2014年11月10日月曜日

雇用安定と拡大の道はある

 労働者派遣法の改悪がねらわれています。派遣拡大=正規社員減少の、どこが「地方創生」なのか。まともな働くルールこそ景気回復の道!

 北海道の非正規労働者は42%と全国2番目。

 この10年間で、69万人から85万人に増えているんです。

 そのうち年収200万円未満が82%!

 勤労者全体の年間賃金は362万円(02年)から、323万円(13年)と約40万円も減りました。

 それなのに、さらに派遣拡大?

 大都市部だけでなく、地方都市にまで派遣というか非正規雇用の波は押し寄せている。

 そもそも農林漁業や地場産業が苦境にあって、雇用自体が少ないのが実態です。

 まずは大企業から安定した正規雇用拡大の道を。

 中小企業には、税のみでなく社会保険料軽減など、雇用確保や賃金アップの原資をつくる政策を。

 マンパワーが必要とされる医療・介護・福祉分野で、人件費にまわる助成の仕組みを。

 観光や再生可能エネルギーなど、北海道の特性を生かした分野での重点投資を。

 やれることは、いくらでもあるはずです。

 外貨で稼ぐこと自体は否定しませんが、何より内需を大事にすることをしないで、何が日本政府なのでしょう。

 もっと私たちからの発信も、強めなければ!

 【今日の句】 働けど じっと見た手を 握りしめ

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