2014年11月9日日曜日

今の時代こそ「おかしいことはおかしい」と声を

 民青北海道委員会の会議で、党を代表してあいさつ。学生の自民党支持率が50%あった私の学生時代に比べて、今の青年は模索してるし行動力だってある!と思います。

 もう25年も前のことですが、中国・天安門事件や東欧・ソ連の崩壊が相次いで、時代は「資本主義万歳」「社会主義崩壊」の様相でした。

 旧ソ連は社会主義どころか覇権主義・大国主義というべきものだったし、天安門事件にしても日本共産党は厳しい態度を取りました(当時は、中国共産党と日本共産党の関係は断絶していました)。

 それでも報道の影響力は大きいし、共産党のキョの字を出すのにもためらいがある時代でした。

 しかし資本主義も、日本ではバブル崩壊とともに長い不況へ突入し、政府腐敗・環境汚染・格差拡大など、とても「万歳」だなんて言えない状況になりました。

 そして今、安倍政権の暴走に「黙っていられるか」と、多くの青年が声を上げ始めています。

 「おかしいことはおかしい」と言えることは、今の時代こそ大事なことではないのでしょうか。

 ブラック企業にブラックバイト、セクハラ・パワハラ・アカハラ・マタハラ、自由も民主主義もない秘密保護法に集団的自衛権、事故が収束してもないのに原発再稼働と、どうしてこれで日本が自由と民主主義の国と言えるのか。

 今の時代に声をあげる青年のみなさんが、自信を持って社会の主人公へと飛び出す時--と激励を込めて私から話しました。

 青年時代は、1度きり。

 悔いなく青春時代を送って、いっしょに社会を変えていきましょう。

 【今日の句】 失敗を どう生かすかが 大事だと

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