2013年10月20日日曜日

規制緩和を打ち破った労働組合がある

 いろいろな行事が重なった今日ですが、私は「しんぶん赤旗」将棋大会で主催者あいさつ→定山渓での自交総連道地連大会あいさつと回りました。

 先週の囲碁大会でも書きましたが、今回は記念すべき50回大会。

 将棋指しの私にとって、このようなあいさつができるのは嬉しいし、対局も少し眺めましたが熱戦!に思わず時間を忘れてしまうほど。

 実に小学生(8歳!)から60代の方まで集う北海道大会を制して全国大会へ行くのは、25歳と19歳の若い力。

 思い切り力を発揮してきてほしいですね。

 審判長を務めていただいた将棋連盟の佐々木純一さん(指導棋士6段)から、写真の雑誌を贈呈していただきました。

 いろいろ仕事が残っているのに、ついつい目を通してしまい‥‥「7七飛」戦法なんか、思わず目からウロコ!の展開で、これでは仕事が進みません‥‥。

実は将棋は、戦後の民主化の時期にGHQから「敵から奪った駒を、また使うのはけしからん」(奴隷を保護することに反する)と「待った」がかけられそうになったことがあるんです。

 それに対して「駒(敵)を殺すのでなく、生かしているというのが将棋なのだ」と切り返して、GHQを説き伏せたというエピソードを聞いたことがあります。

 いずれにしても、これだけパソコンが普及して棋譜も研究し続けても、なお新しい戦法が編み出されるんですから、実に将棋は奥深い、のです。

 次に向かった自交総連は、私が最初の立候補のときから多くのことを学ばせてもらった労働組合です。

 当時は小泉「構造改革」後の安倍内閣で、規制緩和・貧困と格差が、大きな社会問題になりました。

 その被害を真っ先に受けていたのが、ハイヤー・タクシーの分野。

 規制緩和によりタクシーが増えて競争が激しくなり、低賃金や労働条件悪化が運転手に押し付けられました。

 稼ぐためにはと、休憩時間を取らず走り続け事故を起こし、車内で寝泊りしているという例も伺いました。

 さまざまな規制緩和がありましたが、この分野は過当競争の弊害を国が認めた、唯一の分野です。

 10年を振り返って、構造改革とのたたかいに勝利した労働組合が、自交総連なのです。

 激励のあいさつをして少し寄り道をすると、気持ちも落ち着く秋の定山渓。

 リフレッシュして、明日からもがんばります。がんばりましょう!

 【今日の句】 人命を 守る使命が 政治変え

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