2011年11月7日月曜日

この転地演習に大義はあるか

 すでに新聞・テレビで報じられていますが、陸上自衛隊第7師団が大分県での演習に参加するため、90式戦車などが昨晩21時から公道を自走して移動をおこないました。

 安保破棄北海道実行委員会、千歳平和委員会などのみなさんと抗議行動。

 とはいえ民家そばの夜の公道を通るので、私達は拡声器など使わずの行動です。


 写真でわかりますか、この大きさ!

 私達のまわりでの測定では、最大96dbでした。

 そもそも今回の移動は、①西部方面隊との訓練、②長距離移動の向上、が理由とされます。

 日本本土に上陸・侵略を想定しての演習でしょうが、その想定自体が現実的なのでしょうか。

 仮に転地演習をするとしても、分解してトレーラーで運ぶのが基本とされるのに、なぜ公道走行なのか。

 住民に「慣れ」を強要し、既成事実化することが目的なのでしょうか。

 こういうことが当然となれば、必ず内部からの要求はエスカレートしていきます。

 軍の暴走に歯止めをかけられなかった戦前の反省から、文民統制があり、憲法9条があります。

 寒いなかで約2時間立ちっぱなしでしたが、このような抗議・監視行動が一定の歯止めとなってきたわけで、そう思えば寒さも何のその。

 しかし帰宅したら日が変わっていて、今日の昼は睡魔とのたたかい‥‥宣伝準備や打ち合わせの1日でした。

 【今日の句】 その燃料 被災地まわした 方が良し

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