2011年12月30日金曜日

居住権を守れ

今年もあと1日ですね。やり残したことが何かあるような‥‥と思うのは毎年のこと。

 全然できなかった机上整理を少し(ホントに少し‥‥)だけして、11月の政府交渉の報告集ができたので、雇用促進住宅・自治連協会長さんのところへお届けに行きました。

 雇用促進住宅は、閣議決定による「廃止」方針のもとで「追い出し」につながる対策が取られてきました。

 団地のみなさんと党との共同で延期できましたが、政府交渉では私から「再延長の余地は残っているか」と聞き、厚労省からも「ある」との回答をもらっています。

 団地に住み続け年を取る方も増え、雇用促進住宅が「終の棲家」という方も少なくありません。

 派遣切りや震災での住居先などにも、雇用促進住宅は活用されてきました。

 歴史的役割を終えたどころか、貧困と格差の広がりや今後の地震対策などを考えたら、廃止なんてありえない。

 会長さんに資料を手渡し、今後も自治会のみなさんと力を合わせて居住権を守ることを約束してきました。

 ここでも自民・公明政権と変わらない姿を示している民主党政権。

 共産党の役割が問われていると、痛感する毎日です。

 【今日の句】 理念より 先に目が付く 助成金

2011年12月29日木曜日

高橋千鶴子衆議院議員との新春対談

  「しんぶん赤旗」には地方のページがありまして、北海道と東北は一つの版として掲載されています。

 その企画として、東北比例ブロック選出の高橋千鶴子衆議院議員とのコラボ企画が実現! 新春対談をすることになり青森県へと足を運んだのでした。

 北海道の隣県でありながら、実に高校の時以来の青森県! アスパムも23年ぶりに目にしました。

 県事務所であいさつしてると、県委員長さんから「何としても北海道で議席を取ってくださいね」。深川市出身だそうです!

 高橋議員との対談の中身は、震災復興・原発問題から、次々と国民の願いを裏切る民主党政権のもとで日本共産党が果たしてきた役割、草の根で広がる要求実現の共同、高橋議員と私の共通点(さて何でしょう!?)と議員・候補の決意‥‥と1時間半にも渡る対談になりましたが、それでも話は尽きず。

 きっと編集が大変なことと‥‥。

 国会の詳しい様子を高橋議員から聞き、日本共産党が衆議院9議席・参議院6議席で大きな役割を果たしていることもよくわかりました。

 TPPにしても反対と口にする他党議員もいますが、党と議員の主張が一致しているのは日本共産党だけ。

 いろいろ有権者の前で言っても、国会の場で貫けないのでは意味がありません。

 草の根でがんばる地方議員や党組織があり現場の実態をふまえるからこそ、国会質問に説得力が生まれるのが日本共産党だと、あらためて確信しました。

 そして北海道では、私がその役割を果たさないと!

 東北はじめ全国から党国会議員が増えるよう、ブログ読者のみなさんも全国のお知り合いに日本共産党のことをお知らせください。

 2日間の東北訪問でしたが、たくさんの勇気をもらって北海道に戻りました!

 【今日の句】 歳末の 離党・新党 大バーゲン

2011年12月28日水曜日

再び気仙沼市へ

 高橋千鶴子衆議院議員との対談企画で青森県に行くことになったのですが「それなら被災地での活動を!」と、党道組織が支援を続けてきた気仙沼市へ向かいました。

 気仙沼市は半年ぶり。

 時間の関係で実家のある石巻市を寄れなかったのは残念ですが、三陸自動車道を通りまずは南三陸町まで車を走らせました。

 半年前より町のガレキは片付いていましたが、役場などの大きな建物はそのままで3階建の建物にいまだ自動車が乗っている状況も。

 共同で仮設による商店を始めた地域もあって、一歩ずつでも前に進む被災地の生の姿に胸が熱くなりました。

 気仙沼市で地元党組織のみなさんとも半年ぶりの対面!

 さっそく北海道から届いた毛布や冬物衣料を持って、アンケートで要望のあった仮設住宅をまわりましたが、あいにく留守も多し。

 お会いできた御宅で話を聞くと、大家族ということもあり仮設住宅とアパートに分かれて住んでいるとのこと。

 そもそも狭い仮設住宅ですが、地元の秋山市議によれば寒さはもちろん、音も伝わる(例えば赤ちゃんの夜泣き)そうで、安心して暮らせる環境はまだ遠いんだなと強く実感しました。

 仮設に住みながら自宅を直し始めている御宅には、コタツと座布団を運びました。

 車が出る時まで深々と頭を下げていらっしゃいましたが、どこでも「本当にありがたい」と感謝の言葉。

 昼食の食堂のおかみさんが「全国の人にお礼しなければ、と話しているんだよ」と話してくれましたが、でも、今はそんなことを気にしないで!

 何か見返りを求めて活動しているわけでもないし、困っているのを見過ごせないとの全国からの思いなんですよね。

 写真のように、確かにまだ大型船は片付いていませんし、震災時そのままという家や商店も少なくありませんでした。

 「もうあんな思いしたくないから、1年間を振り返るテレビなんかは見ないでいる」と食堂のおかみさんも話していました。

 今もなお多くの方は、悲しみが続いています。

 同時に、新しい一歩を踏み出そうともがんばっている。

 福島では原発事故も重なり、じゅうぶんな賠償もされずに塗炭の苦しみは続いています。

 本当に今こそ、政治が国民の立場に立たないと!

 財源が足りないといいながら、一方で証券優遇税制は続け、大企業に有利な法人税減税まで実施するのでは、この政権はやっぱり国民の立場ではないと私は強く思います。

 どうしても、どうしても国民の立場でがんばる共産党が大きくならないと。

 北海道では、私が何としても議席を奪還しないと。

 気仙沼の党組織も、新しい事務所ができていました。間もなくプレハブから引越しです。

 決意と希望を胸に、先ほど青森に到着しました。

 青森はすごい雪!

 宮城・岩手とまったく雪がなかったので、北海道で見慣れているはずなのにビックリしました。

 【今日の句】 子どもらの 愛しさ見れば 勇気湧く

2011年12月27日火曜日

政党助成金があるから、年末に必ず新党騒ぎ

  離党・新党が必ず話題になる年末。政党助成金を受け取るためには、12月中に新党を届けなければならないからです。

  毎年、税金から320億円。

  共産党は受け取っていませんが、その分まで再配分されるというとんでもなさ。

  320億円あれば、被災地へも原発被害者にも、相当の支援ができるはず!

  残れば国庫返納ですが、きちんと抜け穴があって蓮舫大臣は2500万円も溜め込んでいます。

  税金を溜めるのが、大臣の仕事ではありません。

  理念なき離合集散が繰り返される1つの背景には、こんなに政治家に甘い助成金の存在があるからではないでしょうか。

  今日は朝から宣伝、日中には札幌市内で団体あいさつまわり、夕方には介護問題での要請を受けました。

  実は明日の朝一番の飛行機で宮城県へ行くのですが‥‥あぁ、もうこんな時間。

  中身は明日のブログにて!

  【今日の句】 どの党も 言わねば我が 言い続け

2011年12月26日月曜日

雪にも負けず、TPPストップ!

  いきなりの雪! 時折、強く振ってくるあられの粒が顔に当たると痛い!くらいでした。

 飛行機やJRが動かずに、ご苦労された方も多いのでは‥‥?

 紙智子参議院議員が北海道に戻ってきました、年末あいさつも兼ねて北農中央会・道漁連・道森連・道消費者協会などを回りました。

 北農中央会では、ちょうど定例記者会見を終えたばかりの飛田会長さんが応対してくださいました。

 TPP問題では「まだ道民のみなさんにも『わからない』との声が多い」とのことで、農業だけでなく医療など暮らしに関わる問題なのだと広める取り組みを進めているそうです。

 11月4日の反対集会実行委員会が継続して、今日も学習会をされていて、その内容を録画・編集し、インターネットでの公開なども検討しているとの話もありました。

 党としても草の根でTPPの問題点を知らせて、国会内外でがんばりますと話しました。

 「北の大地」を「北の荒地」にしない!

 北農中央会だけではありませんが、どこでも話はTPPにとどまらず、切実な現場の願いや、これからの日本・北海道はどうしたらいいかとの話にも進みます。

 地域を元気に、農林漁業を中心軸に。

 世界も日本も経済対策は金融措置が中心ですが、雇用など実体経済を支える取り組みを。

 くらし優先・社会保障安定は、内需拡大にもつながる道。

 この雪だって、観光資源であり冷蔵用資源であり。

 というわけで雪にも負けず、明日もがんばります!

 【今日の句】 政府から 吹く寒風は 勘弁を

2011年12月25日日曜日

九州で全原発停止→残6基

九州電力・玄海原発4号機が定期検査入りしたため、九州は全原発が停止したことになりました。

 これで全国54基のうち、稼働中は泊3号機など計6基。

 今の状況で進めば、今年の春には全原発が稼動しないことになります。

 「電力が足りなくなる」キャンペーンが事実なのか、具体的に検証されます。

 「火力発電の稼働率を上げている」「その分、燃料代もかかるしCO2排出量も増える」と、電力会社などからは出ています。

 国民は節電に心がけていますし、きちんと「電力情報」が出されれば一定の協力もするでしょう。

 再生可能エネルギーの普及へ、研究者・電力会社・行政機構の連携も強める必要があると思います。

 特に北海道! これだけ自然がありながら、都道府県別では自然エネルギー利用率では全国26位。

 「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」です。

 年末に東北地方に行くかもしれない仕事が生まれ、ただいま準備中。

 夜は家族で、妻と娘の手作りケーキもおいしく食べました。

 【今日の句】 また1年 きっとサンタは 見守って