2013年12月7日土曜日

政治を変える息吹は、間違いなく広がっている

 安倍政権への怒りは収まっていない--JR問題の学習会で十勝入りし、その前に呼びかけた日本共産党入党に3人の方が応えてくださいました。安倍政権の「終わりの始まり」は進行形です。

 お1人の方は79歳の戦争経験者。

 釧路空襲の経験を語り、このようなことは繰り返してはならないと。

 お2人の方は農家のご夫婦。

 「結局、民主党も元自民党だもんね」と、国会の「自共対決」をしっかり見てくださっていました。

 昨日はフェイスブックを通じて、入党を表明された方もいました。

 素直に、うれしいです。

 同時に、新しく政権を担えるだけの政治的・政策的・組織的な力をつけなければと痛感しています。

 昨日で、日本の民主主義が終わったわけではない。

 逆に、これからがスタート。

 追い詰められているのは安倍政権の方なんですから。

 明日も音更町・芽室町で「つどい」をおこない、日本共産党の「底力」と「懐の深さ」を知ってもらえればと思っています。

 【今日の句】 総理へと 本気の力を 見せてやる

施行まで1年ある--撤廃のたたかいだ!

 先ほど秘密保護法案が可決--確かにくやしい。腹立たしい。でも、負けてもいられない。あきらめた時が、彼らの思いどおり!なんだから。

 朝昼夕と宣伝し、時間を追うごとにビラを受け取る手が増えていきました。

 特に若い人たち!

 確かに平和と民主主義の危機だけど、だからこそ「明日の準備」も広がっていく。

 みずから手を伸ばしてくれた彼らは、きっとビラを読んでくれたことでしょう。

 ビラを受け取らなくても、もしかしたらテレビやネットで情報を得たかもしれない。

 静かに、でも確実に、安倍政権と自民・公明は追い詰められている!

 施行まで1年あり、採決間際に出てきたチェック機関まがいのものも、これから別立ての法案が必要になってくる。

 まだ、時間はある。

 政治の世界は、先に何が起こるかわからない。

 来年の今ごろまでに、安倍政権が低支持率のもと政権を投げ出すことだって、ないとは言えない。

 だから、やれることはまだまだあるはずです。

 明日から撤廃のたたかいへ!

 【今日の句】 みずからで 深い墓穴を 掘る首相

2013年12月5日木曜日

自由と民主主義を守るために、胸を張って反対しよう

 特別委員会の強行採決に怒! 国会前も抗議がすごいようですが、札幌もデモ行進に1000人超! 絶対に、あきらめてなんかなるものか~!

 政府は採決の理由を「議論が深まり、論点も明らかになった」と言うけれど、とんでもない。

 権力が秘密を隠し通し、

 広い国民が処罰の対象になり、

 監視社会・日本とされて、

 デモなどで声をあげれば「テロ行為」などという、

 政府・与党の大暴走こそ、明らかになったのではないですか。

 今日の特別委員会も、野党議員の質問に政府がまともな答弁をしていない。

 進行している委員長の態度が、またひどい。

 資料を要求するたび「理事会で協議」とこたえ続け、今日も「理事会で協議」と言い続け。

 結局、協議などもしないで動議に応えて強行採決? ひどいじゃないか!

 与党は、昨夜に野党の委員長2人を数の力で解任し、自分たちは資料も出させずに採決するなんて、こんなファッショ的なことを許せますか。

 仁比参議院議員の質問では、公安警察がイスラム国籍の人や、いそうな場所などのほか大使館職員の銀行口座まで調べてることが明らかにされました。

 その調査理由は「公共の維持」と答弁。

 テロ対策、外交、防衛などの理由で、こんな人権無視の監視社会・日本にする、彼らの地金が見えてくるではありませんか!

 こんな法案は、廃案にするしかない。

 まだ時間はあるし、廃案の方にこそ大義がある。

 憲法に反する、こんな法案に大義など、ないではありませんか。

 弁護士さん、報道関係者、著名人、ジャーナリスト、研究者、多くの市民が反対し、政府・与党こそ少数派になっているではありませんか。

 国際ペンクラブや国連の人権弁務官からも意見が出され、国際的にも懸念が示されているなんて、恥ずかしいどころか情けない。

 集会の瞬間も、このブログを書いてるときも、国会前や全国で、空前の抗議行動が広がっています。

 自由と民主主義を守るために、元気に、胸を張って、明日も訴えよう!

 あなたからも抗議の声と、まわりへの呼びかけをお願いします!

 (写真は道労連・小田島さんの撮影です。いつも感謝!)

 【今日の句】 沸点を 超えた世論を 見くびるな 

2013年12月4日水曜日

秘密保護法案の廃案へ、共同で宣伝!

 事前に呼びかけをして、今日は日本共産党北海道委員会と社民党北海道連合の共同宣伝! 政党同士の共同宣伝って、私が2000年に党専従になって初めてのことと思います。

 もちろん共通の一致点は「秘密保護法案を成立させない」!

日本共産党は西野敏郭道委員長、社民党は浅野隆雄道幹事長が、それぞれマイクを握りました。

 東京では、野党7党の共同宣伝を有楽町でおこなったようですね。

 政府・与党からは「議論が進んで論点もはっきりしてきた」から、採決をするのだと。

 しかし、議論が進んではっきりしたのは問題点ばかりではないですか。

 今日の埼玉の公聴会も、先日に決めて今日いきなり実施という、セレモニーのような開催ではないですか。

 日本共産党は論戦で問題点を明らかにしていく立場から、公聴会には出席しましたが、とにもかくにも、さまざまな違いがあっても、野党7党の一致点は「慎重審議をおこなう」こと。

 このまま強行採決ということは、絶対にさせない!

 このブログを書いている瞬間も、参議院本会議は延会だそうで、緊迫した情勢になっています。」

 一部報道では、明日にでも政府・与党は委員会採決→本会議まで持ち込みたいとか!

 私も明日も宣伝などにがんばります。

 ブログをご覧のあなたも、ご一緒に!

 【今日の句】 負けないぞ きっと歴史は 動いてる

2013年12月3日火曜日

追い込まれているのは政府・与党だ

 北海道では秘密保護法案への反対が65%!(「北海道新聞」)。強行する政府・与党のほうが、いまや少数。廃案へ、さらに力を尽くしたい。

 今日も朝から街頭宣伝で、用意していたチラシもなくなっていき、笑顔でこたえる方もいらっしゃいます。

 朝は重~い顔つきで出勤される方が多いため、このような重~いテーマは引きがちになるんですが、やはり関心は高い。

 政府が都合の悪いことも秘密にできて、しかも何が秘密かも秘密。

 処罰されるのは関わる公務員だけでなく、特定秘密とわからず“触れて”しまった国民すべてが対象になってしまいます。

 そして秘密にかかわる公務員、民間業者や下請け・派遣に至るまで、監視される仕組みになっている。

 「自分は関係ないや」と思っていても、日常生活の何気ない行動が、特定秘密とかかわって逮捕令状が‥‥となりかねません。

 しかも令状の罪名は「秘密」なんですから!

 昨日も書きましたが、国民からの抗議行動が「テロ」扱いにされる法案上の根拠も存在しています。

 宣伝の後にも会議や、さらなる世論喚起への準備を進め、気がつけば今日も1日が終了。

 早いな~。

 参議院では、与党が強行に公聴会の日程などを決めたようです。

 墓堀人が、みずからの墓を掘る様相となってきました。

 明日も法案阻止へがんばります!

 【今日の句】 JRよりも ブレーキ効いてない

2013年12月2日月曜日

驕りと危険な暴言に怒りが収まらない

 これほど反対世論が高まるなかでも、政府・与党は国会延長をしないで秘密保護法案を成立させたいと‥‥そんな中で石破幹事長の暴言! 世論を敵に回した、とはこういうことを言うんでしょう。

 絶叫とはまた誇張した表現ですが、デモ行進で声をあげる私も、これではテロリスト扱い。

 怒!

 釈明のごとく「仕事などの影響のないよう」にアピールなどはするべきだ、と会見で述べていました。

 そんなデモを制限する言い方も問題ですが、それならそう言えばいいだけで、「本質的にテロ行為と同じ」とまで言う必要はない。

 絶叫がいけないみたいな文脈にしても、なぜ声高に、しかもそれが高まっているかに思いを馳せるのが政治家ではないのでしょうか。

 有権者が政治参加する形態を、なぜこんな風に言うのか。

 法に則って、平和的におこなう抗議行動を「テロ行為と同じ」と呼ぶのなら、政権への抗議は「お上に手紙を書いて陳情なさる」ようでないとダメ、ということになるのでは?

 あなた方は、権力を持っているんですよ。

 形式的には国民から付託されて、国の舵取りをしているんでしょう。

 その舵取りに対して国民から「違う」と声があがれば、それに耳を傾けるのは当然のことなのでは。

 選挙は白紙委任ではないし、そもそも自民党は参院選で秘密保護法なんて公約に掲げたのですか?

 とにかく怒りが収まらない私ですが、会議や諸々の準備などで、あっという間に1日が終わると、仕事をしたのかしてないのか‥‥と思うことも。

 そういえば、昨日から師走だったんですものね。

 今年も残り30日を切り、さらに1日1日が早いんだろうなぁ。

 気持ちばかりが焦る日々です。

 【今日の句】 私より 政府がもっと 焦ってる

2013年12月1日日曜日

道教育委員会は、子どものための機関になっているのか

 昨日の夜から風邪っぽく‥‥今はあちこちの関節が痛く、みなさんも体調管理にはお気をつけくださいね。

 昨日は、昼間に知人の学校の先生と会い、夜は高校・障害児教育の教職員後援会の「つどい」で道政の問題点と、真下紀子道議の活動を報告しました。

 道教育委員会は、他県に比べても教育現場への管理・統制がひどすぎます。

 1つの象徴が、今年7月に出された通知。

 従来3学期の授業計画に組まれている「君が代」の指導を2学期におこない、しかも道教委としても見に行くというもの。

 そこまでやる理由は、単に「きちんと歌われていない」から。

 「君が代」に固執する姿勢も異常なら、教育課程を変えさせてチェックに来るというのも異例です。

 「私は『君が代』反対だけど、それでも3学期には一応教えてきた。何で2学期にやる必要があるの。教育委員会から来たけど10分だけで、何を見に来たのかって感じ」とは、昼間に会った知人の教員。

 夜の後援会でも、このような現場の実態を前に「共産党の道議が6人いたときは、全部の委員会に入れたし歯止めにもなってきた」と、子どもたちのためにも共産党を大きくしようと話し合われました。

 ここ数年の道教委は、子どもたちのためというより「秩序の維持」や「(点数化される)学力の向上」ばかりを追い求める姿勢が強まっています。

 背景には文部科学省の意向もあるし、政治と教育は独立したものとしても、高橋知事の姿勢が反映される側面もあるでしょう。

 管理を強めるよりも、教育環境を良くすることを急ぐべきではないでしょうか。

 さまざまな国政の重大課題がありますが、子どもと教育をめぐる状況も反動的方向が進んでいる安倍政権。

 この問題も正面から取り上げ、大きな世論と運動にしていかないと‥‥!

 【今日の句】 採決の 強行こそが 反秩序