2014年3月7日金曜日

道政でも日本共産党を大きく!

 役職が変わってから党務に追われて、今週も道庁前の抗議行動に行けずじまい。仕事を整理して来週こそは、と思うのですが‥‥。

 書記長という仕事は、党務全般に責任を負っている仕事です。

 各専門部の書類を決裁し、必要な調整を関係者とおこない、出された要望にも応えるため文書作成やら人手探しやら‥‥という感じでしょうか。

 党を代表するスポークスマン的な仕事もありまして、今日は道議候補(第2次)発表会見にも。

 すでに第1次として、現職の真下紀子道議(旭川市)のほか、札幌市議団幹事長の宮川じゅんさん(札幌東区)、元小樽市議の菊地よう子さん(小樽市)を発表しています。

 今日は、現職看護師でもある佐野弘美さん(札幌北区)の候補発表でした。

 初めての立候補に、初めての記者会見で佐野さんもだいぶ緊張したようで、私も最初の立候補会見の時を思い出します。

 一言ひとことがメモを取られるし、間違ったことを言っていないか、自分の言いたいことを言ってるか‥‥など、頭のなかはいっぱいいっぱい!

 2005年12月の会見から、もう9年も経つと緊張も薄れ‥‥いや、そういう時こそ緊張感を持っていなければ。

 道議会では、来年度予算案の質疑がおこなわれていて、今日は真下紀子道議も一般質問に立ちました。

 持ち時間は、わずか7分。

 カジノ誘致や大型ダム推進、TPP前提の農地集約、消費税増税の転嫁などの一方で、くらし・福祉関連や中小企業関連予算は削減という内容です。

 安倍政権の教育改革にも連動する施策や予算も盛り込まれています。

 つまり、安倍政権の暴走を反映した道政になる、ということ。

 進む方向が違う。

 それを正面からただしていく日本共産党の議席を、もっと増やさないとなぁと心から思います。

 国政とともに、道政でも日本共産党を大きく!

 【今日の句】 国からの 請負企業に ならないで

2014年3月6日木曜日

私の忘れられない災害の記憶

 道東・オホーツク方面の暴風雪がひどいようですね。昨年9人が亡くなった再来とならないよう‥‥どうかブログをお読みのみなさんも、ご注意を。

 そうなんです、自然災害は「まさか自分に降りかからない」と思っていても、やってくる。

 私で言えば、1978年の宮城県沖地震を体験しました。

 28人が亡くなり、すべてのライフラインが止まり、小学1年生の私は初めて体験した大きな揺れに不安を覚えながら、暗闇の夜を過ごしたことを今でも覚えているんです。

 この地震があった6月12日は県民防災の日となって、学校では避難訓練などがおこなわれてきました。

 しょっちゅう地震が起きる宮城県なので、震度4~5くらいでは慣れてしまっているなかで、あの東日本大震災。

 両親・妹夫婦・親戚の無事が確認されるまでの息苦しさは、何とも表現しようがありませんでした。

 地震・津波と吹雪は違うけれど、命の危機に直面するという点では、どうしても気になります。

 災害にも負けない県民性・国民性がクローズアップされ、素晴らしき日本人みたいな報道に出合いますが、深刻な生活を支えきるだけの素晴らしき政治にこそ出合いたい。

 間もなく3.11。

 記憶を風化させないというより、いまだ現在進行形の震災被害・原発被害をどうするのか、問い直すことが大切なのではないでしょうか。

 安倍首相、消費税増税とか憲法解釈変更とか、そんなことしてる場合じゃないですよ!

 【今日の句】 行くのなら 靖国よりも 被災地へ

2014年3月5日水曜日

つまり首相は、法治国家を放棄する

 小松法制局長官が「安倍政権の番犬」と指摘されたことに立腹してるようですが、問題は「憲法の番人」という役割を本当に果たしているかということ。それだけ安倍政権の暴走がひどい、ということではないでしょうか。

 昨日、小池晃参院議員が集団的自衛権について「日本が武力攻撃を受けていない時にも、武力行使を可能にすることか」と質問し、安倍首相は「そういう定義だ」と認めました。

 安保法制懇での議論を待っている、とも安倍首相は答弁しましたが、この間の言動を見れば集団的自衛権の容認へ首相みずから進んでいることは明らかです。

 そこで小池議員は、何をもって追及したのか。

 ①これまでの立法は、どうだったか。

 アフガニスタン戦争(01年)、イラク戦争(03年)に自衛隊が派遣される際には、特別措置法がつくられました。

 しかし憲法九条があるもとでは、武力行使はできません。

 実際に、旧テロ特措法にもイラク特措法にも、武力行使はしないと書かれています。

 戦闘地域にも(建前上は)行かないのですから、武力行使の可能性もなかったわけです。

 しかし首相は、その可能性も含めて検討すると言っているわけで、今までの政府見解とも180度変わることになります。

 180度も考え方が変わる、憲法の解釈などできるのか。

 ②憲法の規範性が、崩されるのではないか。

 このように便宜的に憲法を解釈することを、これまでの自民党政権下では否定していました。

 例えば「政府が自由に憲法の解釈を変更することができるという性質のものではない」(04年の閣議決定)。

 コロコロと解釈を変えれば、憲法の存在が軽くなる。

 規範性が崩れてしまう、ということです。

 もし見解が対立する問題があれば、本来は憲法改正の議論を進めるのがスジだと小泉元首相も答弁していました。

 護憲・改憲の違いはあっても、勝手な解釈で180度違う政策を実行することはありえないわけで、だから立場の違いを超えて、右のように批判的意見が広がっているのだと思います。

 ここまで説いても安倍首相は「まったく(解釈改憲の)可能性がないかといえば、そんなことはない」と持論に固執するばかり。

 なぜ解釈改憲が可能なのか、まったく示せていないと思います。

 しかも自衛隊が海外で武力を行使できるという根本的な大転換と、論理的な説明もない憲法解釈で進めていいのか。

 アジアだけでなくアメリカからも懸念の声が出るのは、安倍政権が法を無視しているからなのではないでしょうか。

 日本が法治国家であることを、放棄するようなものですよね。

 これで国際社会から、信頼されるのでしょうか。

 対話と協調が必要な時代に、このような外交政策は正しいのでしょうか。

 この問題をわかりやすく、広く世論に訴える取り組みを急がなければ、と思っています。

 【今日の句】 この首相 民主国家の 意味知らず

2014年3月4日火曜日

春が待ち遠しいですね

 定例の朝宣伝も、3月と聞くだけで何だか暖かい。実際は冷たい風が吹いていましたが、それでも元気にマイクを握りました。

 上の子が保育園に通っていた時の、同じクラスの子のお母さんとも会う場所です。

 今日はお母さんの方から「おはよう!」と元気な声。

 うれしいですね。

 会議、会議と続いた今日も、合間に見た国会中継では小池晃参議院議員が安倍首相を追及中。

 集団的自衛権では、過去の政府見解も引き合いに、意図的な解釈改憲を批判。

 改憲・護憲を問わず、安倍首相による立憲主義を壊すやり方に批判の声が上がっている、との追及には首相も堪えたのではないでしょうか。

 こうやって見ると、本当に国会では、安倍政権を正面から追及できるのは日本共産党なんだなぁと実感です。

 いろんな仕事が山積ですが、それもこれも政治を変えて、国民が主人公の日本をつくるため。

 自然の春も、政治の春も、待ち遠しいですね。

 【今日の句】 布団から 足がはみ出る 子らの春

2014年3月3日月曜日

ロシアは軍事介入の中止を

 ウクライナ情勢が気になります。ロシアの軍事介入は、平和的解決に反することとなるのではないでしょうか。

 日本共産党・志位委員長は今日、ロシア大使館でアファナシエフ大使と会談したようです。

 それに先立つ国会での記者会見では「ウクライナ政府の同意も国連安保理決議もない下でロシア軍を派遣し軍事介入を行うことは明らかな侵略となる。ロシアによる軍事介入の中止を求める」党の立場を表明。

 会談で、そのような主旨を述べると大使は「ロシア軍人・軍属保護のために必要だ」と応じたとのこと。

 いずれにしても、正当性や根拠なき軍事介入では、国際社会も認めないことになるでしょう。

 ロシアが国際的信用を失うことになるし、ウクライナ国内の矛盾を深めることにもなるのでは。

 ウクライナの問題はウクライナ国内で解決する態度こそ、求められているのではないでしょうか。

 これまでも似たようなケースで、過去に侵略がおこなわれてきました。

 同じようなことをくり返してはならないと思います。

 ロシアの軍事介入に対して、欧米諸国も軍事的対応を進めたら悪循環。

 一貫して平和的解決を求めることこそ、国連と国際社会の進む道。

 こういう時こそ日本は、冷静で説得的な外交を進めてほしい。

 憲法9条を持つ平和国家としての存在意義が、ここで問われているのではないでしょうか。

 【今日の句】 軍事から 何が解決 してきたか

2014年3月2日日曜日

町づくりに欠かせない、この分野にもっと政治の光を

 センター存続運動の縁で、毎年来ているスキルアップセンター苫小牧の技能祭。職人さんがいてこその町づくり!です。

 スキルアップセンターという名称で馴染みのない方は、職業訓練センターと訳せばわかっていただけますでしょうか。

 民主党政権時代に「事業仕分け」の対象となり、北海道では4センター(苫小牧・滝川・釧路・北見)と関係自治体による存続運動が始まりました。

 私も各センターを訪れ実情を伺い、政府への直接交渉もおこなってきました。

 その結果、道へ移管される形で存続が決まったのです。

 本州のセンターでは会議室使用くらいしかない地域もあったようですが、北海道では技能士協会などが関わって、地域の人材育成に欠かせないセンターなのです。

 ものづくりの基本を学び、技術の継承がされ、人的交流も生かされる‥‥町づくりの重要な機能も果たしているのです。

 充実こそあれ、廃止だなんて!との声が当時、大きく広がりました。

 それから4年、いっそうの施設等の充実に力を発揮できない点は申し訳ないのですが、会場に顔を出すと声をかけていただき、本当に嬉しい限りです。

 子どもたち向けのタイル張り、針金細工、レンガ積みなどなど体験コーナーや、山積みの木材を使って自由に創作できるコーナー、苫小牧高専の学生が作ったロボットも見学できて、子どもが「ものをつくる楽しさ」を実感できる1日でもあります。

 私の子どもたちも、夢中になっていましたよ。

 大きな企業の支援ばかり進める政府ですが、町づくりに欠かせないこのような分野にこそ支援を強める必要があると思います。

 今日の子ども達の目の輝きと集中力を見れば、多くの方がそう感じるはず!

 【今日の句】 創造が 生まれる土台 ここにあり