2014年4月1日火曜日

中小企業は消費税に苦しみ、輸出大企業は得をする

 増税その日ということもあり、定例の朝宣伝はチラシもずいぶん受け取ってもらい‥‥「ガソリンが高い」などなど、やっぱり朝から話題になっていました。

 政府は金融緩和も続けるようですが、これから苦境が予想される中小企業へ、銀行の融資も厳しくなるのではと予想されています。

 消費者も大変ですが、税を納める事業者こそ、これから深刻な事態に直面する。

 今でさえ、税の滞納で最も多いのが消費税。

 価格に転嫁できず、自腹で払うのですから滞るのも当然ですよね。

 そこに銀行の融資も厳しいとなれば、バタバタと店を閉めていくことに‥‥。

 ん? 不良債権の処理!なんて言葉が前にありました。

 まさか消費税増税を機に、体力のない業者はつぶれていけばいい、と政府・財界が考えているのでは‥‥とも勘ぐりたくなります。

 だって今もなお、自民党政権の経済政策の主流は構造改革路線。

 富の分配ではなく、彼らの言う成長部門へ富を移動させるわけですから、事業者が淘汰されるのも当たり前。

 消費税は、弱肉強食を体現する税制と言ってもいいかもしれません。

 結局、消費税増税で得をするのは誰?

 輸出戻し税のように、なぜか増税で得をする企業があることをご存知でしょうか。

 経団連が消費税増税を要求するのには、このような背景も。

 こんな悪政、早くやめさせないと!

 【今日の句】 増税は ウソとならずに 明日も来る

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