2011年11月26日土曜日

やっぱり原発なくすべき

道医労連「労働学校」の講師として、会場の定山渓に行きました。

 少しずつ見えてくる雪の道。

 定山渓を超えて中山峠は、きっと冬本番なんだろうなぁと思いながら会場に到着しました。

 せっかく来たのでまずは温泉に‥‥となるはずもなく、急いで会場に向かい「原発のない北海道をめざして」との内容で話をしました。

 そもそもの原発の出発点、泊原発稼働時の道民投票をめぐる知事や各党の主張、今の泊原発の問題点、自然エネルギーの普及など打開の展望など、時間が足りないほど盛りだくさんの内容で話をさせてもらいました。

 福島に徐染に行かれた男性からは「政府が責任を持たない姿勢は許されない」と厳しい意見。

 「自主避難してきた子どもたちへ、医療などの責任を政治が果たしてほしい」との要望もありました。
 国政はもちろん、身近なところでの活動も強めなきゃ。

 昼には原発問題全道連絡会で宣伝し、署名のお願いもしましたが、様々な声を行政にきちんと届けないと。

 「やらせ」に関与し電力業界を後押しする政治ではなく、国民を守り後押しする政治でこそ!

 【今日の句】 独裁は 笑いの街に 似合わない

2011年11月25日金曜日

これで「やらせ」は全容解明したか

今日から第4回定例道議会。真下紀子道議と、これまた定例の朝宣伝をおこないました。

 今回の道議会でも大きく問われるのが「やらせ」問題。

 道の第三者検証委員会で、道の関与は認定されましたが「組織的関与」は認められませんでした。

 同時に、元課長の発言をめぐる検証にはあいまいさが残りました。

 政府・エネ庁の「やらせ」指示は、すでに国で認められていて、元課長の発言の影響力も過小評価はできないと思います。

 道の政策決定に影響はしなかったとの検証ですが、プルサーマル計画の「道民合意」は前提が崩れていることには変わりはないわけで、そうである以上はプルサーマル計画の凍結・撤回が筋だとも思います。

 そして、北電の「やらせ」は2008年だけでなく2000年にもあったわけで、これらの年も含めた全容解明は文字通りこれからです。

 いずれにしても、世論調査で見れば「原発から撤退」は道民の多数意見。

 これを機に、不透明な原子力行政は大元から切り替えることが必要ではないでしょうか。

 昼にはSOSネットの街頭相談活動に、私も足を運びました。

 労働相談コーナーで話をうかがいましたが、法律や行政の仕組みがわからず「泣き寝入り」している人はもっといるはずだ、というのが実感です。

 相談に来られた方にも、労働基準監督署へ掛け合った方もいましたが、それなりの行動を取るにはパワーも必要。

 そもそもは法律に反する労働条件で働かせる企業・使用者側の問題でして、真面目に働きながら「泣き寝入り」させられることは、あってはならないこと。

 法律の問題もありますが、労基署職員が少なくて手が回らないという実態もあり、こういうところには人手を厚くすべきだと思います。

 国民の立場に立って政治がやるべきことは、まだまだあると痛感させられます。

 もし生活・仕事のことで困っていることがあれば、遠慮なく日本共産党にも相談してください!

 【今日の句】 首相には 庶民の痛み 通じるか

2011年11月24日木曜日

社会保障抑制路線は、自民党時代と同じ

報道を見ると、民主党のPTで年金支給年齢引き上げは延期の要望とか、行政刷新会議では医療の診療報酬引き下げとか、議論がバラバラと進められているように思います。

 それらにしても「国民の反発が大きい」から延期とか、「医療の効率化のため」には報酬引き下げだなど、社会保障の理念とは違う理由ばかりからの議論です。

 そもそも「社会保障と税の一体改革」とは、これまでの社会保障の「考え方」を大元から変えようというもの。

 方針を読むと、まずは「自助」や「助け合い」が基本で、国が保障の責任を負うのは本当の困窮者だけなのだと。

 社会保障というのは、富の再分配にもとづき「誰もが社会的な生活を営む権利」を保障するもの。

 それが憲法25条であり、国際機関での理念だと思うのです。 

 しかも問題は、その保障給付も全額消費税でまかなう方針だということ。

 保障給付の引き上げには、消費税増税しかないですよ。

 消費税増税がいやなら、保障給付は下がっても仕方ないですよ。

 というような悪魔の選択を国民に迫るのが「一体改革」の、本質の1つです。

 消費税廃止各界連で昼の宣伝に取り組み、総会でもあいさつして、このような大問題のある「一体改革」はやめさせようとあいさつしました。

 必要な財源は、証券優遇税制の見直しや、不要不急の公共事業はじめ税金の使い方の見直しでつくれます。

 このような社会保障抑制策は、小泉「構造改革」路線の復活でしかありません。

 民主党は、なぜ国民が自民党政治からの転換を望んだのか、もう忘れたのでしょうか。

 合間に女性後援会のみなさん+紙谷きょうへいさん(南区)とも宣伝し、忙しく駆け回った1日でした。

 【今日の句】 上からの 目線が理念 ゆがめたり

2011年11月23日水曜日

「原発なくそう」3000人!

 「とめよう! なくそう! 原発 11.23道民集会」は参加者3,000人!

 右写真の真ん中くらいに私がいますが、わかりますか??

 私の記憶が間違いでなければ、福島第一原発事故以来、原発からの撤退を求める道内の集会では最高規模の参加数。

 オープニングの「潮太鼓」から始まり、主催者あいさつの後に来賓として日本共産党からは紙智子参議院議員があいさつしました。

 会場が心一つになったのが、福島県農民連・亀田会長さんのあいさつ。

 せっかく作った米も柿も出荷できない、農家として一番つらい事実。

 「農民に何の責任があるのか。東電は全面賠償を」との訴えに、いっせいに会場から「そうだ!」の声があがりました。

 その後のデモ行進でも、アピールする声は普段より大きかったように思います。
それだけみなさん、訴えたいし変えたいという強い気持ちなんだとわかりました。

 デモ行進の終点地点では、紙智子参議院議員・党札幌市議団といっしょに私も連帯の宣伝。

 少し日が出ていたとは言え、2時間近く立ちっぱなしなので体も冷えてきます。


 それでも、これだけ熱い「原発なくそう」の声! がんばらなくっちゃ。

 集会後にはシンポジウム「どうする?普天間基地問題」に足を運び、伊波洋一・前宜野湾市長と柳澤協二・元官房副長官補のお2人の話に耳を傾けました。

 お2人の調査や経験など、どれもが圧巻のお話でした。

 政治哲学や戦略性を持ち、対等にアメリカとも議論する政治への転換が必要です。

 今の民主党政権に、それを期待することもできません。

 もっと私達も広い意味で力をつけて、外交姿勢の転換もめざしたい。

 多くの刺激を受けた1日でした。

 【今日の句】 あいまいが やらせ疑惑を また深く

「原発なくそう」道民集会へ!

息子を寝かせながら、昨晩は私も一緒に眠ってしまいました。

昨日の分まで朝のうちにと思っていたら、また息子が泣き出して‥‥妻と手分けしてミルクを作ったり飲ませたり‥‥やっと寝たかと思えば洗濯・身支度の時間‥‥時間が足りない (;_;)

とにかく今日は「とめよう! なくそう! 原発 11.23 道民集会」です!

午前11時~札幌大通西8丁目が会場。

日本共産党からは紙智子参議院議員が、来賓としてあいさつします。

もちろん私も一参加者として会場に行きますので、見かけたら声をかけてくださいね。

一緒に「原発なくそう」と、道民の「力」をアピールしましょう!

 【今日の句】 出し気づく 交換時期の 冬タイヤ

2011年11月21日月曜日

雪の岩見沢で学習会

党南空知地区委員会・議員研修会の講義で、昨日に続いて岩見沢市に行きました。

 昨日は雨で、今日は雪!

 写真は駅に向かって帰る時ですが、夕方ですでに-3℃。

 この時はまだ岩見沢市はサラッとした降り方でしたが、美唄市は「車で行けないかも」と思えるほどの雪だったそうです。

 さて講義というのは、原発問題と「党勢拡大の大運動」についてでした。

 じゅうぶんな準備もできずに迎えた当日でしたが、議員さんの普段の問題意識も交流されて、私も多くのことを学びました。

 自然エネルギー普及、住宅リフォームによる仕事おこしなど、各自治体での奮闘も聞きました。

 よく「共産党の議員は勉強している」と、どこの町でも言われます。

 議員は名誉職ではないんですから、それが当たり前。

 こういう議論と勉強会をするたびに、もっと党議員が増えれば‥‥と思います。

 もちろん国政でも! そのために、私も現場に足を運び、もっと学ぶこともしていかなきゃ。

 さて、「とめよう! なくそう! 原発 11.23 道民集会」が、いよいよ明後日になりました。

 午前11時開会、場所は札幌大通西8丁目です!

 【今日の句】 ストーブの 前を争奪 雪の朝

2011年11月20日日曜日

後援会のみなさんに励まされ

 今日は全道党後援会の総会・学習があり、私もあいさつ。

 さっそく「のどを潤して」とお茶の差し入れもいただき、本当にありがたい。

 このように全道で支えて下さる後援会があるからこそ、の共産党。

 代表の猪狩さんが、議席奪還に「何が何でも」という言葉を3回も使ったように、本当に今度こそ議席奪還!という思いが1つになった会でした。

 あいさつの後、急いで車に飛び乗り岩見沢市へ。

 ここでは岩見沢東支部・後援会による「つどい」でした。

 上田久司市議が気仙沼市ボランティア報告をされ、私からは原発やTPPで党の考えを話しました。

 参加者の中には、労働組合に入ってたたかっているという方など、初めて共産党の話を聞きにきたという方も多かったよう。

 草の根で、このように新しい政治を語り合う場がたくさんつくられれば、必ず政治は変わるはず!

 福島県議選は現有3→5議席へ前進の模様! すごい!

 【今日の句】 東電に モノ言う議席 ここにあり