委員会・議員研修会の講義で、昨日に続いて岩見沢市に行きました。

 昨日は雨で、今日は雪!

 写真は駅に向かって帰る時ですが、夕方ですでに-3℃。

 この時はまだ岩見沢市はサラッとした降り方でしたが、美唄市は「車で行けないかも」と思えるほどの雪だったそうです。

 さて講義というのは、原発問題と「党勢拡大の大運動」についてでした。

 じゅうぶんな準備もできずに迎えた当日でしたが、議員さんの普段の問題意識も交流されて、私も多くのことを学びました。

 自然エネルギー普及、住宅リフォームによる仕事おこしなど、各自治体での奮闘も聞きました。

 よく「共産党の議員は勉強している」と、どこの町でも言われます。

 議員は名誉職ではないんですから、それが当たり前。

 こういう議論と勉強会をするたびに、もっと党議員が増えれば‥‥と思います。

 もちろん国政でも! そのために、私も現場に足を運び、もっと学ぶこともしていかなきゃ。

 さて、「とめよう! なくそう! 原発 11.23 道民集会」が、いよいよ明後日になりました。

 午前11時開会、場所は札幌大通西8丁目です!

 【今日の句】 ストーブの 前を争奪 雪の朝

2011年11月20日日曜日

後援会のみなさんに励まされ

 今日は全道党後援会の総会・学習があり、私もあいさつ。

 さっそく「のどを潤して」とお茶の差し入れもいただき、本当にありがたい。

 このように全道で支えて下さる後援会があるからこそ、の共産党。

 代表の猪狩さんが、議席奪還に「何が何でも」という言葉を3回も使ったように、本当に今度こそ議席奪還!という思いが1つになった会でした。

 あいさつの後、急いで車に飛び乗り岩見沢市へ。

 ここでは岩見沢東支部・後援会による「つどい」でした。

 上田久司市議が気仙沼市ボランティア報告をされ、私からは原発やTPPで党の考えを話しました。

 参加者の中には、労働組合に入ってたたかっているという方など、初めて共産党の話を聞きにきたという方も多かったよう。

 草の根で、このように新しい政治を語り合う場がたくさんつくられれば、必ず政治は変わるはず!

 福島県議選は現有3→5議席へ前進の模様! すごい!

 【今日の句】 東電に モノ言う議席 ここにあり

2011年11月19日土曜日

自然の凄まじさに、政治は何をなすべきか

昨日は寒い日かと思えば、今日は強い雨。少し積もっていた雪も、札幌は全部とけてしまいましたね。

 徳之島の竜巻被害をニュースで見て、佐呂間町の竜巻を思い出しました。

 ちょうど先日、5周年を迎えたばかりだったはず。

 翌日現場に行きましたが、跡形もなく壊されつくされ、10kmほど離れた場所にまで確か畳が見つかったほどの凄まじさ。

 佐呂間でもそうでしたが徳之島でも亡くなられた方がいて、心からお悔やみを申し上げます。

 東日本大震災、集中豪雨・大雨、そして竜巻と、今年は自然の力の凄まじさを目の当たりにしてきました。

 防災・減災を重視する町が増えてきていますが、肝心の国がどうも良くない。

 こういう時にTPPどころではない。

 復興の議論に、水を差すというか邪魔になるだけではないでしょうか。

 防ぎきれない自然災害がある分、その補償や復興の仕組みを急いで築くこと。

 そして災害を拡大する原発は、撤退の道に進むこと。

 眠い目をこすりながら、今日はもうちょっと勉強です。

 【今日の句】 被災地に 追い討ちかける TPP

2011年11月18日金曜日

レッド・パージ犠牲者の名誉回復・損害賠償を

  寒くなってきましたね。8ヶ月の息子の夜泣きで起きて、あやす時にヒンヤリと‥‥風邪をひかせないように気をつけないと。

  さて今日は打ち合わせの後、北海道レッド・パージ問題懇話会の役員会(私はその一人なのです)に参加。

  1949~1950年にアメリカ占領軍の指揮のもと、日本共産党員や支持者、労働組合活動家らが「企業の破壊者」などと烙印を押されて、職場などから追放されました。

  その数、実に4万人以上。

  戦後の民主主義国・日本になって、こんな事実が起きたこと自体が異常ですが、犠牲者と家族の損害は計り知れないものです。

  このような反共差別は、ずっと民間大企業職場を中心におこなわれてきました。

  日本弁護士連合会は、憲法やポツダム宣言などを踏みにじった人権侵害行為だと、犠牲者の名誉回復や補償を含む救済措置を求めて、勧告を出しています。

  さまざまな考えを持つ弁護士が集まる日弁連でも、このように勧告を出している意義はきわめて大きい。

  しかし日本政府は、まったく反省も救済策も示さないできたわけです。

  今日の会議でも、宣伝資材にDVD作成とか、わかりやすい署名用紙の工夫とか、時間をかけて話し合いました。

  イタリアでは国がレッド・パージの誤りを認め、犠牲者の年金欠如分を補償しています。

  スペインでは、独裁政治の反省として犠牲者や遺族に年金・賠償金が交付されています。

  補償はもちろんですが、ひどい差別を与えた人権侵害を政府が認め、名誉が回復されなければ!

  このような歴史の上に私たちの今の活動があることを、あらためて痛感する1日でした。

  【今日の句】 西の地で 独裁止める 熱き日々

2011年11月17日木曜日

困った時の共産党

目が覚めると外は雪景色! いよいよ冬が本格的に始まりますね。

 明日は気温が上がるようですが、これから雪と寒さとの半年間‥‥冬は嫌いではありませんが、雪ハネがつらい‥‥。

 さて今日は、打ち合わせなどのほか、事務所がかかわってきた携帯電話の鉄塔建設をめぐる問題で解決があったので、ごあいさつにも伺いました。

 あらためて調べると、全国的にも電磁波による体調不良などの例が多いんです。

 国の基準では人体に影響がないとされていますが、系統的に研究・調査が必要です。

 今回は私達のところに相談に来られ、情報も伝えて解決に至りましたが、原因もわからず苦しんでいる人もきっといるはず。

 生活や仕事のことで相談に来られる方も、もちろん少なくありません。

 困ったことがあれば共産党に相談してみる、と思われるような日ごろの活動も力を入れたい。

 遠慮なく、お近くの共産党事務所にお寄りくださいね。

 【今日の句】 首相から 相談持ちかけ られてもなぁ

2011年11月16日水曜日

原発問題で副大臣への要請

 今日は経産省へ、原発問題での要請です。牧野聖修副大臣が対応していただきました。

 党からは大門実紀史・紙智子の両参議院議員、真下紀子道議、古岡ともや道議予定候補(函館市)に私。

 項目は大きく言って、①道民合意なきプルサーマル計画の撤回、②泊原発周辺の活断層調査に国が責任を持つこと、③大間原発の建設中止、④幌延深地層研究所に核廃棄物などを持ち込ませないこと、です。

 牧野副大臣からは「(要請の主旨は)承りました」とのことでしたが、立地・周辺の自治体はじめ道民からは北電の出す情報が信頼されていない、だからこそ国が責任を持った対応を、と私から重ねて求めました。

 わずかな時間でしたが、真下道議・古岡さんからも訴え、両議員からも力を込めた話に緊張感ある要請となりました。

 九州では15,000人もの集会が開かれたそうですが、やっぱり国民の世論で迫っていくのが一番だと今日の要請でも痛感しました。

 北海道は「とめよう! なくそう! 原発 11.23道民集会」があります(午前11時~、札幌大通西8丁目)。

 「やらせ」が判明した九州と北海道で、南と北から「原発から撤退」の大きな声に!

 私も参加しますので、ぜひみなさんも一緒に参加しましょう!

 【今日の句】 やっぱりと 言うべく総理の あいまいさ

2011年11月15日火曜日

国民の世論こそ、やっぱり政治を動かす道

 紙智子参議院議員に立ち会ってもらい、各省との交渉を1日ビッシリとおこないました。

 要請項目も多く、前進回答も不十分回答もありましたが、今日の中身を北海道に戻って伝えたい。

 実態の認識がなかったという課題もありましたし、平行線で変更の気もなしというトンデモナイ回答もありました。


 同時に、各地の運動が反映して、財源上の問題はありながら、官僚の方でも何とか打開したいと願っている課題もあります。

 論戦で納得してもらうというのはもちろんありますが、やっぱり道民・国民の声=運動の盛り上がりも政治を動かす大きな要素だということも痛感しました。
 
 だから泣き寝入りはしてはダメ! 遠慮なく「おかしい」ものは「おかしい」と声を上げること!

 明日まで東京に残り、経産省へ原発問題で政務三役のどなたかに要請する予定です。

 【今日の句】 今頃は 雪の月夜の 北海道

2011年11月14日月曜日

東京は暖かいですよ

この時期に毎年おこなう、対政府交渉で東京へ来ています。

 今日は事前の打ち合わせのみで、これから明日の準備にまた資料を読み込みます。

 東京に来て驚いたのは、暑い!(大げさですが)

 まだクールビズでいいんじゃないか、と北海道の私には感じられるほどなんですよ。

 何年か前の政府交渉で、灯油が値上がりし北海道は困っているとの要望を訴えたことがあります。

 その時も北海道はとっくに初雪・氷点下だったのに、東京ではタクシーに乗ったら暑くて窓を開けていたほどで、冷たい答弁をする経産省職員に「北海道は、もう冬なんだ!」と怒りながら訴えたことを思い出しました。

 季節の問題でなく、実際に生活する人の身になって想像力を働かせられるか、ということだと思うんです。

 机上の理屈だけではない、現場の声をもとにした交渉へ、明日は頑張ります!

 今日の句】 表明は 外国ばかりの 首相かな

2011年11月13日日曜日

宮城県議選で前進!

宮城県議選は、日本共産党は2→4議席で前進です!

 私の出生地・石巻市で三浦さん初議席に、塩釜市では天下さんが党議席奪還!

 本当に党へ期待の声が高まっているんだと、強く実感しました。

 県議会でのこれからの活躍、期待しています! 

 今日は民青同盟班代表者会議であいさうつ、昼にはTPP反対宣伝(青年の反応が良かった!)、午後には札幌白石区・東札幌後援会で「原発を考えるつどい」に参加。

 けっこう忙しかったけど、どこも集中して話を聞いてくれている様子がわかり、マイク握る手にも力がギュッとこもります。

 東札幌では、党地区委員会に後援会の方が寄付(!)してくださったという線量計がお目見え。

 もちろん驚くような数値は出ませんでしたが、日常的に測定して変化を確認しておくことって大事ですよね。

 こういう学習会も各地で開かれていけば、必ず原発撤退のうねりは広がるはず。

 「とめよう! なくそう! 原発 11.23道民集会」も迫ってきました(午前11時~札幌・大通西8丁目)。

 もちろん私も参加します。みなさんも誘い合ってぜひ!

 【今日の句】 寄せられた 期待の重さ 北の地も

2011年11月12日土曜日

若い彼らに祝福を

 午前は党道委員会に勤める2人の結婚式! 写真から伝わる、この幸せ感!

 教会でバージンロードを歩く「父と娘」を見て、自分の娘のことを思ってしまい目頭が‥‥まだ6歳なのに。

 こういう場面にグッとくるなんて、何年か前にはなかったような。

 とにかく未来ある2人に、幸あれ!

 急いで札幌駅に向かって特急に乗り、旭川市の演説会へ向かいました。

 会場は600席が準備されたとのことですが、ほとんどいっぱい!

 旭川はもちろん比布町・東川町からも来られていて、話も集中して聞いてくださいました。

 小松晃市議団長から旭川市政、私は候補としての決意、真下紀子道議は北電「やらせ」問題を中心とした道政、そして紙智子参議院議員がTPP問題はじめ国政について。

 ちょうどTPP参加表明した翌日だけに、この問題での紙さんの話を真剣に聞いてくださっていました。

 終わった後には若い人たちとの懇談もあり、仕事のことで多くの要望も。

 「働く」という身近な問題で、何とか希望が見えるようにしていきたい。

 結婚した2人にも、悩みを抱える青年たちにも、未来が見えてくるような政治こそ!

 【今日の句】 民主党 派遣見直し どこ行った

2011年11月11日金曜日

今度は「TPP参加」撤退の運動を!

野田首相の会見を文書で起こしているのも読みましたが、何を言いたいのかわからない。

 というか、わざとあいまいにしているのではないかと勘ぐりたくなります。

 TPP交渉参加へ。

 民主党内では「事前協議」の記者会見で受け取っている議員もいるようですが、すでにキッシンジャー元米国務長官と会談して、TPP参加方針を伝えたと報じられています。

 記者会見では、今日の国会で出された問題点に答えてなし。

 残念なことに、報道記者からもTPPの問題点を突く質問がまったくありませんでした。

 この数日「朝日」「毎日」「読売」いずれもTPP推進の社説ばかりで、私は腹立たしく読んでいました。

 とにもかくにも参加表明はされましたが、撤回に向けて頑張りぬくのみ!

 今日は朝・昼と街頭宣伝をおこないましたが、関心と反対は広まっていると日々実感です!

  【今日の句】 向かう先 国民でなく 米国か