2012年2月25日土曜日

空知からもストップTPP!

  党南空知地区委員会も加わる実行委員会による、岩見沢市で「空知TPPシンポジウム」が開かれました。パネリストの紙智子参議院議員とともに、私もコーディネーターという役割でシンポに参加しました。

 他のパネリストは韓国全国農民会総連盟のイ・チャンハンさん、勤医協芦別平和診療所の舛田和比古先生が引き受けてくださいました。

 イさんは、韓米FTAと日本が結ぼうとするTPPとの共通する問題、広がる韓国での反対運動などを動画も使って発言しました。

 舛田先生は、TPPでなぜ国民皆保険制度が崩れるのか、特に混合診療の仕組みについてもわかりやすく話してくれました。

 紙議員は、国会論議の中身を紹介。情報は公開されないことや、米国の産業団体が日本に要望する中身も取り上げました。

 会場からは「どうやってTPPの問題点を知らせれば」「韓国では、どのように運動が広がったのか」など質問も多く出され、時間調整が仕事の私は内心ヒヤヒヤしながら、熱気ある発言に耳を傾けました。

 イさんの発言で、心に残った発言がありました。

 「農家は金持ちになりたくて農業をしてるわけではない。

 自分の生活や人生のために農業をしてるのであり、だから反対だ」

 かたやTPPは金もうけのため(特にアメリカ産業界!)なんですよね。

 首長さんや農協関係・自治体職員も多く参加されるなか、最後は団結ガンバローで締めくくられました。

 十勝や北見でも、党がこのように一致点で力を合わせて、講演会やシンポジウムもおこなってきました。

 日本が日本でなくなる、日本の良い点が壊されるTPPはやっぱりストップ!

 午前中は白石区女性のつどいに参加し、後援会員さんのフラダンスも良かった!です。




 【今日の句】 マニフェスト どこにも見えない TPP

2012年2月24日金曜日

子どもたちに無用な被ばくをさせないように

厚労省の審議会から、食品に含まれる放射性セシウムの新たな規制値案が示されました。
 乳児用食品は1キロあたり50ベクレルという、厳しい値が示されたなどと報じられています。

 医学的根拠は専門家の意見を待ちたいと思いますが、じゅうぶんな検査体制の確保や、規制値を超えた食品(会社)に対する補償・賠償を明確にするなどは、政府として急ぐべきではないでしょうか。

 ちょうど今日は、新婦人内後援会のお母さんたちと食品の放射能汚染チェックをおこなったんです。

 お米も野菜もお水も、安心できる数値でみんなでホッとしてましたが、このような知識や測定があれば、落ち着いて行動できるもの。

 何の責任もない子どもたちに、無用な被ばくをさせるわけにはいきません。

 測定後の懇談では、私からも原発なしで進む道について話しました。

 「電力が足りるなら、原発はやめた方がいい」「3月11日で自分の考えも変わった。自分に何ができるか考えたい」‥‥真剣な意見が相次ぎました。

 合わせて札幌市の保育料値上げ、教育ローン化している奨学金制度、市民プールを守る取り組み、インフルエンザ予防接種の公費負担はできないか、などなど話もはずんで時間が足りなくなるほどでした。

 こう考えると、やっぱり日本は子育てしにくい国なんだなぁと痛感。

 政治を変えて、楽しく安心して子育てができる日本へ!

 【今日の句】 心配を 広げる原発 撤退を

2012年2月23日木曜日

湿った雪はつらいけど

 今日は札幌市豊平区・清田区で、宣伝・訪問・つどいと駆け回り。清田区からは雪が降り始め、しかも湿った雪なので、みんなすっかり濡れてしまいました。

 豊平区の宣伝では100人以上の方がチラシを受け取ってくれて、清田区ではバスの中から手を振る人の姿も‥‥。

 訪問は商店街が中心ですが、とにかく消費税は「上げられたら困る」との声が圧倒的!

 あるクリーニング屋さんは「民主党に期待していたのに、もう自民党と同じだ。あとは共産党しかないから、頑張ってよ」と言われました。

 消去法で共産党しかないというのも事実でしょうが、政策や持ってる力でも共産党にまかせてください、と私からは話しました。

 つどいでは「知り合いの子どもが(と言っても20代ですが)仕事をやめさせられて、引きこもりになっている」との話もありました。

 自分の努力が報われないのでは、未来に希望を持てなくなるのも当然ですよね。

 歩けば歩くほど、多くの方が閉塞感を強めているのがわかります。

 政策などを語るのはもちろんですが、私の決意もしっかり語って「共産党には託してみようか」と思ってもらえるようにもしていきたい。

 昼食は党員のお宅で、芋煮(サトイモ入りの豚汁)をいただきました!

 私が宮城県出身ということで、わざわざ作っていただき‥‥おいしくておいしくて、思わずおかわりしてしまいました。

 さて国政では、衆議院の選挙制度改革案がまとまらず、次期選挙は「違法状態」となりそうだとの報道。

 今の政治のゆがみは小選挙区制度によるもので、抜本的改革なら小選挙区制ではなく、民意が正確に反映されるものに変えるべき。

 比例代表選挙が、その要請に応えられる制度だと思います。

 【今日の句】 国会で 寝てる議員を やめさせて
          (訪問先で訴えられた話です)

2012年2月22日水曜日

東京で学習会に参加

  東京へ! 党中央委員会で比例予定候補も対象にした「提言」学習会に、今日は参加です。

 向かう列車で近畿比例ブロックの堀内照文さんとバッタリ!

 同じ時期に県青年学生部長や参院候補として活動していた仲でして、お互いの情報交換でゴソゴソ‥‥。

 近畿で、議席増をめざす4人目の予定候補として活動中ですので、近畿にお知り合いがいるみなさん、どうぞよろしくお願いします <(_ _)>

 会議は小池晃政策委員長が説明・報告し、参加者から意見・質問や議論をおこないました。

 私からも、この間の懇談での反応と、中小企業での最低賃金引き上げ対策、消費人口減少のもとでの内需拡大策についても加えて発言しました。

 「提言」の中心点は、消費税増税に頼らない社会保障拡充への財源政策ではありますが、同時に経済成長・雇用報酬が引き上がらない現状を打開して、税収増に結びつけるという2本柱になっているのが特徴です。

 細かい財源はリンク先をご覧いただきたいのですが、段階的な医療・年金充実策や、法人税の考え方、所得税での新たな累進課税の強化など、これまでの政策から発展している内容も多くあります。

 帰りの飛行機や列車でも資料を読み込んできましたので、明日の活動からさっそく生かしたい。

 国民・中小零細業者への大負担となる消費税増税ではない財源策は、他の党も示せていないなかで、まずはドンドン広げて議論を積み重ねていきたいですね。

 そして消費税増税を、何としてもストップへ。

 ご覧になったみなさんも、ぜひご意見をよろしくお願いします!

 【今日の句】 真剣に 語る力が 明日つくる

2012年2月21日火曜日

普天間基地の解決は、やっぱり無条件撤去しかない

私も代表委員を務める安保破棄北海道実行委員会の総会があり(新年度も代表委員としてがんばります!)、その後に沖縄統一連幹事で北谷町議でもある中村重一さんをお招きして記念講演会もおこないました。

 中村さんはパワーポイントも用いて、わかりやすく沖縄の現状と歴史を話してくださいました。

 これまで沖縄で、「思いやり予算」で建設された施設は1979年以来12,747件で、総額は約2兆円にものぼること。

 嘉手納基地の光熱水費は日本持ちで、1日当たり1,370万円=年間で40億円。

 高江でのヘリパッド建設阻止の行動に国が訴訟までおこない、8歳の子どもまで訴訟対象にしているひどさと情けなさ。

 基地跡地利用の経済効果は、那覇新都心地区では約14倍、北谷地区では約174倍にまでなり、基地を撤去した方が経済効果が高いこと。

 沖縄のたたかいが、アメリカでも「辺野古移設は非現実的」とまで言わせていること‥‥。

 しんぶん赤旗などで知ってるつもりだった自分が恥ずかしくなるほど、あらためて沖縄の現実と奮闘を知ることができました。

 そこで学んだ結論は「普天間基地は無条件撤去しかない」。

 いわゆる「中国脅威論」でも、地理的に目と鼻の先ぐらいで経済交流や結婚をして沖縄にいる方もいて脅威という実感がないことや、そもそも「沖縄で中国に殺された人なんてほとんどいないが、米軍に殺された人はたくさんいる」との話に、なるほど!と思いました。

 「日本を守る」と信じられている米軍は、1972年以降でも沖縄で44,544件の犯罪・事故を起こし、殺人・強盗・強姦などの凶悪事件が567件もあると言います(しかも氷山の一角!)。

 条件付きの撤去では、議論が袋小路になることはこの間の政府を見ればわかるとおり。

 無条件撤去が、解決の最善の道だということがスッキリするお話でした。

 終了後に近くのお店で食事をしましたが、移動中は「寒い~!」を連発されていた中村さん、風邪など引かないように注意してくださいね!

 【今日の句】 たたかいは 温度差なしで 連帯を

2012年2月20日月曜日

このままでは「障害者自立支援法」が生き残る

  札幌は暖かな日中でしたが、明日は日本海側を中心に大荒れ‥‥道北地方や日本海沿いのみなさんはお気をつけくださいね。

 前にも書きましたが、高波で国道が通行止めになると石狩市浜益の集落が孤立してしまうということもあり、越波対策なども急がれます。

 最近の温暖化で海水温も高まり、雪雲も発達しやすいという推測もあるようです。

 全世界的な問題は、身近な問題でもあるんですよね。

 突然ですが、こちらの主張をお読みください!

 当事者や支援者、家族の強い反対があった「障害者自立支援法」が、「改正」で生き残ることになりそうなのです。

 道内の関係団体や当事者から何度となく実態を聞き、各党代表が集まった討論会にも参加してきた私としては、こんな「基本合意」破りは絶対に認められない!

 そもそも障がい者が支援されることは「益」なんだ、という考え方が違う。

 国際機関で正面からそんな発言したら、日本の基本的人権・民主主義の考え方が疑われるのではないでしょうか。

 ほとんど収入がないのに利用料1割負担を強いられ、実態に合わない障害程度が決められ、結局は「自立」さえも壊していく--あんなに批判が強く、民主党も「廃止」と約束していたのに。

 こういうところまで願いを裏切るのかと、本当に腹立たしい思いでいっぱいです。

 【今日の句】 残すなら こんな法より 約束を

2012年2月19日日曜日

-10℃でも元気に走る!

 今日は音更町「赤旗まつり」→広尾町演説会と十勝管内の行動です。

 朝の帯広駅は写真のとおり-10℃を下回っていましたが、お日様が出ていて結構あたたかい。

 顔を上げると広い青空・十勝晴れ!

 帯広市では、党市議団や民主商工会が提案してきた住宅リフォーム制度が実施の見通しとの嬉しいニュースも聞きました。

 音更町の「赤旗まつり」は、私も加わって「チューリップ」「明日があるさ」の替え歌がオープニング。

 私からも議席奪還の決意を話し、テーブルを回ると「私らも頑張るからね!」と固い握手。嬉しいですね。

 会場では手作りのカレーや煮物や豚汁‥‥おいしそう~と思いながら会場を後にしました。

 車中食として用意していただいたのは、甘納豆入りの赤飯!

 本州でブログをご覧の方には珍しいでしょうが、これぞ北海道の赤飯です。感謝していただき広尾町へ。

 4月に町議選を控えていて、はたて恵子・前崎茂の両町議が再選をめざします。

 東日本大震災の時は広尾町にも4~5mもの津波が押し寄せ、今後予想される十勝沖を震源とする大地震では14m以上もの津波と予想されています。

 避難路や避難道路が作られてきており、演説会後に見てきました。

 防災・福祉の町づくりへ、2人の町議が奮闘されていることもよくわかりました。

 私からは国会と地方とが力を合わせて暮らしを支えている実例、北海道の暮らしと地域を支える政策、そして消費税増税に頼らない社会保障拡充への道を訴えました。

 前の参議院選挙の時に、演説後に「私は24年しか払ってないから、年金はないんだよ」と話してくれた方がいたんです。

 24年分が掛け捨てになるなんて、国の制度としてひどいですよね。

 今の年金受給資格を25年から10年にして、まずは無年金・低年金を解決することもできる展望を話しました。
 とにかく誰もが暮らしに困っているのに、消費税増税なんて!という雰囲気は会場内にも満ちていました。

 TPPを許さない「オール十勝」の動きも広がっています。

 国民の立場で政治を立て直し、消費税増税とTPPをやめさせるなら、やっぱり日本共産党! 私ががんばります。

 【今日の句】 ストップへ 十勝平野が 一つなり