2012年7月19日木曜日

増税を決める前に、国民の審判を仰げ

釧路市での活動も3日目。佐々木りょう子小選挙区7区予定候補と、宣伝と「つどい」、入党の呼びかけなどをおこないました。

 移動の合間に、車のラジオから参議院の議論が耳に入ります。

 日本共産党は大門実紀史参議院議員が質問に立ち、そもそも「なぜ消費税なのか」から問いただしました。

 所得税や法人税、資産税などもあるのに、消費税増税というのは「公平性」があるからだ、と財務相や野田首相。

 財務相は「所得税を増税すると、若い世代の負担が増える」とも、答弁していたように思います。

 でも累進課税を強め、とりわけ高額所得者の課税強化をすることは、特定の世代だけ増税となるものではないはず。

 大門議員も「世代間の対立をあおるな」と批判していましたが、聞いていて私も納得できませんでした。

 若い世代の負担を軽くしたいと言いたげな答弁ですが、年少扶養控除の廃止で6月から子育て世帯の多くは増税になっているんですよ。

 前にも書きましたが、我が家で月4,300円×12ヶ月=年51,600円の増税です。

 子ども手当てが減額され児童手当になり、健康保険料なども値上げですから、多くの家庭ではトントンか増税になります。

 そのうえ全世代にかかる消費税増税で、4人家族なら年16万円の負担!という試算も。

 「消費税増税を決めてから、国民の審判を仰ぐ」のではなく、「決める前に、国民の審判を仰ぐ」のが当然ではないでしょうか。

 今日も各地で、不満の声が聞かれました。

 「規制緩和で、日本が悪くなった」「年金が減らされた」‥‥。

 国会の論戦とともに、北海道での世論を広げるためにも力を尽くしたい。

 働く方は日中は見れないでしょうが、衆議院・参議院ともネット配信してますし、日本共産党ホームページからも見れますので、ぜひ一度、質問をご覧になってください。

 あっ! 今日のブログに書くとしていた学校の先生方との懇談ですが、あまりにも国会答弁に怒っていたため(苦笑)、書き忘れていました。

 明日こそは紹介しますが、明日の「しんぶん赤旗」北海道・東北のページに、高橋千鶴子衆議院議員と交代で書くコラムが私の番で触れますので、そちらも合わせてご覧ください。

 【今日の句】 誰一人 首相をかばう 声もなく

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