2012年10月12日金曜日

飛び地合併の日高町は、間は65kmある

 昨日の雨はどこへ! 快晴のもと、新ひだか町→新冠町→日高町→平取町(→日高町)と宣伝キャラバンです。

 (→日高町)というのは、旧日高町のことでして、先に書いてる日高町というのは旧門別町のことです。

 飛び地合併したためですが、間の平取町がまた広いため(本庁と総合支所の間は65km!)、身近な行政という点では苦労も多いはずです。

 こういう合併を県レベルまで進めるのが「道州制」ですが、いっそう行政が遠い存在になることは明らかです。

 道州制のメリットに、合併していくことで行政をスリム化できるかのように言われますが、住民からすれば不都合が増えることになります。

 北海道で「平成の大合併」論議が進められたときに、大事なことは「小さくても輝く町づくり」ができるかどうか、との共通認識が広がりました。

 医療やゴミ収集など、身近なサービスでは自治体連携によって効率化を進める自治体も、北海道にはあります。

 上から押し付けの道州制ではなく、住民自治と団体自治を基本にした、地域づくりが必要ではないでしょうか。

 日高町での宣伝を終え、急いで道庁前の抗議行動へ。

 先週おこなった電源開発株式会社への要請について、内容を伝えたく私もマイクを握りました。

 明日の「さようなら原発」1万人集会に参加する、鎌田慧さん(私が来る前に話したそうです)と雨宮処凛さん(後ろ姿だけ写真に撮りました)も来られました。

 そんなスペシャルゲストもあり、大間原発建設への怒りもあり、冬の電力需給が原発稼動なしでも見通せそうな報道もあり、元気も怒りもあふれた行動でした。

 札幌共済ホールの前夜祭(?)講演会も満席だったようで、原発ゼロへの思いがまた強まっている北海道。

 明日の集会に、もちろん私も参加します!

 何とか集会の時間だけでも、晴れますように。

 【今日の句】 そういえば 雨に当たらぬ 金曜日

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