2011年5月5日木曜日

子どもの言葉に耳を傾けよう

 子どもの日を迎えるたびに、どの子も人間らしく成長できる環境を--と書いてきましたが、今年ほど、その思いが強い年もありません。

 東日本大震災。

 もう何度となくブログでも書いてきた言葉ですが、この6文字にどれだけ多くの人生が翻弄(ほんろう)されたか。

 そして、これから未来に生きる子どもたちから、日常生活までも奪ってしまいました。

 希望ある未来へ、子どもたちの言葉にも耳を傾け、一緒に社会をつくる決意を固める日でもあってほしい。

 昨年6月、国連子どもの権利委員会からの、日本への懸念--

 「子どもを権利を持った人間として尊重しない伝統的な見方が、子どもの意見に対する考慮を著しく制約している」

 特に日本政府が、重く受け止めてほしい、と切に思います。

 【今日の句】 天下る お金を子どもへ 復興へ

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