2011年1月26日水曜日

保育の市場化は、保護者の願いではない

 国会開会で、菅首相の掲げるTPP推進や「税と社会保障の一体改革」は論戦の重要テーマですが、今国会への法案提出がねらわれている別の大問題もあります。

 幼保一体化!

 詳しくはこちらを参照していただきたいのですが、つまりは保育の公的責任が放棄されて「市場化」するということです。

 「待機児童」の多さを理由に、条件緩和と市場化をすすめようとする民主党政権。

 公的責任がなくなるということは、保護者に責任が移されることになります。

 お金は渡すので自分で探してください、ということです。

 別の言い方をすれば、お金のあるなしで保育の質も左右されてしまうということです。

 これが「子ども第一」なのでしょうか。

 貧困と格差が広がるなかで、その是正こそ「政権交代」に込められていたのではないでしょうか。

 書いてるうちに腹が立ってくるような (^^;;) 感じなので、本当に期待を込めて民主党に投票した方は、やっぱり怒りは大きいのだと思います。

 もう大型開発や企業活動優遇ではなく、社会の持続的発展や生活環境保持で家計安定=内需応援の政策に切り替える時だと、あらためて強く思います。

 【今日の句】 前に見た 市場万能 逆戻り

 ※作業のミスで、昨晩にアップされていませんでした。

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