2012年6月22日金曜日

子どもたちのために、原発も「新システム」も残さない

事務所に来られた保育団体連絡会の要請を受けたあと、気になって web を開いたら官邸前の再稼動反対行動は、何と45,000人! これこそ民意!と私も勇気づけられました。

 「報道ステーション」では、記者の質問に無言の枝野経産相、言葉を濁した細野原発担当相も報じられたとか。

 他国の反政府デモは報じるのに、日本の大規模抗議行動は報じないなんて、他のマスコミはどうなっているんでしょう。

 原発再稼動も、「子育て新システム」も、子どもたちの未来に幸せを運ばない!

 財界と電力会社・政府・マスコミが総がかりになっても、3.11を経験し、民主党の裏切りを経験した今となっては、国民の怒りの声は収まりません。

 横から見ても斜めから見ても、どこを取っても温厚そう(?)な私だって、腹を立てているんですから!

 【今日の句】 官邸は 誰を守るか 述べてみよ

民主・自民・公明への、私の2つの怒り

  民主・自民・公明3党の「暴走」へ、怒りの国民の声を! 街頭宣伝・道原発連の終日署名行動・国民大運動実行委員会のデモ行進などなど、加えて紙智子参議院議員の代理で漁協組合長会議(50周年!)出席や中小企業訪問、小選挙区候補との合同会議など、目が回る(@_@)ような2日間でした。

 とにかく怒りの声が、日に日に増していることを実感します。

 このような国民の声が反映して、与党内が混乱しているということではないでしょうか。

 若干とは言え採決日程も遅れており、首相がめざしていたスケジュールにも狂いが出ています。

 デモ行進のあいさつでも触れましたが、私は2つのことが腹立たしい。

 1つは、民主党・野田政権の「理屈付け」。

 「子や孫にツケを回さない」から消費税増税と言うが、子や孫を思うなら原発再稼動はやめるべきではないか。

 「国民生活を守る」から原発再稼動と言うが、国民生活を思うなら消費税増税はやめるべきではないか。

 このブログでも基本的な問題点は何度も書いてきましたが、このような「取ってつけた」ような正当化に、私は強い反発を覚えるのです。

 簡単に言えば、都合よく子どもたちや国民生活を引き合いにするな!ということ。

 もう1つは、民主・自民・公明3党で合意すれば、何でも通すという異常な事態。

 今回の「修正協議」だけでなく、これまでも労働者派遣法・障害者自立支援法など、たった数時間の議論で国民との約束を裏切ってきました。

 障害者自立支援法の廃止なんで、当事者が裁判での訴えを取り下げて政府と合意したにもかかわらず!ですよ。

 原発規制機関についても、結局は原発推進の環境省のもとに置かれ、良し悪しは別に40年経ったら廃炉にするとしていたものも、例外規定と将来の見直しまで盛り込まれた。

 この3党の合意で、この間、何か国民のために決めたことがあるんでしょうか。

 そもそも、3党で決めれば国会の議論もしない、数時間で済ませるなんて許されません。

 ぜひブログをご覧の方も、いろんな形で怒りの声を一緒にあげましょう!

 私も先頭に立ってがんばります。

 【今日の句】 その離党 いつかどこかで 見た風景

2012年6月20日水曜日

台風被害はありませんか

  台風の影響が報道されていますが、みなさんの地域は大丈夫でしょうか。

 札幌も夜には風が強くなってきました。

 土砂崩れや増水・浸水、農作物への被害など、いつも台風や大雨の時には心配になります。

 これまでも大きな被害の際には現地調査にも行き、政府への直接要望などもしてきましたが、お困りの際には気軽に日本共産党へご連絡くださいね。

 机上にためこんでいた資料整理をおこない、原発や地方行政の資料に読みふけりました。

 ジックリ時間をつくって学ぶことで、自分の中に「軸」がつくられます。

 長距離移動の際にも本などは読めますが、こういう時間は私にとって、とても貴重な時間なのです。

 蓄えたものが、しっかり発揮できるように、がんばらなければなりませんね。

 【今日の句】 財界と 軸を共有 野田首相

2012年6月18日月曜日

高齢者の「人間らしい生活」を、国が奪うのか

  毎月18日は「1(かず)8(や)の日」! 後援会のみなさんが取り組む宣伝に合流し、昼には野呂田ひろゆき1区予定候補・井上ひさ子札幌市議団長とで、大通公園での宣伝でした。

 党の「提言」も受け取っていただき、署名に足を止める方も多く‥‥子ども連れのお母さん、年金生活だという方、アメリカ人に空知管内の元農協組合長さん(以前にお会いしているので、すぐわかりました)などなど。

 民主・自民・公明の3党協議も国民不在なら、安全性なき原発再稼働も民意無視‥‥怒りの声が広がるのも当然です!

 事務所に戻ると、道社保協などが介護制度改悪に対しての要請に見えられました。

 ヘルパーさんの事例集もお持ちいただき、60分から45分に時間短縮されて「話を聞く時間がなくなった」という点が共通しているとのこと。

 急いで洗濯機を回し、家を掃除し、ご飯支度まで45分でやろうとすれば、じっくり話を聞くこともできません。

 「見守り」ができず、高齢者が転倒されてしまうという事例もあるそうです。

 このままでは「ご飯支度をカットして弁当支給に」「洗濯はクリーニングへ」など、さらに改悪されるのではないか‥‥と現場では心配が尽きません。

 高齢者の「人間らしい生活」を、どんどん国が奪っていくのか。

 このような「現場の実態」にもとづいて、どんどん国会で議論されるべきです。

 だからこそ「密室」による談合政治なんて許されない!

 【今日の句】 ガマンだけ 押しつけ政治も 復活か

2012年6月17日日曜日

民主・自民・公明の「数の横暴」だ

  移動中のラジオでNHK「日曜討論」を聞いていたのですが、消費税増税の民主・自民・公明3党の修正「談合」にはそろって反省なし! 「修正」の内容で国会審議もせずに採決するだなんて、他の党や民意無視もはなはだしい!と思いながら聞きました。

 こういうのを「数の力」ではなく「数の横暴」と言うのでは。

 それだけしないと成立できないほど、国民の反対が強まっているということでもあります。

 今日は新ひだか町・浦河町で演説会。

 紙智子参議院議員・花井やす子9区予定候補と、そろって「こんな国民無視の消費税増税は許さない」と訴えました。

 新ひだか町では副町長さん、浦河町では池田拓(ひらく)町長さんが、来賓として来てくださいました。

 農協や森林組合などからもご参加いただき、あらためてお礼申し上げます。

 TPPで関税がゼロとなれば、日高管内の主要産業である軽種馬業界も大きな打撃を受けるのです。

 以前にも書きましたが、オーストラリアなどは広大な土地がありコストも安く、関税340万円が撤廃されれば繁殖牝馬などにも「進出」されてきます。

 特産の昆布や木材加工でも、すでに加工品輸入や丸太は関税ゼロなどで、経営困難という状況も続いています。

 適正な関税と、付加価値向上のためにも研究・開発の体制を強化するなどが必要です。

 小泉「構造改革」で大きな打撃を受けたのは、北海道(全体もそうですが)の地方部でした。

 いま新たな「自由化」が、民主党政権のもとでおこなわれようとしています。

 政権交代に託した、国民の思いをどこまで裏切る気なのか。

 あいにくの悪天候で牧場に出ている馬も少なかったのですが、この光景を守るためにも力を尽くさねばと、あらためて思いました。

 【今日の句】 もう首相 自民党へと 移ったら