2012年6月29日金曜日

私も北海道で、再稼動反対!

官邸前の原発再稼動への抗議行動は、主催者発表で20万人! 10万人などとの報道もありますが、それでも10万人規模の自発的な行動なんて、ものすごいことじゃありませんか!

 先週の行動は無視か小さい扱いだった大手マスコミも、だんだん報道時間を割き始めてきたようですね。

 これだけの「再稼動反対」の声を、政治が受け止めるべき‥‥なのに!

 それに対して野田首相は「大きな音だね」と述べたとのこと(こちら)。

 中身や規模に触れず、ただの「音」扱い!?

 整然と平和的に、10万人規模の国民が抗議の声を上げている意味を、まったく理解できない首相なら、その職を辞めてもらいたいと私は本気で思う。

 そんなつもりは首相にはないだろうから、北海道でも、全国でも、さらに世論と運動を広げないと!

 私も、その一翼を担いたい。

 そして政治的に決着をつけるためにも、総選挙で必ず議席奪還へ!

 【今日の句】 この政治 必ず変わる 変えられる

2012年6月28日木曜日

農家の誇り

  今日は鈴木龍次・小選挙区5区予定候補と、当別町・石狩市を回りました。まるで夏のような日差し!が暑かったです。

 泉亭俊彦・当別町長さんとは、昨年2月におこなわれたTPP反対集会でごあいさつした以来で、じっくりと町づくりと農業の展望についてのお話を伺えました。

 消費税増税でも党の「提言」の中身で、各界のみなさんと懇談を続けていることを紹介すると「考えの違いはあっても、飛び込んで話し合いをすることは大事なことですね」と、お応えいただきました。

その後は農協や土地改良区などを回りましたが、どこでもTPPが必ず話の中心を占め、あらためて「オール北海道」でのTPP反対の声の大きさを実感しました。

 懇談には、元町議で農家の堀梅治さんが同行してくださったのですが、泥炭地での土地改良や研究を重ねるなかで、農業を基幹産業にまで進めてきた歴史も知ることができました。

 懇談では「こうやって国民の食料を供給している、私たち農家の誇りを政府はわかってほしい」との話もあり、私も同感です。

 単に効率性や採算性だけの数字で一面的に評価し、農業の多面的機能も、食料の安全保障の側面も、まったく考慮しない政治家の発言があることも問題です。

 農業を国の基幹産業に据えることを、日本共産党は綱領に明記しています。

 世界的な人口増加のなかで、食料の安定供給は、いま国が果たすべき大きな仕事の1つだと思います。

 大規模農家が多い北海道でも、TPPによる関税ゼロでは太刀打ちできません。

 国が食料を捨てるということは、国民の命を捨て、農山村を捨てるということ。

 そもそもTPPは農業だけでなく、医療・金融・公共事業などなど、国民生活のあらゆる分野にかかわる問題。

 「つまりは日本の主権を奪われる、ということだ」という指摘も、今日の懇談では出されました。

 一貫してTPPストップと、打開の展望を示す日本共産党の議席を、だから北海道でこそ!

 宣伝で訴える時にも、力が入りました。

 【今日の句】 一粒は 水と土との 贈り物

2012年6月27日水曜日

どうして大手新聞は、そろって消費税増税賛成か

新聞各紙にざっと目を通しましたが、朝日・読売・毎日・日経などの全国大手紙は(これまでもですが)消費税増税を基本的に支持する主旨の社説。読み進めるうちに「権力をチェックする」というジャーナリズム精神は、どこに行ったのか!との思いもフツフツと‥‥。

 庶民増税は容認しながら、新聞などの増税には軽減や配慮を求めるというのも、ちょっと虫が良すぎるのではないか、との声も聞かれます。

 先週金曜日の、再稼働への官邸前抗議行動も扱いは小さいか無視で、伝える中心は政府の発表や政局絡みのものでした。

 広告主=財界・大企業に遠慮して、あるいはみずからその身においていれば、批判的な報道はできないのでしょう。

 一政党として、一新聞社などの編集方針がおかしいからと法律を変えて、報道や表現の自由を縛ることはあってはならないし、そんなことを日本共産党は許しません。

 同時に、本来は果たすべきであろう報道のあり方から見て、異議を唱えることも私たちは遠慮しません。

 言論で磨き合い、多様な視点を国民には提供し、政治と報道が緊張関係を持つことは、民主主義の成熟にとっても必要なことだと私は思います。

 こういう報道のなかでも、消費税増税は6割近くが反対だし、原発再稼働でも7割近くが反対です。

 今日の「つどい」でも、消費税を上げるのは仕方ないと思うけど「お金持ちから税金をもらうとか、他にもやることがあるでしょう!」との声が上がりました。

 今の大手マスコミへの、間接的な異議ありの表明とも私は聞きました。

 広告主に遠慮なく、国民の立場で書ききれるのが「しんぶん赤旗」です。

 ぜひブログをお読みのみなさんも、日本共産党のHPなども参考に、ぜひご購読いただけるようお願いします(今日は、お2人の方に日刊紙を購読してもらいました!)。

 【今日の句】 官邸へ 怒りも広がる 高気圧

ウソで固められた消費税増税は、絶対に許されない

  朝から街頭に立ち「消費税に頼らない別の道がある!」と、強行採決へ反対・抗議する宣伝を続けました。結果はご存知のとおりですが、これぐらいであきらめるわけにはいきません!

 くらしと経済に打撃を与え、ゆくゆくは国家財政にとってもプラスにはならないことを、歴史が証明しています。

 社会保障制度改革法案では「自助」が説かれ、国民のくらしを守るべき国が「責任放棄」するというとんでもない法案も、認めるわけにはいかない。

 国民に「自助」を言いながら、みずからは政党助成金という税金に頼っているではありませんか!

 そもそも民主・自民・公明3党で決めたら、ほとんど国会で議論もせず問題点も明らかになる前に強行採決なんて、民主主義の国・日本であっていいのでしょうか。

 野田首相は午前中の委員会で、賛成する民主党議員に向かって「マニフェストに書いてないと言われても、ウソつきと言われても、やらなければいけないことがある」など、賛辞を送る主旨の答弁をしました。

 一国の首相による「ウソつきのススメ」だなんて!

 私は「ウソつきは泥棒の始まり」と教わりました。

 民主党は、国民の政治を変えたいという期待の「1票」を盗んだ、というわけですか!

 道原発連の宣伝、国民大運動北海道実行委員会の「怒りのデモ」にも参加しましたが、私自身もどうにも怒りが収まらない。

 チラシを受け取る方の多さや、原発ゼロの署名に応じる方の多さから見て、同じく怒り考えている方が多いこともわかります。

 論戦の舞台は参議院に移りますが、さらに世論と運動を広げて廃案へ。

 そして、こんな「うそつき容認」のとんでもない政治を変えるため、やっぱり選挙で決着を!

 決意新たに、私も全力を尽くします。

 【今日の句】 この国の 総理は子どもに 誇れない

2012年6月25日月曜日

いくら首相に「心から」と言われても

  消費税増税法案の衆議院採決へ、山場を迎えています。先ほどニュースで、野田首相の党内「説得」演説も見ました。

 「心から」を3度連呼しても、庶民増税が消えるわけではありません。

 低所得者対策も、価格に転嫁できない中小業者対策も、結局は何も決まらず。

 社会保障は、自民党の要求にこたえて、改悪メニューや先送りだらけ。

 つまりは消費税増税だけが残って、それを急いで採決したいということ。

 国家財政も引き合いにしてましたが、つまり社会保障を良くするというのは口実で、国の借金を国民で払ってください、ということですよね。

 湯水のように税金をつぎ込む大型開発、膨大な防衛予算、温存されている天下り‥‥手をつけるべきところが、あるじゃありませんか。

 庶民には増税を押し付けながら、大企業などが恩恵を受ける法人税減税を実行するのでは、借金も減らないではありませんか。

 社会保障改革法案では、これからは「自助」中心で、国の助けなどあてにするなという、社会保障否定の大問題も含まれています。

 結局、民主党は、いや合意した自民党も公明党も、国民を見捨てるということなのでしょうか。

 消費税増税に賛成という方であっても、新しい法案の議論がやっと始まったばかりで明日に採決なんて乱暴すぎる、とお考えの方もいると思います。

 このまま増税に突き進めば、くらしだけでなく経済へ大打撃になることも間違いありません。

 こんな政治に未来なし!

 【今日の句】 首相には 苦しむ民が 見えてない

2012年6月24日日曜日

綱領なき民主党の末路かな

  報道を見ると、この週末は民主党議員の囲い込み・切り崩し・説得などなどが続いているようで‥‥政党の柱になる「綱領」なき政党だから、国政の基本問題で割れてしまうのは当然と言えば当然なんですよね。


 ともかく増税阻止へ、私は引き続き世論へ訴えていきます。

 今日は党旭川・上川地区の「わか葉まつり」に参加してきました。

 時期によって「わか葉」「もみじ」など変わるそうですが‥‥久しぶりに旭川・上川のみなさんと、ゆっくり交流もできました。

 各後援会が集まって「一品持ち寄り」などの昼食ですが、回って私がいただいたのは「ソウメン寿司(美味!)」「筋子おにぎり」「トマトのバジル和え」「蕗の煮物」「鳥の心臓揚げ」「塩麹のゆで卵」‥‥どうです、この並んだメニューの響きだけで、みなさんの気合の入り具合がわかるというもの!

 とてもおいしくいただいて、参加された方からも「元気もらったよ!」と激励していただきました。

 政治を変える道筋を、元気に訴えられるのが日本共産党!

 ぜひ一度、私たちの「綱領」をお読みになってください。

 今の日本政治を大元から支配しているのは、財界とアメリカです。

 企業献金を使って消費税増税や原発再稼動を求めている財界の姿や、TPP押し付けなどに見られるアメリカの勝手な振る舞いを見れば、それは明らかです。

 民主党が自民党政治を変えられなかったのも、大元の財界・アメリカにモノ言えないから。

 私たちは財界・アメリカを粉々にしようとするものでなく、財界・大企業には持ってる力にふさわしく民主的な役割を、アメリカとは対等・平等な友好協力関係を、望んでいるんです。

 そして、資本主義社会では解決できない問題を、生産者が主役で乗り越える新しい社会を展望しています。

 こういう姿も、もっと多くの人に知ってもらえる活動に、取り組んでいきたいですね。

 
 【今日の句】 輪になって ほおばる味に 幸があり

「慰霊の日」にオスプレイなんて

 6月23日は沖縄「慰霊の日」。そんな日に米国から、相次ぐオスプレイ事故にも「問題ない」と日本への配備を求める考え--日本は植民地か!との思いが湧いてきます。

 沖縄では全市町村議会で、配備反対の決議が上がっています。

 明らかになった資料では、日本全土を5つのルートで訓練し飛び回るというではありませんか!

あまりの事故の多さに「widow maker 」(未亡人製造機)とまで言われるほどとの話は、有名です。

 それが密集する都市部で事故を起こしたら‥‥!

 戦没者追悼式で、遺族連合会からも「配備は許されない」とハッキリ述べたにもかかわらず、野田首相はまったく触れずじまい。

国民の声に応えない民主党・野田政権の姿がまた一つ、浮き彫りになったのではないでしょうか。

 国民と力を合わせる日本共産党か、国民の声を無視する民主・自民・公明3党か。

 札幌西区・手稲区で、紙智子参議院議員・のろた博之1区予定候補・菊地よう子4区予定候補と、熱く!訴えました。


 【今日の句】 首相には 国民生活 見えてない