2012年1月11日水曜日

きっと布施辰治なら

  野田内閣の改造人事が報道されていますが、とにかく狙いは消費税増税。被災者や中小零細業者にも大きな負担になる消費税増税に、こんなに固執する政権というのも本当に腹立たしい。

 その一方で八ッ場ダムのような大型公共事業は温存、政党助成金ももらいっぱなし、米軍思いやり予算は出しっぱなし、大企業・大資産家には減税しっぱなし。

 民主党政権が、本当に「自民党化」したのだと強く思います。

 あの政権交代にかけた、国民の願いをどう思っているのか。

 財界・大企業を頂点にしたピラミッド型経済と産業形態から、特に北海道は農林漁業や地場産業応援に積み上げ型経済の仕組みに切り替えたい。

 命を守る現場--医療、介護、福祉--の重視は、高齢化社会への対応という意味だけでなく雇用効果も高いだけに今こそ力を。

 そして原発をやめて、再生可能エネルギー普及を軸にした重層的な仕組みづくりを。

 そして増税というなら、庶民負担でなく大富裕層と大きな利益を上げている大企業中心に!

 今日は夜に自由法曹団北海道支部「新春の集い」に参加して、党を代表して一言あいさつ。

 新しい弁護士さんも毎年紹介されますが、新鮮な決意に私もがんばらないと!といつも思います。

 実は自由法曹団創設の中心だった布施辰治は、私と同郷の石巻市出身。大先輩なのです。

 被災現場を見て無力感を覚えた時に「布施辰治なら、きっと困っている人たちの現場に駆けつけたはずだ」と思い、力を振り絞った覚えがあります。

 こんな政治を見て、きっと布施辰治なら黙っていられなかったでしょう。

 そう私も!決意を新たにがんばります。

 【今日の句】 時代超え 励まし受けて 上を向く

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