2012年12月26日水曜日

構造改革や憲法改悪の「復活」で、日本は良くならない

 自民・公明の安倍政権が発足しました。大臣を見ると、構造改革・新自由主義路線や右傾化が心配される顔ぶれのように思います。

 先日の自民・公明の連立政権合意を見ても、その進路が見えてきます。

 経済では、財政諮問会議が「司令塔」として復活されるようです。

 小泉・構造改革の復活となれば、社会保障の切り捨ても再現されてしまいます。

 「物価目標」2%とした金融緩和でも、物価高だけが先行し、賃金が上がらなければ意味を成しません。

 原発「ゼロ」の表現は取らず、TPPでも参加へ前のめりです。

 重大なのは、憲法論議の「促進」が政権合意となったこと。

 安倍氏が最初の首相就任時、憲法改悪へ反対する世論が高まって、その世論が退陣への一つの大きな力となったことを、忘れたのか挑戦しているのか。

 憲法を変える大義を、どれだけの自民・公明候補が有権者に訴えたのでしょうか。

 そもそも自民党は、有権者全体から見たら比例代表で約16%の支持しかありません。

 国民の声に反する政治は、必ず矛盾に突き当たるでしょう。

 その時に、維新の会・みんなの党のような、さらに右寄り勢力が伸びるのか、それとも革新・民主の勢力が伸びるのか。

 私も党内の仕事として宣伝物作成など、いろんな準備に取り掛かっています。

 もちろん、そんな矛盾待ちにならずに、国民世論と国会論戦で悪政をストップしないと!

 【今日の句】 吹雪く朝 政治の視界も 開きたい

0 件のコメント:

コメントを投稿