2011年8月27日土曜日

宣伝後に声をかけられた

 8月末というのに、けっこう暑かった札幌。昼休みの宣伝でも、ちょっと汗をかきました。

 昨日の北電「やらせ」問題でビラをつくり、さっそく宣伝。

 終わった後、宣伝カーに寄って来られる男性の姿。

 「共産党でも原発は止められないのかい?(もっと力をつけてがんばりますね)

 高橋知事って、原発推進だろ?(そうです)

 北電から「袖の下」(政治献金)もらってるんだろ、それをみんな知らないんだよな。

 がんばってくれよ!」

 と短い話ではありましたが、激励を受けました。

 帰り際に「お、あんたも自転車かい」と‥‥立派な車に乗ってるイメージでもあったのかな‥‥。

 ビラをつくり、宣伝カースポットをつくりと、道内での運動が広がるよう私もスピードを上げながら仕事をしています。

 今日も、もうひとふんばり!

 【今日の句】 夕に吹く 風は秋へと 連れて行き

2011年8月26日金曜日

北電が「やらせ」メールの事実を認める!

 朝から記者会見や宣伝、マスコミ対応に原発連シンポなど忙しい1日のトドメとばかりに、北電が21時に記者会見をおこなって「やらせ」メールの事実を認めたと、連絡が入りました。

 私たちのところに情報を寄せてくれた方の思いに応えることができて、嬉しい限りです。

 住民の声をまとめる場で、北電が「賛成意見」で塗りつぶそうとした、民主主義にかかわる重大問題です。

 北電は全容を明らかにすべきだし、道民に(特に関係町村に!)謝罪すべきことだと思います。

 道主催のシンポジウムが舞台だったわけで、道もまた全容解明に乗り出すべきです。

 その第一歩は、高橋知事が北電役員からの政治献金受け取りをやめること!

 経産省も道も、北電と関係社への天下りをやめること!

 それでこそ、北電に対して真実を迫ることができるのではないでしょうか。

 プルサーマル計画を決定する過程のシンポですから、その意見集約に問題があった以上、プルサーマル計画は撤回すべき。

 このような事実が他にもあったならば、原発稼働の大本まで問われることになります。

 架空の「合意」で固められた原発推進なら、営業運転など止めることは当然の道筋です!

 【今日の句】 内部から 届いた勇気に 励まされ

北電が「やらせ」指示!

 今日の赤旗1面で報じているように、北海道電力が道主催のシンポジウムに「推進意見」を出させるよう、社内メールで社員に「やらせ」指示を出していたことが明らかになりました。

 党道委員会でも、この内部資料にもとづいて関係者への話をうかがいました。

 間違いなく、社内メールの体裁であると聞きました。

 道主催のシンポというのは、2008年に泊3号機でのプルサーマル導入について、住民意見を聞くために開かれたものです。

 このシンポが、住民説明会としては「最後」となることを北電も認識して、内部資料にはその重要性も述べています。

 そして、このシンポを終えて北海道・高橋知事も住民説明会などを打ち切り、翌年には受け入れを表明します。

 住民の意見を正確に反映するべき場で、このように「やらせ」動員を組織するとは!

 九州電力でも「やらせ」が発覚しましたが、北電も電力事業者全体でも、同様のことがまだまだあるのではと思わせられます。

 北電は、まず全容を明らかにすべきではありませんか。

 道は、厳しい姿勢で北電に臨み、真実を明らかにさせるべきではありませんか。

 高橋知事は、北電役員から政治献金を受け取ってきた「癒着」の事実を、このような状況のなかで、あらためてどう考えるつもりなのか。

 そして、経産省や道からも天下りが続いてきたことにも、今こそメスを入れるべきではないか。

 党道委員会として、道民に広く知らせ原発の正当性を大元から問う取り組みをしていきます!

 【今日の句】 原発は 虚構の世論に 支えられ