2012年11月24日土曜日

氷点下で口が回らなくても、熱く訴える!

 冷たい風も吹き、体感温度は氷点下!の中を、渡辺ゆかり11区予定候補と3日間のキャラバンです。とても寒いのに、多くの方が話を聞きに来てくださり感激です!

 今日の十勝管内は、全道で最低気温が最も低かった中札内村(-13℃!)はじめ、日中でも途中に通った鹿追町では-0.5℃と示されていました。

 今日から3日間の十勝キャラバンというのは、党十勝地区委員会の新しい宣伝カーお披露目!も兼ねてのもの。

 ただのお披露目でなく、この3日間で「参加1000人」を目標に、演説のお誘いをしてきたというのです。

 窓を開けて手を振っていくため、演説を終えて握手をする頃には、私の手も冷たい‥‥を通り越してガチガチです。

 それでも「温めてあげるよ」と、ギュッと握り返してくれるのが嬉しい。

 フェイスブックに写真を載せましたが、士幌町で準備してくれた昼食の温かさに、ホントにホントに感謝でした。

 聞くと宣伝カーも、今日に間に合うようにと業者さんが文字通りの不眠不休で作業してくれたとのこと。

 こうやって日本共産党を、多くの方が支えてくれているんですよね。

 最後の本別町では、寒さで口も回らなくなってきましたが、渡辺さんも私も「何としても日本共産党の議席を!」と熱く訴えました。

 新聞記者さんも渡辺さんへの取材で同行もあり、私たちの演説にある記者さんは「納得しました」とポツリ。

 特にTPPでは「オール十勝」で反対活動をしてきただけに、どこでも演説への反応は大きい。

 党本部と地方の候補者と、ねじれなく責任を持って頑張ってきたのが日本共産党。

 だから、党の議席を勝ち取らないと、本当の意味で「オール十勝」「オール北海道」のTPP反対の声が証明されたと言えないんです。

 うっすらと畑には雪が積もり、日高山脈は雪景色。

 明日はプラスの気温というので少しホッとしてますが、寒くても話を聞きに来てくださる方が多くいるんだから、元気に明日も訴えます!

 【今日の句】 だからこそ 共産党は 裏切らない

2012年11月23日金曜日

対立軸は「自民党型政治」vs.「日本共産党」

 今日は太田秀子2区予定候補と、札幌北区・東区を渡り歩き! 途中で雪も降る中、女性のつどいや業者後援会などで、2人そろって国会で働かせてほしい!と訴えました。

 ニュースで2区が取り上げられたことも引き合いに、太田さんは「候補が並んで話すと違いがクッキリ」したと言います。

 結局、民主党でも政治を変えられなかったのは「自民党型」だったから。

 部分的に国民の要求が含まれたマニフェストでしたが、大元の「財界中心」「アメリカいいなり」が変わらなかったことが、今の政治の破綻を生んだのだと思います。

 維新の会だって、この大元を変える話は出てこないで、最近は核兵器容認だの、企業団体献金の容認だの。

 いろんな政党が生まれているけど、対立軸は「自民党型政治」vs.「日本共産党」です!

 私からも原発、消費税増税、TPPで、他党と日本共産党との「一番の違い」を訴えました。

 原発マネーにまみれているか、まみれていないか。

 結局は消費税頼みか、もうけに応じた税金の仕組みに変えるか。

 TPP反対では、国会と地方とで言ってることが違うのか、一貫した態度を取っているのか。

 今日の北海道新聞には、道内で立候補する民主党議員は「誓約書」にサインしながら、TPPに反対すると言っているとか。

 こういうことに国民がウンザリしているのが、わからないのでしょうか。

 それで全員が当選して民主党が勝ったものなら、野田首相は「私の言ったことは信任された」となるでしょう。

 いつも一貫した立場で、がんばってきたのが日本共産党。

 戦争の時に、命をかけて反対を貫いた姿勢は、今だって変わりません。

 原発マネーなど汚いお金を受け取らないから、北電「やらせ」内部資料が届けられるほど、関係者から見ても「原発ゼロ」への確かな力は日本共産党なんです。

 東区では、参加者の願いが書かれたタペストリーが掲げられていました。

 この願い実現へ、何としても議席を!

 【今日の句】 この雪も 熱い気持ちで 融けるかな

2012年11月22日木曜日

自民や維新の「右ならえ」は止めなければ

 3日連続の小樽市地域演説会で、今日出されたご意見は「右へ右へと進む政治へ歯止めを」とのものでした。

 昨日、自民党の政権公約が発表。

 集団的自衛権の行使、自衛隊を「国防軍」と位置づける憲法改定‥‥つまり、日本が武力行使できる道です。

 維新の会も、先日の石原発言は核兵器を容認するものでした。

 これらの動きについて「報道を見て、民主も自民も『第三極』も選べなくて迷ってる人が多い」と言うのです。

 そういう人たちの声を共産党が受け止めてほしい、とのご意見でした。

 そうです、こんな「右ならえ」は止めないと!

 今のような雰囲気が「戦前の社会に似ている」と、戦争を体験された方からも聞いたことがあります。

 国際問題があった時に、やるべきは冷静な外交交渉であり、武力で脅すことから出発するべきでない。

 憲法九条を持つ平和な国だからこそ、あの悲惨な戦争から立ち直り経済復興もできた--アジアや中東などの少なくない国々が、こんな日本のイメージを持っていると言います。

 この立場を生かした、国際紛争の調停や武器放棄へ、日本人が力を発揮した例だってあります。

 進むべきは、世界とアジアの平和に貢献すること!

 憲法九条を持つ国の外交力こそ、日本の政治が発揮すべき力だと私は思います。

 【今日の句】 連帯の 世界の動き 見えないか

2012年11月21日水曜日

厳しく迫る相手が違う

 道内ニュースは鳩山元首相で持ちきり。すっかり自民党と同じになった民主党の、象徴的な出来事ではないかと思います。

 記者会見で、民主党の後輩に当てた、このような言葉がありました。

 「常に弱者の声に耳を傾けていただきたい」

 今の民主党は、弱者の立場に立っていないと言いたいのでしょう。

 2009年の政権交代時、日本共産党は「掲げられたマニフェストには、国民の声が反映した部分がある」として、間違いは正し、国民の願い実現には協力する「建設的野党」との立場を取りました。

 しかし、これらの期待は実現されませんでした。

 弱者の立場でなく、誰の立場になったのか。

 それは財界であり、アメリカの代弁者としての立場、と思います。

 ここにメスを入れなければ、政治は大元から変わらない!のですよね。

 今日も小樽市で菊地よう子4区予定候補と地域演説会でしたが、この点には多くの方が納得しながら聞いてくださいました。

 平日の日中でもあり、来ていただいた多くは年金受給の高齢者でもあり、私からは「少なくとも『減らない年金』の実現」を訴えました。

 多くの高齢者にとって、収入は年金しかありません。

 計画的に生活するためには、少なくとも「減らない」ために政治が力を注ぐべきです。

 しかし解散のどさくさに、民主・自民・公明は3年間で2.5%削減を決め、維新の会も橋下氏は社会保障関連の削減を演説で明言しました。

 少ない年金で暮らす高齢者に厳しく迫るより、減税で大儲けをあげてきた富裕層や大企業に厳しく迫るべきではないですか。

 財源をつくる道は、消費税ではない別の道がある!

 全文などはこちらをご参照ください。

 第一歩として、議席を倍増して消費税増税中止法案を提出したい。

 どうぞ力をお貸しください!

 【今日の句】 自民には くらしは見えず 右に行き

2012年11月20日火曜日

維新の会は、核兵器容認か

 朝の雪が宣伝中に雨になり‥‥一緒に宣伝してくれた後援会のみなさん、風邪をひかないように気をつけてくださいね。

 いつも宣伝をする札幌駅前は地下通路があり、雨や雪のときは通る人もまばらに。

 それでも今日はチラシを受け取る人も、比較的多かったようです。

 小樽市2ヵ所で、菊地よう子4区予定候補と地域演説会。

 「寒いから気をつけてね」との言葉を何度もいただいて、それだけで十分あたたまります!

 夕方に札幌の事務所に戻り、ひととおりニュースを見ていたら維新の会・石原代表が「核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい。これも一つの抑止力になる」と述べたとか!

 もともと好戦的で、核兵器保有を肯定するような発言を繰り返してきた石原氏。

 そういえば橋下氏も広島で、「日本が米国の核の傘に守られている以上、持ち込ませる必要があるなら国民に理解を求めたい」と演説していました。

 つまり維新の会は、核兵器容認なのでしょうか。

 「軍事力こそ抑止力」という、安全保障の中でも狭い考えに固執すれば、核兵器容認にまで行き着くのは当然なのでしょう。

 しかし日本は、言わずとしれた世界ただ一つの核兵器が投下された国。

 福島事故も起きたばかりで、核被害の大きさは、私たちが日々、目にしているところではないですか!

 もしかしたら維新の会には、そのような被害は目に入ってないのでしょうか。

 紆余曲折や、新型兵器への切り替えなどの背景は持ちつつ、核兵器廃絶へアメリカも言明し、国連でも圧倒的多数の国がそれを求めているのが、国際政治の現状だと思います。

 彼らは「小異を捨てて大同につく」と合流しましたが、大同とは憲法改悪と戦争できる国家への道なのではないか。

 今回の発言は、あいまいにしてはならない。

 あいまいなまま選挙協力をおこない、こびへつらう政党ばかりでは、ますます日本の未来も危ない。

 平和的なアジアや国際環境をつくるなら、憲法九条にもとづく軍縮の道を提起すべきと思います。

 平和と憲法の問題も、大きな総選挙の争点になってきました。

 【今日の句】 自分では 戦地に行かず 指令のみ

2012年11月19日月曜日

私はTPP反対の先頭に立つ

 野田首相がTPP参加を表明するのではないか、と高まる懸念。何としても参加ストップへ! JA北農中央会などを訪れました。

 紙智子参議院議員と一緒に、飛田稔章・北農中央会会長、奥野岩雄・道厚生連代表理事長、佐々木還・道農協共済連理事長との懇談です。

 新しくできたTPP反対のポスターも持参し、特に北海道では、私がTPP反対の先頭に立つことをお約束しました。

 どこでも「一貫して共産党さんは、TPP反対でがんばってきましたからね」と応じていただきました。

 比例候補として発表される前に、私は党道委員会としてTPP反対のチラシ2種類を自分でつくり、農協などにもお渡ししてきました。

 他の党がやらない、独自の集会やシンポジウムなども党道委員会ではおこなってきたんです。

 TPP反対で「オール北海道」でまとまった、その一端を私も担ってきたという思いがあります。

 確かに反対の一点で他党とも共同してきましたが、選挙という選択のうえでは譲れない!

 「中央が賛成でも、私は反対」と切り離した主張は、認められません。

 反対を言いながら、賛成の党と選挙協力などを結ぶことも、一貫していない。

 だから北海道のTPP反対をハッキリと証明するには、どうしても日本共産党の議席が必要なんです。

 私が、TPP反対の先頭に立ってがんばりぬきます!

 【今日の句】 あいまいに この問題は してならぬ

2012年11月18日日曜日

民主・自民・維新の教育行政に任せられない

 釧路市での演説会を終えて、紙智子参議院議員と飛行機で札幌に向かうはずが‥‥雪で欠航! 別の便に乗り換えましたが、冬の北海道は移動ひとつも大変なんですよね。

 特に車を運転される方! 気をつけてくださいね!

 釧路に着いてすぐ、佐々木りょう子7区予定候補も一緒に街頭宣伝をし、演説会は立ち見せざるを得ない人も出るほど会場がいっぱいになりました。

 釧路市長候補として大奮闘された中家はる子さんも、ごあいさつされました。

 私からはTPPや原発、医療問題などと合わせ、学力・教育の問題も話しました。

 釧路市では、日本共産党以外の市議による、全国でも例のない「学力向上基本条例」が準備されています。

 中身は学校だけでなく、罰則はないものの家庭も責任を負うというもの。

 主権者として、社会のなかで自分の持つ能力を生かすうえで、基礎学力は必要だと私も思います。

 子どもたちも、わかりたいと思っている。

 先生たちも、わかるように教えたいと思っている。

 学力テストをドンドンやって結果を公表し、競争をあおるだけでは学力は向上するものではないと思います。

 わかるまで教えるには、1クラスの子どもの数が多すぎます。

 子どもと接する時間をつくるには、教育委員会などからの報告が多すぎます。

 このような教育環境を変えずに、学校と家庭に責任だけを負わせることが正しいのでしょうか。

 学力向上を願うなら、学力世界一のフィンランドのように少人数学級や教員の増員こそが必要です。

 国政を見れば、野田首相は党首討論で自民党・安倍総裁の教育への考えを持ち上げましたが、とんでもない。

 教育基本法を改悪し、管理・統制を強めた張本人が当時の安倍首相だったのではないですか。

 維新にしても、東京や大阪で教育現場の管理・統制を強めてきたのは、ご存知のとおりです。

 どの問題もそうですが、教育問題に限ってみても、第三極も第一極もなく、そろって「子ども抑え込み大連合」だと私は思っています。

 釧路教育大で育ててもらった私として、この動きは止めなければならない。

 教育環境の整備こそ、政治・行政の一番の責務です。

 原発やTPP、消費税などとともに、教育問題も重大な「岐路」が問われる総選挙だと私は思います。

 本当に子どもの健やかな成長と、持ってる可能性を広げることができる教育行政の転換を!

 【今日の句】 来月は 雪の選挙と 身構えて