2011年3月26日土曜日

本気度が問われる選挙だ

 道議・札幌市議選挙の告示も近づき、私も政党カーの弁士になる予定で準備も少しずつ‥‥。

このような大震災被害や、進行形の原発事故のさなかだけに、どう解決していくか、どう政治の力を発揮するのか、議員候補や政党の本気度がこれまで以上に問われているのではないでしょうか。

今日も事務所に「泊原発は大丈夫なのか」と電話があり、心配を受け止めながら、党としての考えを私から話しました。

「そうだね、知事は代わってもらわないとね」と、応えてもくださいました。

多くの方が、不安や心配を抱えています。

それにきちんと応える論戦が、選挙戦では必要。

選挙活動自粛の動きもありますが、選挙が始まった以上、考えをしっかり訴えて各候補者が審判を受けるべきだと思います。

大震災救援も、日本と町の未来を決めていく選挙戦も、どちらも全力で私もがんばります!

2011年3月25日金曜日

こういう時に、問われる議員の役割

 選挙準備の合間にも、事務所へ相談に来られる方への応対もしています。

 昨日・今日と受けた相談も、かなり解決に力が必要なのですが、放り投げるわけにはいきません。

 それにしても、このような相談を受けてつくづく感じるのは、立場の弱い高齢者・障がい者、仕事の関係で言えば下請け中小企業や非正規労働者に、いつも被害のしわ寄せが来ることへの怒りです。

 時には、自己責任とさせられ。

 時には、解雇や仕事打ち切りをちらつかされ。

 「日本は法治国家でしょ!」と言いたくなるほど、法律も無視されている現状。

 こういう国民が困っている時に、力になれるのが本来の議員の役割のはず。

 利権にドップリと浸かって、声にならない声に耳を傾けない議員なんて論外です。

 今回の地方選挙で、どの政党・議員なら国民の立場で頑張りぬけるか--問われている大きな点ではないでしょうか。

2011年3月24日木曜日

知事選告示--いっせい地方選挙が始まった

 北海道では、今日から知事選挙。候補者名を出すこともできません(ひどい法律!)が、日本共産党も推薦する「明るい革新道政をつくる会」候補の第一声に駆けつけました。

 大震災もあり、被災地支援とともに防災の町づくり(北海道づくり)・原発への態度は、大きな争点です。

 何より、道民も生活が苦しくなっているなか、地方自治体の本来の役割である「福祉の増進」を発揮できる候補は誰か、も問われています。

 福祉現場のネットワークが強いことは、防災上も重要であるはずです。

 「明るい会」の知事候補は、これまでの「原発推進」「道民の負担増加」「地方切捨て」だった道政を切り替えることを訴えています。

 大震災があり、選挙活動の自粛も言われます。

 もちろん度を越した名前の連呼などは論外ですし、わきまえた選挙活動もしなければならないでしょう。

 しかし、公約や政治姿勢が有権者にじゅうぶんに伝わらないまま投票日を迎えるのでは、それこそ民主主義の基本にかかわる問題となります。

 被災地支援も、地方選も--候補者を先頭に、私たちもその両立に向けてがんばります。

 ぜひとも落ち着いた目で、各候補の公約を見定めてほしいと思います。

2011年3月23日水曜日

「救援・復興選挙」に

 いよいよ明日、知事選挙の告示日です。日本共産党推薦で「明るい革新道政をつくる会」から、宮内さとし知事予定候補が挑みます。

 未曾有の大震災と重なった、過去に例のない選挙となりました。

 日本共産党は、全国一律の延期を提案しましたが、民主・自民・公明などに受け入れられませんでした。

 北海道でも「選挙活動の自粛」がありますが、それなら始めから延期すれば良かったのではないですか。

 選挙となる以上、きちんと候補者や各党が政策を述べ合わなければなりません。

 それを隠した「暗闇選挙」で、争点も明確にせずに投票となるのでは困るのは投票する有権者です。

 私たちは、この選挙を「救援・復興選挙」と位置づけます。

 募金活動はじめ大震災救援の活動に、全力をあげます。

 同時に、この国難を打開する政策や方向性、そして今こそ「福祉・防災の町づくり」を提起していきます。

 ぜひブログを読まれているみなさんからも、積極的に声を寄せていただきたい。

 何しろ、これだけの大震災だけに復興に向けては国民的エネルギーが、どうしても必要です。

 被災者を全力で支え、みんなで新しい日本をつくるために知恵と力を出し合いましょう!

 今日は道民青同盟の学生合宿で、講師としてお邪魔しました。

 学生たちの真剣な眼差しに、私もがんばる気持ちをいっそう強めました。

2011年3月22日火曜日

原発事故は予見されていた

 原発の問題点を早くから予見していたと、吉井英勝衆議院議員のことがネット上で話題になっているそうです(こちら)。

 私も吉井議員の「原発抜き・地域再生の温暖化対策へ」(新日本出版社、2010)を読みましたが、福島第一原発にも足を運んでいるのですよ。

 あらためて本を読み返したら、電力会社が認めた「公式」トラブル件数が掲載されていて、国内のトップは福島第一原発!

 2010年6月末までのデータで、何と205件と最多だったのです。

 もちろん今は、原発被害を抑えるために知恵と力を尽くさなければいけない時だと思います。

 しかし一定の安定状況が見えた時には、きちんと検証作業をしなければいけない。

 そして今ある原発を総点検し、よくわからない会見ばかりの原発推進・保安院ではなく、第三者機関としての規制・監視機関の機能確立こそ!

 夜には、札幌東区で演説会が開催され、足を運びました。

 笠井亮衆議院議員がわかりやすく、今の党の活動を話してくれました。

 そして、宮内さとし知事予定候補・金倉まさとし道議予定候補・宮川じゅん&太田秀子市議予定候補からも、大震災被災者へのお悔やみと、だからこそ救援と防災の北海道&札幌をつくろうと訴えがされました。

 救援・支援を急がなければなりません。

 同時に、新しい社会をつくるために全国民で知恵と力を発揮しなければなりません。

 選挙は実施される見込みですが、それなら「救援・支援選挙」として、その国民的パワーが被災地支援につながるようにしていきたいと強く思います。

2011年3月21日月曜日

青年たちは未来を向いている

 今日は民青同盟の会議があり(ただいま私は党道委員会の青年学生部長代理なのです)、あいさつと援助で参加しました。

 昼休みには、会議参加者と一緒に震災救援の募金活動にも取り組みました。

 青年らしく「被災地へのメッセージ」を送る活動にも取り組み、約30分の訴えでしたが7,082円もの募金が寄せられました。

 青年たちも「何か自分たちにできることをやらなきゃ」と燃えています。

 これだけの被害があったわけですから、復興は国家的プロジェクト。

 そして、青年たちの情熱や知恵、もちろん体力なども新しい社会づくりには欠かせません。

 「できることなら被災地に行って、何か手伝いたい」

 参加者からの声に、力強さを感じました。

 私も、がんばらなきゃ。

2011年3月20日日曜日

大震災救援の一方で

 今日3月20日はイラク戦争開戦の日。毎年おこなっているピースウォークに、私も参加しました。

 主催は有事法制反対全道連絡会・平和運動フォーラム・ほっかいどうピースネット。

 とはいえ、大震災の後だけにシュプレヒコールなどは控え、プラカードで「被災者支援を」「原発政策の見直しを」などの意思も示しながらの行動でした。

 大震災救援が続く一方で、世界ではフランス・アメリカ・イギリスなどによるリビア空爆が始まりました。

 カダフィ氏の国内鎮圧行動への対抗措置ですが、はたして国際的に平和的手段を尽くしてきたのか。

 カダフィ政権に対する武器の禁輸、経済的措置、必要な政治会談など、どこまで進めてきたのでしょう。

 民間人を巻き込んで、戦争状態が続くことが、本当の解決の道なのか。

 命を救う活動を日本で進めるなか、世界では命を奪う活動が進むのは、大きな矛盾を感じます。

 「命の重み」が大切にされる社会を!