2011年6月12日日曜日

意見が相次いだ懇談会

 先日書きましたように、今日は紙智子・大門実紀史の両参議院議員と岩内町へ向かいました。

 少し早めに現地に向かい、とまりん館(泊原発PR館)も見学しました。

 福島事故を受けた後だけに、昨年来た時よりも中身を身近に感じます。

 他にも見学者がいて「この5重の壁が、役に立たなかったんだよなぁ」との会話も聞こえます。

 関心・心配、いろんな思いを持って見学されているんですよね。

 岩内町の港から原発を見て、懇談会会場へ。

 初めに大門議員から経過が話され、その後の懇談は止まることなく意見が相次ぎます。

 福島事故の収束の見通し。

 泊原発の安全性。

 政府や東京電力の情報が遅いこと、正確でないこと。

 周辺4町村以外の、30km圏内の町村には情報が来ないこと。

 補助金を受け続けた、町(民)としての悩み。

 原発関連労働者も多く、本音で話しにくい環境。

 仮に原発をなくした後の、産業や雇用はどうしたらいいのか。

 出される1つ1つの話が、真剣な内容を持って迫ってきます。

 紙議員が最後のまとめをした後、原発関連で働いているという方も話に来てくれました。

 国会の動向次第ですが、両議員とも原発構内調査へ、近いうちに来たいと話していました。

 国策のもと、様々な矛盾も抱えたきた原発の歴史。

 物理的に原発をなくすだけでなく、周辺的な課題も解決する政治的努力が必要であることも痛感しました。

 やっぱり現地に足を運び、関係する方々の声を聞くところから解決が始まるということを感じた1日でもありました。

 【今日の句】 国策が 抱え込ませた 矛盾かな

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