2012年3月3日土曜日

お雛様も桃太郎も怒っているぞ

 桃は邪鬼を祓う!というわけで、今日は消費税増税反対・社会保障改悪ストップの集会・宣伝・パレードが連続です。私も足を運びました。

 まずは消費税廃止各界連絡会・道社会保障推進協議会の「アピール&パレード」へ。

 業者さんからは「消費税が倍になれば商売できない」、介護従事者からは「洗濯支援を15分でなんかできない」‥‥民主党政権への不満が次々!

 政党あいさつで私からも国会論戦の中身を報告し、「一緒に怒りの声を広げましょう!」と呼びかけました。

 パレードは雪が強く振り、それでも約300人ほどで(お雛様も桃太郎も!)行進しましたよ。

 その後は札幌保育連絡会の「保育料値上げ・子ども子育て新システム反対 ひなまつり宣伝行動」に、保護者の1人として参加してきました。

 札幌市は来年度から保育料10%引き上げを計画しており、このまま許しておくわけにはいきません。

 市のパブリックコメントでも、賛成はわずかで反対が圧倒的でした。

 それでも強行する、市当局の姿勢も許せません。

 うちの子どもたちが通う保育園では、子ども集団を大切にしながら成長を支えています。

 新システムにはたくさんの問題がありますが、「細切れ保育」によって子ども集団を作れなくなることが私には許されない。

 消費税増税であれ、社会保障改悪であれ、どこでも共通して出る言葉は「政府は現場のことをわかっていない」。

 だからこそ、このような運動をもっと広げながら、共産党ももっと大きくならないと!

 夜には教育関係者の後援会で、教育環境の充実こそ必要であることを語り合いました。

 【今日の句】 子どもらは きっと背中を 見てくれる

2012年3月2日金曜日

畜産・酪農に展望を!

朝早くに自宅を出て、今日は国会へと足を運びました。畜産・酪農経営を支えるための、農水大臣への要請をおこなうためです。

 紙智子参議、赤嶺政賢衆議に私というメンバーで、鹿野道彦農水大臣が時間を取っていただきました(右の写真では、私は紙議員の奥にいます)。

 要請したのは7項目で、①TPP参加検討の撤回、日豪FTA交渉の中止、②加工原料乳生産者補給金の大幅に引き上げ、限度数量は引き下げないこと、③大雪による施設被害への支援措置、④酪農ヘルパー事業円滑化対策事業の継続--などです。

 私も事前に農協さんから聞き取りをおこない、その内容で大臣に要請しました。

 畜産・酪農経営は、飼料や資材の高騰によりコスト高が続いている現状です。

 その分をメーカーに乳価として反映するにも、全体的な物価安の状況から苦労もあり、そこで「補給金」の引き上げが必要になるわけです。

 昨年は震災の影響で、北海道でも加工用を飲用に回したことと、天候により十分な乳量を確保できなかったところもありました。

 このような事情があったことを反映して、前年より限度数量を下げることはしてはならないし、もし実施されれば生産者の意欲後退も起こりかねません。

 鹿野大臣は、要望をふまえて検討するという主旨での回答でしたが、これから紙議員も質問で取り上げる予定でして、特に生産現場からの声の高まりが引き続き重要です。

 何よりTPP参加では、すべてが吹っ飛ぶわけですから力を合わせてストップへ!

 空知管内の豪雪対策で、農水省からのレクも受けながら現場の実態を伝えてきました。

 何度も東京に出てくるわけにはいきませんが、大事な問題は党国会議員団の力も借りて実現の道を開きたい。

 何より私が、北海道の党議席を奪還してこそ、です!

 【今日の句】 生産の 恵みが命 支えてる

2012年3月1日木曜日

JR北海道は「雇用の確保」守れ

  3月になった途端に暖かく! 急に雪解けが進み、足元がグシャグシャになるのも何だか嬉しく感じませんか?(私だけかな)

 今日は会議などの後、全動労争議団などによる「一の日」行動に参加。

 安保破棄北海道実行委員会の代表委員として、あいさつしました。

 国鉄の分割・民営化を強行した中曽根首相(当時)は「臨調・行革でお座敷をきれいにし、新しい憲法をすえる」と述べていました。

 憲法改悪をするには、反対勢力=たたかう労働組合が邪魔だから「国鉄改革」を進めたと、中曽根氏は別のインタビューでも答えています。

 マジメに働き、平和を願う人こそ「邪魔」だという発想が、私には信じられません。

 ともかく、1047人もの方が採用差別を受け、ようやく不当労働行為との認定もされて和解へと進んできたわけです。

 しかし「雇用の確保」は実現されず、この「一の日」行動が続いています。

 国民を押さえ込み、憲法を変えようとする点に、安保破棄実行委員会も連帯してたたかい、雇用確保も力を尽くそうと呼びかけました。

 社会保険庁や郵便事業会社でのたたかいの報告もあり、この日本は働く人たちを苦しめる国なんだと痛感しました。

 大元にある、財界・大企業優遇の政治を切り替えて、安心して働ける日本にこそ!

 【今日の句】 民・自での 極秘会談 悪だくみ

2012年2月29日水曜日

同じ土俵の党首討論

今日の党首討論で、消費税増税では「民主と自民に違いなし」と感じた方も、多かったのではないでしょうか。

 「一緒に消費税増税を」と呼びかける野田首相に、手続き論でしか反論しない自民党・谷垣総裁。

 相撲でたとえて、肩透かしを食ったとか、がっぷり四つで行きたいとか言い合ってましたが、つまり同じ土俵にいることの表明と、私は聞きました。

 衆議院で、あと1議席あれば共産党も党首討論に参加できるのに‥‥10議席が必要というルールの是非もありますが、もっと力をつけなければとも毎度痛感する、党首討論です。

 その1議席を、北海道で!

 【今日の句】 民・自では 勝負がつかぬ 消費税

2012年2月28日火曜日

机上の介護論でなく

 札幌豊平区「女性のつどい」で、「娘さんにどうぞ」と折り紙のひな飾りをいただきました。感謝!

 みなさんに「体には気をつけて」と声をかけていただき、私にも家族にも気を使っていただき嬉しい限りです。

 その「女性のつどい」は、私の前に「介護学習会」をおこなっていて、あらためて実態を聞くこともできて勉強になりました。

 「紙オムツを履かせるのにも抵抗されて、どうしたらいいかわからない時もある」

 「利用料が上がっていって、お金がどれだけあればいいのか」

 心配や不安の声が相次ぎます。

 机上の介護論ではなく、「現場をことを知ってほしい」との要望もありました。

 いろんな点で制度改善が必要ですが、私からは介護認定のあり方を話しました。

 介護度が「5」とか「1」とか言っても、1人1人の状態もニーズも違いますよね。

 ケアマネージャーさんと必要としている支援は何かが話し合われ、それをきちんとふまえたケアプランのもとに支援できればいい。

 認定のあり方や利用料にてケアマネさんだって苦労しているのだし、利用者と現場の立場で見直しが必要だと思うのです。

 その上で財源は「提言」の中身でつくりましょうと呼びかけました。

 朝の宣伝は日陰で-10℃の中でしたが、風邪もひかず私は元気です!

 【今日の句】 年を取る 喜びがある 国となれ

2012年2月27日月曜日

函館朝市でも、中島廉売でも「消費税増税はダメ!」

  雪の積もった函館市内を、消費税増税ストップの「提言」をお渡ししながら駆け回りました。

 始めは商工会議所。

 人口が前年は3000人も減ったため、地域経済が打撃を受けている現状も伺いました。

 雇用の確保が人口維持にも必要で、その努力もしているなかで「消費税増税は、多くの中小業者には厳しい」と話されていました。

 次に朝市へは、組合事務所のほかに1軒1軒にも回りました。

 あるお店では「ポスターで見てたから、すぐわかったよ。がんばってよ!」との激励も!

 平日の昼前ということもあり、来客も多くなかったため「提言」をじっくり読まれる方や、何がアジア観光客に売れるのかなどなど、面白い話もたくさん伺いました。

 午後には中島廉売で、ここでも1軒1軒を訪問。

 同行してくれた古岡ともやさんが、前回の道議選挙での事務所が近くだったこともあり、みなさん気軽に声をかけてくれたのが嬉しい。

 あるお店では、近所から来られていた方とも話になり「年金だけでなく、国民健康保険、介護保険、全部あげられたら生活できないでしょ!広げるから、がんばってよ!」と、力強く励まされました。

 とにかくどこでも消費税増税への怒りが強い。

 「税務署は『価格に乗せたらいいでしょ』とか言うけど、安く売らないと買ってもらえない。本当に消費税はひどい」との声も。

 朝市でも中島廉売でも、人と人との結びつきを大事にしながら商売をされています。

 市民でも朝市や中島廉売を支えようと、そんな雰囲気も感じました。

 どう地域経済を元気にするかと、考え合ってる時に消費税増税は、やっぱり進めてはならないと痛感しました。

 札幌の自宅に戻り、何だか久しぶりに娘とご対面。

 お土産を一緒に食べて、ちょっとリラックスです。

 【今日の句】 商売の 笑顔が続く 政治こそ

函館も積雪は例年の4倍

  昨日から函館に来ていますが、とにかく雪がすごい! 今も降ってますが、先ほどニュースで例年の4倍なのだそうです。

 演説会に間に合う特急に札幌から乗ったのですが、だんだん時間が遅れていき、会場到着はギリギリでした。

 大門実紀史参議院議員、古岡ともや道議予定候補、市戸ゆたか函館市議、そして私が弁士。

 函館は大震災の時に津波が押し寄せ、数日後に紙参議院議員と調査に来たときも、朝市は再開できない状態でした。

 そして建設中の大間原発から直線距離で23kmだけに、反対運動も大きく広がっています。

 私からもこれらに触れて話しましたが、聞いてくださる方の集中力が伝わってきます。

 どのように共産党は解決するのか、耳を傾けてくれているのだと思いました。

 真剣に、明確に。

 演説会後に2人の方が入党されて、少しでも私の話にも共感してくださったのかと嬉しくもなりました。

 これから今日は、商工会議所や朝市・中島廉売などを回る予定です!

 【今日の句】 もしかして 帰る列車は 動くかな