2014年1月11日土曜日

草の根の活動こそ、日本共産党の真骨頂

 各地から豪雪の影響が聞かれてきます。明後日から東京へ移動ですが、果たして無事に飛行機も飛んでくれるのか‥‥?

 JRのダイヤも乱れるなか、無事に江別市・党と後援会の「新春のつどい」会場へ。

 他会場から駆けつけた紙智子参議院議員と、お1人お1人とあいさつを交わしました。

 江別市には3人の党市議がいて、これまでは地域ごとの新年会をしてきたそうです。

 昨年に市一本での組織もつくり、全市での党と後援会の「つどい」としたとのこと。

 各後援会から「ニュースを277号まで出してきた」「市議が1人の時代から、活動を続けてきた」とのエピソードも、お聞きしました。

 こういう地道な活動は、日本共産党ならでは!だと思います。

 一昨年前の総選挙で、江別駅前から訴えたことを思い出します。

 今日のように雪も高く積もり、寒さも厳しい早朝から、支持者の方が肩を震わせながら集まってきてくれるのです。

 他党なら企業・団体を通じた動員であっても、日本共産党は自発的に、本当に党の前進を願って集まってくれるのです。

 こういう集まりの場で、お1人お1人から生活や活動の実際を聞いて学ぶことも多くあります。

 建交労道本部の旗びらきなども回り、もっと党としても私個人も力をつけたいな~と強く感じました。

 【今日の句】 1億の 疑惑どうした 元首相

2014年1月10日金曜日

冷凍庫より寒い街頭でも再稼動反対

 今日は原発行動デー! 午前中は道原発連として署名のお願いにまわり、午後は原発運動の会議、夜は道庁前行動に参加へとまわりました。

 今日の「しんぶん赤旗」1面でも、原子力規制委員会が、事業者まかせにしないで独自にチェックすること(クロスチェック解析)をしていないし、今後も決めていないという、とんでもないことが明らかになりました(詳しくはこちら)。

 それでは事業者のデータそのままに、追認していくことになるのではないか。

 なし崩し的に(いや、確信を持って?)再稼動に進むことは、止めないといけませんよね!

 署名のお願いにまわった場所は、札幌市内の教会・お寺などです。

 「原発のない北海道を 全道100万人署名」を持って、どこでも受け取りと検討をしていただくこととなりました。

 「大事な話ですので」と、後日にアポを取って再要請というところもありました。

 違う組で回ったチームでは「道内の住職で、チェルノブイリの子どもたちを受け入れたところもありますよ」と教えてもらったそうです。

 福島事故が起きて、チェルノブイリの子どもより福島の子どもではないか--と逡巡もされた、との話も伺ったそうです。

 そうですよね、どこの国でも命は同じ。

 子どもでも大人でも、高齢者でも、すべての人の命は同じ。

 迷われる原因は、事故が起きれば取り返しがつかない犠牲を生み出す、原発の存在と言えるのではないでしょうか。

 道庁前行動は前半のみの参加となりましたが、とにかく寒いったら!

 スピーチをしてても、寒すぎて話が飛んでいく‥‥という感覚、わかるでしょうか?

 私のスピーチ能力が、それほどのものと言われれば返す言葉はありません(苦笑)。

 ともあれ、-10℃近いなかで長時間の行動を続けるスタッフには、本当に頭が下がります。

 それだけ、原発は必ずなくそう、という強い気持ちなんですよね。

 体調は気をつけながら、私も頑張らなくては!


 【今日の句】 片付かず 我が家の茶の間 核のゴミ

 

2014年1月9日木曜日

子どもたちの未来に新基地は必要か

 名護市長選挙も目前! 日本共産党は現職・稲嶺ススム市長勝利へ、私たちの事務所でも明後日からスタッフが沖縄へ支援に行きます!

 辺野古の新基地建設を認めない、名護市民の意思を示すことが重大争点であることは間違いありません。

 同時に、再編交付金がなくとも名護市では一般会計予算が増え、子育て・福祉・医療の充実や、地域経済の活性化へ施策が進んでいます。

 たとえば--

 ●中学卒業まで通院・入院とも無料に(申請受付後払い戻し)

 ●保育料は、認可・認可外とも2人目半額・3人目無料

 ●校舎の耐震化を、3年へ短縮して実施

 ●住宅リフォーム助成を最大20万円(経済効果が7倍に)

 ●分離・分割発注で、入札参加の機会が増加

 ●県内の市では初めて「要援護者マップ」作成
 などなど、このように自立した町づくりは進められてきたわけです。

 写真のパンフは、稲嶺市長が札幌ドームでの始球式だそうでして、ますます北海道から応援しなければ!です。

 今日の「しんぶん赤旗」では、欧米など29氏が新基地建設反対の声明を発表!

 オリバー・ストーン氏、ノーム・チョムスキー氏、マイレッド・マグワイア氏、マイケル・ムーア氏‥‥。

 声明は普天間の辺野古移設について「人間と環境を犠牲にして沖縄の軍事植民地状態を深化し、拡大させる」ことだとして、「終戦後、返還されるべきだった。変換に条件がつくことは本来的に許されない」と述べています。

 在沖米軍を抑止力とする論がありますが、沖縄の土地を強引に奪って、騒音と危険をまきちらして、米兵による事件が多発して時には命も奪われてきて、それでも「ガマンしろ」と言うのでしょうか。

 沖縄の米海兵隊は、そもそも日本の防衛には関係のない殴り込み部隊であって、抑止力とする根拠も明確なものではないでしょう。

 名護市長選挙、東京都知事選挙と、安倍政権の行方にも影響を及ぼす重要な選挙が続くことになりました。

 いつの選挙もそうですが、今回の選挙は絶対に勝利しないと。

 このタイミングで選挙をたたかえる、というのもやりがいあることですよね。

 まだ募金を送ったりぐらいしかできていませんが、北海道でも連帯して心は一つ!

 今日は終日、会議とデスクワークの1日でした。

 【今日の句】 未来には 新たな基地は いりません

今ここで働きかけないで‥‥

 今日は自由法曹団の新春のつどい。支部長の佐藤哲之弁護士の話に、とても納得しました--私たちには未来がある!

 安倍政権を見れば確かにとんでもないけれど、昨年は希望も見えたと佐藤哲之さん。

 1つは秘密保護法案をめぐり結集した市民、2つに若い人たちの積極的参加。

 今ここで働きかけないで、いつ働きかけるのか。

 今日の集いの前に共謀罪の学習をして、慎重さと攻勢さとを持って次なるたたかいに力を発揮したいのです。

 今年は、間違いなくガチンコの情勢が進展しています。

 安倍首相の行き着く先が憲法改悪なら、こちらもしっかり対抗の旗を掲げていきたい。

 その中心点には、自由法曹団の先生たちもいらっしゃるのだと思うんです。

 平和と自由・民主主義を守るために、党も最大の力の結集をしていきたい。

 うん、明日も一生懸命にがんばろう!

 【今日の句】 振る旗に 未来を見せて また明日

2014年1月8日水曜日

今こそ、たたかう労働組合の出番

 今日は北海道労働組合総連合(道労連)の新春旗びらき。明るく元気で、安倍政権への猛反撃を誓い合った旗びらきとなりました。

 議長の黒澤幸一さんが「次の機会を待つのでなく、安倍政権を解散・総選挙にまで追い込もう」と挨拶されて、私も「そうだ!」と思いました。

 労働現場で言えば、長時間労働に違法な首切り、過労死に追い込まれたり、人間らしい生活も送れないほどの非正規雇用の労働環境‥‥ここで労働組合が立ち上がらないで、いつ立ち上がるんだ、という情勢だと思います。

 道労連は、公務でも民間でも、たたかいの中心点としての役割を果たしています。

 残念ながら昨年比より現勢は減らしてしまったとのことですが、それでも負けずにがんばろうとの話を聞いて、日本共産党はさらに頑張らなければ、と痛感しました。

 「たたかい」というと、一歩身を引いてしまうという方もいるでしょう。

 しかし、安倍政権の狙いと国民生活が激突している中にあっては、攻勢的に私たちが攻めていかないと。

 その姿を、多くの方に知ってもらいたい。

 党としても頑張りますが、道労連への期待も客観的には広がる情勢です。

 労働環境の改善よりも、戦闘機などを買いあさる安倍政権に、労働者の未来はまかせられない。

 あらためて今こそ、たたかう労働組合と、筋金入りの政党とが結び合って、新しい日本社会を築きたいものです!

 【今日の句】 待ちきれぬ 早く首相の 退陣を"

2014年1月6日月曜日

あらためて新年の決意も新たに!

 道庁などや企業の多くは今日が仕事始めということで、紙智子・大門実紀史の両参議院議員・森つねと道国政相談室長らと、氷点下の朝でも元気に宣伝!

 新年を新たな気持ちで迎えた方も多いでしょうし、私たちも新たな決意で政治の舞台に臨みたい。

 その後、北農連や道新グループの新年交礼会にも足を運び、道委員会でも全道地区委員長会議に参加して、夜は北海道委員会の新春旗びらきをおこないました。

 北農連では飛田稔章会長が、TPPにも触れて北海道農業と経済を守る必要性を強調していましたが、自民・公明議員はどのような気持ちで聞いたでしょうか。

 いずれにしても、どこでも共通して感じる雰囲気は、安倍政権の異質な危険に対して、日本共産党に期待の声があるということ。

 全道からの報告でも、特に年末の秘密保護法成立や靖国神社参拝の強行に対して「自分も何かしなければ」と、入党や「しんぶん赤旗」購読も相次いだ、とありました。

 先月は北海道で、130人を超える方の入党があったんです。

 安倍政権に正面から、国民の声をぶつけるのなら日本共産党!

 そのように多くの道民の方に見てもらえるように、もっと頑張ろうと思った1日でもありました。

 【今日の句】 雪かきを ダイエットにする 松の内

2014年1月5日日曜日

安倍政権の教育改悪に、もっと警鐘を

 今日の「しんぶん赤旗」に、安倍政権の教育改革について特集されています。ひとことで言えば、戦前的な発想での教育改悪!

 記事にもとづき、いくつか中身を紹介すると--

 ①社会科教科書の全面書き換え

 侵略戦争への反省のうえに、戦後の平和と民主主義がある--これが安倍首相や「靖国派」には気にいらないようです。

 彼らは、このような歴史教育は「自虐史観」にもとづくものと主張しますが、侵略戦争であることをなぜ認めないのか。

 誤った戦争であり、それが断罪されて日本は国際社会の一員となれた--これが戦後政治の出発点だったはずです。

 しかし改悪された教育基本法には「愛国心」条項があり、それを踏まえなければ「教育基本法違反」として検定を受ける--これでいいのでしょうか。

 ②道徳の教科化

 国は、特定教科書を使うという意味で「特別の教科」とする方針です。

 教科であればABCなど評価が伴うのですが、それでは例えば「愛国心」を評価するとなると、思想良心の自由に抵触もします。

 問題は、評価とともに、その中身。

 民主主義など人類が到達した理念にもとづく道徳ではなく、戦前の「修身」に近づくものです。

 ③教育委員会制度の廃止

 教育が時の権力に不当に支配されないため、教育の自主性を守るためにつくられたのが教育委員会制度でした。

 保護者を含む非常勤の教育委員の合議体で、教育行政を市民の目線でチェックしてきました。

 廃止の理由に、この間の教委のあり方に問題があった事例が引き合いにされたりしますが、それは運用で改善すればいいだけのこと。

 結局、廃止後は首長直結にして、党派の利害に従属させる仕組みになってしまいます。

 --このような中身ですが、すでに北海道は道教育委員会による異常な現場締め付けが進んでいます。

 ●「日の丸・君が代」を指導しているかの現場視察。

 ●「君が代」を「元気にうたう」指導として声量調査。

 ●北教組問題を口実に、教職員の思想まで調査する仕組みづくり。

 などなど、現職からは「職場が息苦しいものになっている」との訴えを聞きます。

 そう、安倍政権の教育改悪が進めば、現場は首長や政府の顔色を見ながらの教育となるでしょう。

 そのとおりに実践しなければ、下手すれば教師のクビが飛んでしまうからです。

 子どもの成長を願い、子どもを丸ごと受け止めて実践を出発するのではなく、国が定めた目標(しかも戦前の理念にもとづいて!)へと子どもたちを導いていく--これで子どもたちの豊かな成長が保障されるのでしょうか。

 安倍政権の進める教育理念も実践も、すでに戦争の教訓を経て否定されたものばかりです。

 子どもたちを1人の人間として、その可能性を花開かせる教育ではなく、国家に従う「臣民」づくりの教育改悪へ、このまま進めさせてなるものか!

 さまざまな政治課題はありますが、私にとっては子育て・教育問題こそ活動の原点です。

 もっと安倍政権の教育改悪の実態を、多くの方に広げなければ!

 【今日の句】 史実をも ゆがめる勢力 未来なし