2012年7月20日金曜日

原発もいじめも、大人が「見て見ぬふり」せずに

今週金曜日も、道庁前でおこなった原発再稼動への抗議行動。今日は、1歳の息子も連れて私も参加しました。

 息子はいただいた旗を気に入って、家に帰ってまでも握り締めていましたよ。

 未来を生きる子どもたちの代わりにと、子連れのお母さんの姿も見えました。

 ちょっと写真がぼけててすみません(明日に鮮明な写真をアップします!)。

 書き遅れていた学校の先生方との懇談ですが、教育行政はもちろん、子どもの貧困・原発問題・北海道の財政・新幹線延伸などなど、多くの質問も出されました。

 経済と雇用環境の悪化が著しい釧路地域だけに、家庭の貧困が子どもの日常生活に影響を与えていることも詳しく紹介されました。

 大津市のいじめ問題が毎日のように報道されていますが、これらを通じて先生たちが萎縮したり、過敏になって子どもへの管理統制が強まることがないようにしてほしい。

 大人が「見て見ぬふり」をせず、社会全体でいじめをなくす風潮をつくることは大切だと思います。

 同時に、学校では先生達の多忙が進んでいて、子どもと接する時間が足りない事実も直視すべきだと思います。

 私が教員を務めていた時とくらべ、自己目標や自己評価などの事務書類が大幅に増えています。

 期限付き教員も増えて、正規教員の責任も重くなり、校務分掌などでの役割も増えています。

 「教育者のプロ」を自覚してがんばればがんばるほど、持ち帰りも含めた残業も増えているのが実態です。

 じゅうぶんな授業とは思えなかった私でも、小テストの採点に教材研究、プリント準備などをすれば、家に戻ってから11時くらいまで仕事をするのが普通でした。

 そんな当時より忙しいなかでも、ふんばっている先生方も少なくありません。

 十把ひとからげに、道教委が勤務実態調査をおこない、その時間を割かれたために子どもと接する時間も持てない矛盾も生まれています。

 月並みですが、子どもたちが健やかに成長できる社会にしたい。

 そう考えると、民主党政権の進んでいる方向は明らかにおかしい。

 命を大切にする社会へ!

 【今日の句】 危険さえ 隠す政府を 頼れない

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