2014年2月22日土曜日

国政でも地方政治でも、日本共産党の役割は大きい

 昨日は東京日帰りで、飛行機もJRも遅れて帰りは午前様‥‥今日は朝に急いで特急へ乗って北見市演説会へ! 来月が市議選告示です。

 どこの町の日本共産党議員も大奮闘ですが、菊池豪一・熊谷裕の両市議のがんばりもすごい。

 住宅リフォーム助成制度の導入、高すぎる国民保険料の引き下げへ大論戦、生活相談もTPP反対の運動も‥‥こんなに活動している市議会議員が、他にいるでしょうか。

 選挙になれば「明るい北見」「元気な北見」とか「がんばろう北見」とか、掲げる候補の方がいます。

 しかし議会で質問をしないどころか居眠りをして、明るくも元気もないし、あなたこそがんばれという方も(あなたの町の議員にも)いるのではないでしょうか。

 私からは国政の問題と合わせて、地方政治でも日本共産党の役割は大きいことを力説しました。

 とにかく暴走が目立つ安倍政権。

 先日の「(戦後の教育は)マインドコントロール」との発言は、教育に携わった私にとって「はぁ?」と思わず口にするほどのもの。

 それなら戦前の教育を是とするということであって、いったい首相の教育観というのは何なんでしょう。

 市政を問う選挙ではありますが、国政に対する審判という意味だって持つのが地方選挙。

 定数削減のなか何としても2議席確保へ、熱い思いがみなぎった演説会でした。

 明日は党釧根地区委員会の会議に参加するため、標茶町まで一気に移動。

 連日の長距離移動でも元気な体に育ててくれた、両親に感謝の毎日です。

 【今日の句】 米を食べ 踏み出す足も 心地よく

2014年2月20日木曜日

選手の努力を、何だと思っているんだ

 森喜朗元首相が、浅田選手に「あの子、大事なときは必ず転ぶ」とか、団体戦も「負けるとわかっている団体戦」と言いたい放題--こんな人がわが国の首相だったなんて、怒りどころか情けない。

 選手達の気持ちを平気で傷つけて、何の心の痛みも感じないのでしょうか。

 首相時代から暴言の多かった方ですが、さすがにこれもひどすぎる。

 選手達を1人の人間でなく、駒でしか見てないような感じです。

 森氏は、東京五輪・パラリンピックの組織委員会会長だとか。

 重ね重ね、情けないったら。

 他に書こうと思っていたことがあったのですが、帰宅してネットを開いたら真っ先に飛び込んだニュースがこれでした。

 こんな雑音など気にしないで、選手達には最後まで自分の力を出し切ってほしい。

 ほとんどの国民は、そう願っているはずですよ。

 【今日の句】 道徳は あの方々こそ 教育を

2014年2月19日水曜日

衛藤補佐官の発言は、靖国派の焦りの表れ

 菅官房長官に言われて発言は撤回したようですが、なぜ靖国神社参拝が国際的批判を浴びるのか、きっと衛藤氏は理解できていないのではないでしょうか。

 発端は、安倍首相の靖国神社参拝に対して、米国が「失望」とコメントしたこと。

 これに対して、衛藤一首相補佐官が「むしろわれわれの方が失望だ」と、わざわざ動画まで載せていたのでした。

 米国が「失望」と述べた意図は、日中韓で政治的摩擦が起きれば米国の戦略が狂うからにほかなりませんが、背景には靖国神社の持っている意味があります。

 つまり、①日本の侵略戦争への反省がなく肯定している、②A級戦犯が祀られている、ということ。

 あの反省があって、日本は国際社会に復帰したはずです。

 いくら首相が言い繕っても、国際社会は認めていない。

 アジア諸国だけでなく、米国、EU、ロシア、国連などからも、異論が出されました。

 衛藤氏だけでなく安倍首相も、ていねいな説明をするとしていますが、靖国神社の性格は変わらないわけですから、どんな説明をしても理解はされないでしょう。

 その焦りといらだちが、衛藤発言を生んだと私は思います。

 国際社会が間違っているのでなく、靖国史観が間違っているのでは。

 さらに問題なのは、民主党も維新の会もみんなの党も靖国派の議員を抱えているために、安倍政権を正面から追及できないということです。

 これこそ、日本全体から間違ったメッセージが世界に発せられることになります。

 だから、日本共産党が正面から、この問題を取り上げなければいけないと思うのです。

 今日も朝から、第1回定例道議会にあわせた宣伝などなど。

 やるべきことは多くあるのですが、1つずつ役割を果たしたいと思います。

 【今日の句】 補佐として 首相の思い 言ったまで?

2014年2月18日火曜日

奨学金は、銀行ローンと違うんだから

 吹雪かない程度の雪のなか、今日は事務所前での朝宣伝からスタート! 近くの高校で入試もあり、受験生の激励も兼ねました。

 昨日の衆議院予算委員会で、宮本岳志議員が質問した奨学金問題を紹介しました。

 私自身も、まだ奨学金返済の身。

 当時よりも借りる金額が上がり、利子付き返還も増えたことで、卒業時の返済金額が300~400万円とか、大学院まで含めたら1000万円近いという人もいるそうです。

 家計が年々苦しくなっていることからか、貸与者は学生の半分を占める、という調査もあります。

 宮本議員の質問に、麻生財務相は「借りたものは返すのが当たり前」との答弁をしましたが、返済能力以上に借りざるを得ない実態こそ目を向けるべきだと思います。

 そもそも、正規採用が減っているなかで、安定的な返済計画が成り立つんでしょうか。

 学生が学ぶのは、社会に役立つ勉学なのであって、狭い意味で「自分の利益」ととらえる考え方が違うと思います。

 国際社会は、授業料無償化・給付制奨学金が当たり前。

 学生が学ぶことを、社会が保障するのは当たり前、という考えだからです。

 銀行的発想なら「借りたものは返せ」というのが当たり前なのでしょうが、それを学生生活に押し付けることに国際社会は納得しないでしょう。

 宮本議員は、自民党が2012年総選挙のマニフェストに「給付型奨学金の創設に取り組む」と掲げました。

 来年度予算案では、高校生向けの給付制奨学金が盛り込まれました。

 学生や保護者からの、強い要望が反映したものだと思います。

 それならば、大学生の奨学金制度にも足を踏み出す時。

 高校生向けで28億円と計上されていますが、大学生向けには84億円でできると宮本議員。

 受験前の受験生の耳には、このような私の話などあまり入ってなかったでしょうが、落ち着いたときに考えを深めてほしいと願っています。

 会議などの合間に、青山慶二道委員長・真下紀子道議と、高橋はるみ知事へ就任のあいさつにも伺いました。

 知事も忙しいさなかでしたが、オリンピックの話題などで和やかな懇談となりました。

 真下道議も高橋知事も、なんとオリンピックの聖火ランナー伴走などの経験があるとか!

 知られざる一面でした。

 【今日の句】 若者の 情熱だけは 消さないで

2014年2月17日月曜日

与野党を問わず、被害の拡大を防ぐとき

 道東地方で暴風雪が強まり、各地での警報も出始めました。本州の被害も含めて、無事であることを祈るばかりです。

 報道では、車内で3日も過ごした方や、移動中に凍死された方も。

 大雪で亡くなられた方は19人にのぼると、いまニュースでも報じられました。

 あらゆる手段で、命を守る・命をつなぐことに政治が力を発揮する時だと思います。

 これから暴風雪が強まる地域では、無理な外出はしないで。

 食料や灯油など、備えも大丈夫でしょうか。

 明日、教育問題で国会議員による調査を北海道で組んでいたのですが、議員は大雪被害の実態調査を優先することとなり、北海道調査はキャンセルになりましたが仕方なし。

 まずは、与野党を問わずに被害の拡大を防ぐときです。

 現地で作業されている方は必死だと思います。

 機材のやりくり、可能な人員の配置‥‥二次災害を防ぎながらも、何とか安全を保たれるようにと願っています。

 【今日の句】 国の打つ 手が遅れぬよう 待つ人へ

2014年2月16日日曜日

豪雪被害の緊急対策を

 夜行バスで移動したりなど、ブログも更新できずにすみません。音更町「赤旗まつり」や、知人との「資本論を読む会」、北斗市議補選、函館地区党会議参加などフル回転です!

 書記長として、事務所でやるべきことを十分できていないと反省しつつ、先ほど自宅へ戻ってきたところです。

 移動時間も多く、ニュースチェックの頼りはスマートフォン。

 関東や甲信越地方での、豪雪被害が大変なようですね。

 北海道で言えば昨年、道東地方で9人が亡くなる痛ましい暴風雪害があっただけに、もちろん人事ではありません。

 遠い北海道から除雪車が緊急出動するにも時間がかかるだけに、政府が緊急対策を急いで進めるべき時だと思います。

 しかし、安倍首相の動静を見ると、その緊張感が伝わる行動になっていない‥‥とネット上では批判の声も見られました。

 日本共産党は、志位委員長を本部長にした対策本部を立ち上げました。

 東日本大震災のときもそうでしたが、災害時は一党一派の問題でなく、必要な協力体制や情報共有を急ぐべきだと思います。

 まずは雪害地域で、無事が確認されていくことを願うばかりです。

 【今日の句】 首相には 雪投げ経験 あるのかな