2011年1月12日水曜日

国はB型肝炎問題の責任を

 札幌地裁が、B型肝炎訴訟の和解案を示しました。

 未発症キャリアーに対する救済内容はじゅうぶんではないが、、「今後仮に発症した場合の救済が確保されているうえ、若干の和解金と検査ごとの交通費などを加算し、その実効性を担保しようとしていること」「母子手帳や接種台帳や接種痕がない被害者についても救済の道が開かれたことからすると、被害者全員救済につながる」点で、一定の評価ができると全国原告団の弁護団。

 原告の方からは「複雑な気持ち」などが表明され、あらためて国が責任を果たすよう求める声があがっています。

 先日もB型肝炎訴訟の経過を学べる機会があり、誰にでも起こりうる問題であり、国は責任を認めるべき問題であることを再確認しました。

 何年も何年も、訴え続けている患者・原告団。

 自分1人だけのことじゃない、と訴え続けている原告の声を、国はどう受けてめているのか。

 朝のラジオで、某新聞社のコメンテーターが補償金が膨れ上がるのではと述べてましたが、いったい誰のためのマスコミなのか。見識を疑います。

 間違いも認めず、国民の人生を奪っていく国であっていいのでしょうか。

 それをマスコミが、認めていいのでしょうか。

 【今日の句】 聞く耳を 持たない首相と 垣間見る

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