2012年1月16日月曜日

いま、八雲町のホタテ養殖は

 夜に八雲町での党「新春のつどい」があって、少し早く現地入り。ホタテ養殖の津波被害についてなどを伺いに、町役場へと向かいました。

 東日本大震災の大津波では、もちろん北海道でも大きな被害がありました。

 その1つが八雲町。

 ホタテ養殖施設が打撃を受け、他の漁などもおこなっているもの今年は漁協単協で10億円もの損失と言います。

 八雲は耳吊りの3年貝のため、津波後に稚貝を吊るし直しても市場に出せるのは3年後になります。

 この1年間の施設復旧も重要でしたが、貝が売れるまでの1~2年をどうするか私も心配だったんです。

 役場でも同様の現状認識はあるものの、まだ漁業者からは具体的な要望は聞いてないと言います。

 目の前の漁に精一杯なのかもしれないし、役場でつかんでいない声もあるかもしれません。

 あいにく日程の関係で、じかに漁師さんや漁協から話を聞けなかったことは悔いが残りますが、それでも詳しい町の現状を聞かせてもらったことは意義あることでした。

 町にとっての財政的負担の話も聞きましたが、病院への繰り入れが続く現状では国の医療政策拡充か交付税保障が必要ですし、新幹線開通にあたっては在来線維持も見通せず、新駅建設とそのアクセス方法などの財源でも苦労していることがわかりました。

 八雲町として「おらが町を元気に!」との施策はもちろん必要ですが、そのような地方自治体を応援する国の姿勢も問われます。

 まずはきちんと地方の現状を国政に反映することを急がなければと、痛感しました。

 夜の「つどい」もにぎやかに! 元気を分かち合うことができました。

 【今日の句】 豪雪の 町の暮らしも 気にかかり

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