2012年8月11日土曜日

1年5ヶ月目の「11日」も街頭へ

帰省ラッシュも始まったようで、みなさんもお盆休みに入られた方もいるのでは‥‥私も明日から3日ほど、休みをいただきます。

 子どもたちに夏の思い出も作れずにいたので、たっぷり遊ぶ時間も持ちたいと思っています。

 さて毎月11日の、国民大運動実行委員会と道原発連の共同街頭宣伝に私も加わりました。

 震災と原発事故から1年5ヶ月。

 新聞には、消費税増税法案に対して「被災地のことを考えていない」との批判の声も紹介されていました。

 家もお店も失って、また借金を抱えることに苦しんでいるなかに、こんな増税なんて!

 原発撤退の署名にも、引き続き協力してくれる方が多く、政治を信頼できないなか「自分に何かできることを」と考え、行動に移している方も少なくない。

 増税ばかりがクローズアップされてますが、社会保障の今後も、首相任命の「国民会議」に中身を委ねられます。

 社会保障の「適正化」「効率化」が盛り込まれて、医療費・医療サービスなどの削減も必至です。

 税金の不平等をただし、大型開発や軍事費にも、もうメスを入れないと新たな財源は出てきません。

 ここに踏み込めないから、結局は消費税増税か社会保障削減か、と二者択一になってしまう。

 お盆休みで時間がある時に、ぜひ「提言」をあらためてお読みください!

 【今日の句】 一度しか ない子の夏も 大切に

2012年8月10日金曜日

野田首相よ、まだ言うか!

消費税増税法案は、民主・自民・公明の「増税大連合」によって可決。のろた博之(小選挙区1区)・森つねと(小選挙区3区)予定候補と、さっそく抗議の街頭宣伝へ!

 ちょうど道庁前の再稼動反対抗議行動に行く方が通って、握手あり「がんばって」の激励あり、でした。

 夜にニュースを見ると、野田首相の言葉にビックリ!

 「増収分は、すべて社会保障として還元される」

 実際には1%分しか回らないとの国会答弁があり、附則で公共事業増大が盛り込まれてその財源になることは首相も否定しなかったのに!

 マニフェストに反することには「深く国民におわびしたい」。

 いやいや、選挙での公約に反するのなら信を問い直すのが当然でしょう!

 自民・公明が解散を要求していますが、そろって国民の審判を受けるべきです。

 まだ実施まで2年あり、その間に必ず総選挙と参議院選挙があります。

 増税反対を多数派にすれば、中止や凍結の道は開けます。

 その一番の力になるのが、日本共産党!

 宣伝を終えて道庁前の抗議行動は、今日も熱く、かつ温かく、おこなわれました。

 行動の後に、スタッフがゴミ拾いをしていました。

 列のできていない場所まで、キレイにしているんです。

 核のゴミを片付けられない原発推進のみなさんに、見習ってほしいものだと心から思いました。


 【今日の句】 連帯が 明日の政治を 変えていく

2012年8月9日木曜日

怒りで腹の虫がおさまらない

日本共産党も含む野党6党の内閣不信任案は、自民・公明が欠席のもとで否決。昨日の密室合意から、怒りで腹の虫がどうにもおさまりません!

 昼に消費税廃止各界連絡会のみなさんと宣伝すると、これまでなら「あきらめ」の雰囲気も漂う街頭も、今回は署名に立ち止まる方が次々!

 開始すぐ、私の持ってた署名板に駆け寄った男性は「自民党もダメだ、何だよ、だらしない!」と立腹の様子。
 増税した後に信を問う、ってありえない。

 もう体力がなくて入院寸前の体に冷水を浴びせておきながら、「私の病院にまかせてください!」なんて自民党は言うつもりなのでしょうか。

 そもそも冷水を浴びせたことに何の痛みも感じない民主・野田政権だって、 「冷水を浴びせることにしたんだから、最後までやるべきだ」という公明党も、ひどすぎる。

 たとえ明日に可決されたとしても、総選挙後に増税反対派が多数を占めれば、中止や凍結の道も開かれる可能性がある。

 まだ採決まで時間はあるし、北海道で「消費税に頼らない別の道」を私は訴えます!

 【今日の句】 長崎の 総理の言葉 響かない

国民不在の、最悪の3党談合だ

民主・自民・公明3党の党首会談--つまりは密室で、消費税増税を成立させることの「談合」。国民不在ここに極まれり!

 玉虫色の「近いうち」か「近い将来」かが問題ではなく、この法案「採決前に」信を問うべきではないですか。

 世論調査では反対が6割近くであって、その声を3党は無視するのでしょうか。

 国民の声を無視しながら、自民・公明が「法案可決後に解散」して信を問う理屈なんて、これこそ党利党略ではないですか。

 腹立たしさでいっぱいです。

 国民大運動北海道実行委員会などによる、怒りのデモ行進が札幌市内でおこなわれ、私から国会情勢の報告と連帯のあいさつを述べました。

 増税阻止はあきらめてないし、そもそも民意無視の民主党にも、談合続きの自民・公明にも怒りが収まらないとは、参加された方の声。

 もう2大政党どころか、国民生活を破壊する事実上の大連合!

 こんな政治は長続きしないし、させてはならない。

 できることを最後まで、北海道でもがんばります!

 【今日の句】 束になり 民意をつぶす 談合だ

2012年8月7日火曜日

民意に反する野田内閣へレッドカード!

日本共産党など、自民・公明を除く野党6党が衆議院で内閣不信任案、参議院では7党で問責決議案を提出しました。ふだんから野田政権には腹を立てまくっている私には、ここで決着を!解散・総選挙で審判を仰げ!との思いでいっぱいです。

 なぜ日本共産党が内閣不信任案を共同提出したのか、朝から街頭で訴えました。

 消費税増税で、くらしも景気も悪化することは間違いなし。

 法人税や所得税の落ち込みで、国への税収が減ることもハッキリしている。

 大型開発・軍事費・政党助成金‥‥削るべきものが、削られていない。

 価格に転嫁できない業者への対策は、まったく具体化もなし。

 社会保障拡充どころか、防災に名を借りた大型公共事業の乱発向け財源であることも、国会論戦で明らかに。

 こういうウソやごまかしに気づいているから、世論調査をすれば6割近くが反対!

 各野党で消費税に対するスタンスは違いますが、今この時期の消費税増税は「やってはいけないこと」として一致した行動を取ることになったわけです。

 内閣不信任案は消費税増税に限ったものですが、原発・TPP・オスプレイ‥‥どの課題でも、国民の声に反し続ける野田内閣を、どうして信任できるでしょう。

 明日以降の政局がどうなるかはわかりませんが、私は私で増税ストップの行動を、北海道で広げるのみ!

 そして解散・総選挙となれば、この悪政をストップする確かな日本共産党の議席を奪還するために、全力を尽くすのみ!

 昨日、小選挙区3区で森つねとさんが予定候補として発表され、北海道は全12小選挙区の予定候補者も決まりました。

 決意も新たに!

 【今日の句】 党名の 民主はもはや 飾りのみ

2012年8月6日月曜日

核兵器は絶対に、絶対になくせ

原爆投下から67年--北海道でもおこなわれた原爆死没者追悼会に、党道委員会を代表して参加し追悼の言葉を述べました。

 追悼会の前に「『あの日』を語り継ぐつどい」がおこなわれ、被爆体験をされた糸沢定雄さんのリアルな話に胸が詰まりました。

 広島の多くのけが人を看護するために、似島へ行った糸沢さん。

 運び込まれる、皮が向けて人の顔もしていない被爆者に、思わず後ずさりしたと言います。

 血を吹くガーゼ1枚も渡されないのに、兵隊1人で100人の犠牲者を看護することに。

 痛みや悲しみで泣き叫ぶ子どもを、抱っこしてあやしているうちに、母親に抱かれたように穏やかな顔に--でも、その子はそのまま亡くなってしまいました。

 「兵士1人で米兵10人殺せと教えられ、心は鬼となっていた私だったが‥‥今も手に抱っこした子どものぬくもりが残っている」と、言葉に詰まりながら話す糸沢さん。

 戦争はやってならない、核兵器なんてなくすべきだ--糸沢さんの話に、あらためて決意がみなぎります。

 被爆者の平均年齢は78歳になり、北海道に約400人、全国で被爆者手帳を持っている方が約20万人と言います。

 被爆者への国家補償を、核兵器は廃絶を!

 「あの日」を受け継ぎ、次の世代へ語り継ぐ、私たちの世代の責任も痛感しました。

 その後に陸上自衛隊北部方面総監へ、離島での「有事訓練」中止を求める要請に行きました。

 北海道新聞8/4付で報じられましたが、奥尻・天売・焼尻・利尻・礼文の5島で有事を想定し、小銃を携行した訓練をおこなうというのです。

 ヘリコプターで住民を島外に避難させるなどは「防災訓練にもなる」との理屈ですが、それなら小銃など携行する必要はなし。

 自治体との調整のもとに応じるとの回答はありましたが、今の情勢下で武力による有事という可能性が大きいのか疑問なだけに、そもそも正当性が問われていると思います。

 自治体の求めに応じた防災訓練なら、別問題として対応すべきものです。

 「戦争につながる、どんなことでも止めないといけない」--そう教えてくれたのは、一昨年亡くなったアイヌの鈴木ヨチさん。

 被爆者の無念も、ヨチさんの言葉も忘れず、平和憲法が生きる日本へ!

 【今日の句】 首相から 核廃絶の 決意なく

2012年8月5日日曜日

矢臼別では、誰もが自由

 第48回目となった矢臼別平和盆踊り。蒸し暑いときも、急な土砂降りに見舞われたときも、満天の星空が見えたときも、平和を願うみんなが集う場として今年も盛大におこなわれました。

 会場設営からして大変ですが、地元の別海町はじめ釧根地域の平和委員会・労働組合・新婦人・民医連などなどで準備を続けてきたことには、本当に頭が下がる思いです。


 私は党を代表してのあいさつでしたが、一緒に参加した佐々木りょう子小選挙区7区予定候補と、今月におこなわれる藤井のりお・中標津町議予定候補とからも一言ずつあいさつがありました。

  前夜祭があり、今日も昼から「集まれば元気」の矢臼別らしくにぎやかに、開会式も「待ってました!」の思いでいっぱい!

  本州や沖縄から参加やゲストがあり、松平さんのトランペットを合図に花火が上がり、大きな輪になって盆踊りが始まる--そこには、いつもと変わらない矢臼別平和盆踊りの姿があります。

  川瀬さん亡き後も、いつもと変わらない川瀬牧場。

  誰が集っても、いつもと変わらない平和盆踊り。

  合唱団員として参加していた大学院生時代を思い出し、うたごえ交流では私も合唱団と舞台に上がりました。

  教育大釧路校OBからは、何度も何度も「がんばれよ!」と激励(もちろん、がんばりますよ!)。

 相変わらずアメリカいいなりに米軍演習をおこない、憲法九条をふみにじる日本政府ですが、そんな力にも負けない力があるんだ!と、いつも矢臼別では確信になります。

 今日は札幌へ行き、札幌豊平区での平和盆踊り(日本共産党主催ですが、たくさんの子どもたちが来るんです!)にも顔を出したのですが、あいにくの雨に途中で終了。残念です。

 憲法九条が実現される日本にこそ!

 【今日の句】 この場所は 誰もが自由 矢臼別

連合が矛盾を深めるなか、道労連の役割は大きい

道労連の定期大会であいさつし、飛行機に飛び乗って矢臼別平和盆踊りへ。先ほど釧路のホテルに着いたばかりで、平和盆踊りは明日のブログに書きますね。

 連合が特定政党支持という方針で矛盾を深めるなか、全労連・道労連の果たす役割が大きくなっています。

 私からは、野田内閣がどの問題でも国民の声を無視して信任に値しない事実と、日本共産党が内閣不信任案提出へ共同していることを述べました。

 何より、これだけの国民世論を広げるために果たしてきた道労連の奮闘に敬意を表しました。

 時には職場でも街頭でも先頭に立ち、時には市民との接着剤や集会の黒子役になり--。

 国民の怒りの声が広がるからこそ、財界やアメリカだって執念を燃やしているはず。

 新しい統一戦線で政治を変える、今がその頑張りどき!

 働く仲間のがんばりに、私も力をもらいました。

 【今日の句】 財界に 負けぬ力が ここにあり