2014年4月7日月曜日

JR北海道の労務政策に注視する

 1日遅れですが、6日付「しんぶん赤旗」に「JR北海道再生へ必要なものは/分割・民営化に反対した鉄道マンは語る」が掲載されています。ぜひ、お読みください!

 先月21日に北区地区でおこなったシンポジウムでも、国鉄勤務だった方などからの話も伺いました。

 すでに明らかになってきましたが、安全対策が二の次とされ利益優先だったJR北海道の企業体質。

 ローカル線を多く抱える北海道は、分割・民営化で鉄道事業が赤字になることが想定されていたこと。

 その中でもJR北海道は株式上場・完全民営化へと進んだわけですから、無理やり黒字へするために人件費や安全対策費の削減となったわけでした。

 記事では、それに加えて偏った労務政策についても触れています。

 JR北海道が、モノ言う労働組合を無視し続け、あるいは職場から排除して、職場からのチェック機能も弱くなっていったのではないか。

 安全対策に本腰を入れるなら、JR北海道は文字どおり職場が団結できる状況をつくる必要があります。

 新役員体制のもと、どのような労務政策が取られるか、私は注視したい。

 道民的監視・関心こそ、JR北海道が安全を守る一番の保障だと思うのです。

 【今日の句】 言うならば 暴走列車の 安倍政権

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