2011年2月12日土曜日

菅首相こそ、目を開いて農業を見るべきだ

 エジプトの政権移行劇には、本当に驚くばかりですね。チュニジアも含めて、今後の中東諸国には注視が必要だと感じます。

 さて、今日は「日本の食と農業を考える会」主催(共済:アグリ企画)の「日本の食と農業を考えるフォーラム」に参加しました。

 お話をされたのは、作家の小檜山博さんと、岩見沢市北村の農家・富沢修一さん。

 詳細を書いたら何十行にもなってしまいますが、一言で言えば「農と食の現場」を、もっと国民的に広げ知ってもらう場をつくっていかなければ、と強く感じました。

 焦点となっているTPPで言えば、本質は「アメリカの要求を丸飲み」だということも、政府自身の報告書でも明らかになってきました。

 私の父の実家ではお米をつくっていて(昨年も新米を送ってもらいました)、その苦労ややりがいとは別次元の経済効率一辺倒でいいのか、ということも問われなければならないと思います。

 菅首相は「日本が閉ざされている」と言いますが、農業の実態が頭に入っていない首相の頭の中こそ閉ざされたものではないか、と。

 農業=食料は、私たちの命の源です。

 そこに無頓着な政治で、いいのでしょうか。

 大雪でハウスが壊れ、異常気象でじゅうぶんな農作物ができず、それでも「やりがい」を持って生産に励む農家に密着した政治へと、やっぱり変えなければいけないと痛感した1日でもありました。

 【今日の句】 見通しが どれも立たない 首相かな

2 件のコメント:

  1. こんにちは(^0^)/ お久しぶりです(^0^)/ 
    2月8日付の日航解雇問題について、身につまされる思いで拝見しておりました。
    私も、旧国鉄を退職後、色々な民間企業を渡り歩きましたが、その中で突然の解雇というのも何度か経験しました。
    法的に争う手段はあることは知っていましたが、実際には中小企業だと、解雇通知が来たところで、もうその職場に留まりたいとは思わなくなるのが実情でした。
    労働者の団結がないと、本当にこのようなことは当たり前に起きるものです。
    民衆の一人一人が孤独に陥らないような知恵と協力が必要とされています。
    毎日のブログ更新は大変でしょうが、いつもコメントを楽しみにしております。
    くれぐれもお身体お大事にm(_ _)m

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  2.  まゆゆさん、コメントありがとうございます!
     そうなんですよね、職場(だけではありませんが)でたたかうとことは、孤立とのたたかいでもあるんですよね。みんなで団結して励ましあってこそ、変化はつくれるものだと思います。団結の大切さを教えてくれたのが、国鉄闘争の23年だと思います。
     私ができることはわずかかもしれませんが、それでも何かのお役に立てるなら‥‥という気持ちです。
     まゆゆさんも、お身体をお大事になさってください、

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