2013年4月18日木曜日

ぶれずにTPP阻止へ、広がる道東地方の力

 釧路・根室管内キャラバンは、2日目は標茶町・別海町・中標津町・標津町へ、最終日は浜中町・厚岸町・釧路町と回りました。道路をエゾシカが何度か横断し、ヒヤヒヤしましたが‥‥。

 2日目はみぞれ降る朝でしたが、標茶町では朝早くから多くの支持者の方も宣伝に来られました。

 総選挙の時は本番中に回れなかった地域なので、こういう時でもお会いできると本当に嬉しい。

 他の町でも同様に、寒いなかでも最後まで話を聞いてくださって本当にありがたい。

 別海町では夜に懇談会を持ち、くらしの様子も伺いました。

 浜中町と厚岸町では役場と農協を訪れ、浜中・松本博町長さん、厚岸・若狭靖町長さんからもTPPへの心配や防災対策の現状についてお話を伺いました。

 根室沖から十勝沖までの断層が連動して地震を起こした場合、両町とも大津波を襲うとの予測が出されています。

 しかし両町とも、中心市街地や役場が海に近く、海抜も1~2m程度。

 避難道整備や防災訓練、住民との協力など、切迫感ある課題であることを私も再認識しました。

 浜中町は道道の拡幅などが必要ですし、厚岸町は国道が常に冠水して通行止めになる状況の改善も急がれます。

 やっぱり現場に来てこそ、実態がよくわかる。

 浜中農協・釧路太田農協では、TPP断固阻止と酪農支援のあり方でも要望を伺いました。

 両町とも農業・漁業が基幹産業(浜中町では第一次産業が50%以上!)。

 共通して聞かれた言葉は「安倍首相は、地方がなくなってもいいと思っているんじゃないか」。

 TPP推進の姿勢が、株価を上げることだけに懸命な姿と重なって、このような思いになるのも当然です。

 北海道から沖縄までが「日本」でしょう。

 結局は日本そのものを売り渡すことになるTPP。

 ぐるっと3日間、道東地方を回って目に付いたのは、自民党事務所の「TPP断固阻止」とのポスターや看板でした。

 公約違反は許されない!

 もっと日本共産党の議席を増やさなければ、と強く思った3日間でした。

 【今日の句】 宣伝カー 牛も期待し 見てるよな

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