2011年3月12日土曜日

ただただ無事を祈るのみ

 大地震のことについては、私から多くを語るまでもなく‥‥驚くばかりで、現地で何かの力になれないことをもどかしく思います。

 私事ですが、両親と2人の妹夫婦、多くの親戚が宮城県石巻市・仙台市などにいます。

 作日4時ころ、父とは携帯がつながり「職場を出て母の仕事場に向かう」途中でした。

 上の妹は、保育士として子どもを連れて避難しているらしく「高台にいるけど1階まで水が来てる」状況でした。

 その後は誰とも連絡が取れない状況ですが、ネットなど見ると石巻はずいぶんつながりにくい状況のようですね。

 テレビで見える範囲でですが、どうやら我が家も跡形もなく流された地域に入っているかも。

 心配は尽きませんが、身内のことだけでなく、ただただ被災者の無事を祈るのみです。

 東北・関東に、みなさんのお知り合いや親戚などもいらっしゃるのでは。

 耐えて頑張っている被災者に、気持ちだけでも何とか届けたいと切に思います。

2011年3月10日木曜日

富良野市で演説会

 先ほど富良野から、自宅に戻ってきました。夜の寒さが、こたえます。

 今日は富良野市での演説会。

 ご存知のように富良野市は北海道の「へそ」でして、文字通り北海道のど真ん中で政治変革を訴える!ということになります。

 4月の市議会議員選挙には、新人の泉のりとしさんが立候補を予定しています。34歳!

 実は泉さんとは、党の専従者学校で同時期に受講していた「同じ釜の飯を食った仲」なのです(‥‥と泉さんから教えられました)。

 泉さんは茨城県で党の仕事もされ、生まれた地の北海道に帰郷して立候補した、という経過なのです。

 部屋やグループが違っていたので直接の交流はなかったのですが、このように「仲間」の新しい挑戦には、私も励まされます。

 非正規・期間雇用で苦しむ、青年の実態を切々と訴えた泉さん。

 私からも、何としても市議会へ!と、国政転換と合わせて訴えました。

 時間があれば富良野名物・オムカレーでも食べたいなぁ‥‥と思いましたが、時間の都合もありかなわず。

 残念! またの機会にします。

 【今日の句】 力入れ ヘソから声出し 明日変える

2011年3月9日水曜日

軽度者はずしの介護保険改定案

 こちらにあるように、政府が介護保険の改定を準備しています。

 今回の改定案も、軽度者を保険から外す方針が明確です。

 介護保険料を納め続けてきたのに、必要になった時には使えない--何のための介護保険かと、強い疑問や批判の声が上がってきました。

 国庫負担が減らされたことや、国の指導に従って多くの地方自治体でも軽減負担柵は取られませんでした。

 その結果、一定の「貯金」ができて保険料を下げる自治体もありますが、願っている「安心の介護」には遠い状況にあります。

 実態に応じて「軽度」「重度」と分けられますが、軽いか重いかではなく、お1人お1人の生きる尊厳にかかわる問題と思います。

 先日、山下芳生参議院議員が介護問題を取り上げ(こちら)、特養ホーム建設に国有地を使うことなども提案しましたが、介護の安心のために政治が心を砕くべきではないでしょうか。

 【今日の句】 目論見が 砕かれ続けの 首相かな

2011年3月8日火曜日

どうして政府は抗議もできないのか

 夕方にニュースを見たら、沖縄県の高校入試の風景。

 保護者が一緒に学校まで行き、昼の弁当を受験生と一緒に庭などで食べられるだとか。

 知り合い・友人も入り混じって、そこだけ見れば受験とは思えない感じなんですよ。

 受験生も「家族と昼食を取れて、安心できます」と答えてましたが、確かにこの方が力を発揮できるかもしれませんね。

 そんな沖縄に、あまりにもひどい暴言!(こちら

 まるっきり支配者の発言では、ないですか。

 どうして政府は、抗議の一言もできないのか。

 菅首相が置き換えて言われたとしたら、すぐ「イラ菅」どころか怒りまくるはずですよ。

 相手がどの国であっても、国民を侮蔑する発言には断固とした立場と行動を取るべきです。

 いろいろな辞任劇もひどいですが、本当にこの政治姿勢も情けない。

 怒りが収まらないのは、沖縄の人だけではないはずです。

 【今日の句】 逆ならば きっとアメリカ 猛抗議

2011年3月7日月曜日

国民の苦しみに応える政治に

 前原外相の辞任で政局がらみの報道が盛んですが、大事なことは「辞任で幕引き」でなく真相の解明だと思います。

 結局、これまでも説明責任が果たされてこなかった民主党の「政治とカネ」問題。

 国会への招致などにも、消極的なままでは「クリーン」と言えないのは当然です。

 国民の怒りももちろん広がっていますが、その大元は「国民の苦しみ」に応えようとしないからでは。

 少ない収入や年金なのに、保険料はたくさん取られて、苦しくて少し払えなくなると強権的な取立て。

 どんな条件でもと一生懸命に働いたのに、正当な理由もなく職場を追い出される。

 「介護の社会化」「子育ては社会全体で」と言いながら、特養ホームも保育園も、いつ入れるかわからないほどの順番待ち。

 TPPやら消費税増税やらで、この国民の苦しみは解決するのでしょうか。

 苦難に応える政治の姿勢が、まずは問われているのでは。

 もちろん私自身や党の活動でも、同じことが問われているのではないかと気を引き締めています。

 今日も会議やビラ作成などで1日が終わりましたが、しっかり「原点」に立ってがんばりぬきたい、ですね。

 【今日の句】 イチ抜けた ようにも見える 辞任かな

2011年3月6日日曜日

嬉しい職訓センター存続

 民主党政権のもとで突然、廃止が打ち出された地域職業訓練センター。後で書くように、道内各地では譲渡されるなどで存続が決まりましたが、今日は苫小牧のセンターへ足を運びました。

 この時期におこなう「技能祭」に、昨年に続き参加です。

 玄関には、ご覧のように「存続が決まりました」。

 苫小牧では14,000筆もの署名が集まり、市民的な存続運動ともなりました。

 私も幾度も足を運び、実態や打開策を厚労省・北海道などへ要請もおこなってきました。

 国会議員団も、大門実紀史参議院議員・高橋千鶴子衆議院議員が取り上げ、厚労省は条件付ですが「無償譲渡」を決め、経過措置的に大規模修繕に備えた予算措置も盛り込みました。

 そして、道内4センターでは市や地域協議会として受け入れることもできた--というのが経過です。

 実は、太田専務さんや福森技能士会長さんとも記念写真まで撮って、今年も盛大な「技能祭」を開催できたことを喜びました。

 「存続が決まり、受講者の顔が明るくなった」とは太田さん。

 地元企業が力をあわせ、技術を伝え人を育て、そこで学んだ受講生が苫小牧を支えてきた。

 この灯を消すことは、苫小牧経済を底から支えた技術を消すことになるわけです。

 笑顔が戻ったことは、本当に私も嬉しい。

 せっかくなので時間をかけて、私も祭りを堪能しました。

 写真以外の場所でも、子どもたちが大工道具を使い、絵筆を握り、レンガを積み、タイルを貼り‥‥体験を通じて、社会の仕組みも理解されることと思います。

 政府に対する怒りの行動が相次ぐなかでしたが、久しぶりに嬉しい時間でもありました。


 【今日の句】 辞任して 幕引く歴史は 終えるべき

目が回るような1日

 とにかくめまぐるしい1日! ざっと書くと「明るい会」で政策打ち合わせ→新篠津村TPP反対大会→志位委員長を迎えた演説会司会→青年との懇談→宮内さとし知事予定候補の政策発表記者会見に同席→ビラ作成‥‥さすがにへばってしまい、昨晩は眠ってしまいました。

 というわけで、今は朝6時過ぎですが、今日は苫小牧・職業訓練センターの「技能祭」に行くため、また書く時間がありません(涙)。

 忙しすぎるのではありますが、TPPはじめ各地で怒りや政治を変えたいとの声が広がり、演説会にも多くの方が来ていただき、青年たちの純粋な思いに触れ、とても元気をもらいました。

 演説会では、私は司会でしたので、舞台裏の候補のみなさんと、舞台袖からの志位委員長の写真をコッソリと。

 書きたいことは山ほどあるのですが‥‥あぁ~時間がありません。ごめんなさい。



 【今日の句】 焦っても やれることには 限りあり