2014年6月7日土曜日

安倍首相、これが戦争体験者の思いだ

 会議で党上川地区・旭川地区とまわりました。ある町の、昭和7年生まれという女性の短歌を教えていただきまして、ぜひ今日はそれを紹介したい。

 改憲の 派兵・徴兵 思わする 三十一文字(みそひともじ)で 斬らねばならぬ

 いろいろあった1日でしたが、今日はこれに尽きます!

 【今日の句】 十七の 言葉もともに 助っ人に

2014年6月6日金曜日

私が道庁前で言いたかったこと

 道庁前の反原発抗議行動も今日が100回目。区切りの日なので参加したかったのですが叶わず、今日行けたら話したかったことを書きます。

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 100週間も行動するなんて、やっぱりスタッフのみなさんの粘り強さに感服です。

 数えてみたら私は3割くらいしか参加できてませんが、心だけはつながっていたつもりです。

 区切りの日なので、そもそも、なぜ私は原発に反対なのかを考えました。

 1つは「おっかない」ということです。

 北海道と同じように、私の生まれた石巻市も怖いことを「おっかない」と言います。

 今も両親が住む石巻の家は、女川原発から直線距離で10数kmです。

 女川原発も、地震と津波で電源が失われて1つしか残りませんでした。

 福島で住む人の悩みも、避難されている方の悩みも、どこまで私は知っているんだろうかと考えることがあります。

 しかし、自分の両親、家族が高度の被爆に直面していたかもしれない事実を、私は経験しました。

 ただでさえ連絡が取れなかったのに、原発事故まで重なっていたらと思うと、もう「おっかない」以上の気持ちがこみ上げます。

 「おっかない」から反対する--これだけでも、私は反対するのに十分な理由だと思います。

 安心度が高い道があるのなら、それを選べばいいだけです。

 節電もして、研究も産業も新しい方向へシフトできるのなら、その方がいいに決まってます。

 もう1つ、私が原発に反対する理由は、未来に責任を負えないということです。

 誰が核のゴミを片付けるんですか。

 うちの3歳の息子が、おもちゃをよく出しっぱなしにします。

 そのたびに父親の私は「きちんと片付けなさい」と言ってます。

 でも核のゴミは、どんな大人だって片付けることができません。

 自分の子どもに「借金を残したくない」とか言う方がいます。

 それなら核のゴミだって、同じなのではないのでしょうか。

 責任ある大人が「現実的に考えて」とか言って、原発の必要性を説く姿に私は納得いきません。

 核のゴミが処理できないことこそ、現実なのではないのでしょうか。

 だから私は再稼動には反対だし、原発はなくすべきだと思います。

 再稼動反対!

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 最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

 【今日の句】 官邸の 横に原発 建てたらば

2014年6月5日木曜日

道議会でもブラックバイト追及!

 少し紹介が遅れて恐縮ですが、日本共産党が提言「ブラックバイトから学生生活を守ろう」を発表しました。お子さん・お孫さん、知人・友人でバイトで困っている方いませんか?

 前にも書きましたが、北海道でも深刻な実態があります。

 ある牛丼チェーン店で、バイトで23時まで働いた高校生が、その後に別の店でも仕事をさせられたとか。

 バイトでも10連続勤務は当たり前とか。

 無理なシフトを組まれたり、違法・脱法的労働環境だったり、提言でもいろんな事例を紹介しています。

 道議会では3日、真下紀子道議がこの問題を取り上げました。

 2月にブラック企業対策で質問したとき、道は「若者へのワークルールの周知に向けた取り組みなどを進める」と答弁しました。

 道は5月に、アルバイトで働く学生向けのリーフレットを作成し、大学や専修学校に配布しています。

 今回の質問で、道は寄せられる労働相談で「学生」の区分をつくり、把握につとめることを答弁しました。

 国会でも地方議会でも取り上げて政策化し、1つ1つ解決の道を党として開いていきたい。

 大きな世論が必要ですし、そのためにはリアルな実態の暴露から。

 困っている方、遠慮なく日本共産党に相談してくださいね。

 【今日の句】 政権が 最もブラック あやしいな

2014年6月4日水曜日

札幌市議候補発表&演説会のご案内!

 暑い昨日は子どもたちと眠ってしまい‥‥今日も暑い! 全道で最高気温を更新しているようで、ブログ読者のみなさんは体調など崩されていないでしょうか。

 6月はじめに札幌でも連日30℃超なんて、体調も大変ですが農作物への影響も心配ですね。

 さて今日は、来年の札幌市議選への予定候補を発表しました。

 書記長である私から発表したのは、第一次分として9地区9人です。

 ●小形かおり(中央区)現職
 ●坂本きょう子(北区)現職
 ●伊藤りち子(白石区)現職
 ●村上ひとし(厚別区)元職
 ●田中けいすけ(西区)新人
 ●太田秀子(東区)新人
 ●池田ゆみ(豊平区)新人
 ●吉岡ひろ子(清田区)新人
 ●かみや恭平(南区)新人

 第二次分も、そう時間を置かずに発表したいとは考えています。

 市政全般で論戦を進めてきた現職、即戦力として待たれている元職、市民の声を丹念に聞いてきた新人の各候補は、それぞれに持ち味もあります。

 安倍政権の暴走のもとで、日本共産党議員を増やして、札幌から反撃の声を。

 市政へは、くらしの切実な声を届けて、市民生活を支える札幌市に。

 あわせて6月15日には、志位和夫委員長を招いた演説会もありますので、ぜひ!

 ●6月15日(日)14:00~
 ●札幌ニトリ文化ホール(中央区北1条西12丁目)
 ●弁士 志位和夫・日本共産党委員長
      道議予定候補・札幌市議予定候補もあいさつ
 ●入場無料
 ●手話通訳、保育もあります

 【今日の句】 猛暑だと 北の便りに あったかな

2014年6月2日月曜日

第三極はどこへ行った

 各地で話になるのは「安倍首相はこわいね」ということと、「維新の会ももうダメだね」ということです。野党から政治不信をあおってはならないですよね。

 ちなみに「分党」と「分派」の違いは、政党助成金にも大きな関係があるようです。

 「分党」なら、別れた者同士に分配される道があります。

 「分派」では、一方が「正規の党」なので、そちらに助成金が全額支給されます。

 政界再編の相違か、憲法観の相違かはわかりませんが、また同じようなことが繰り返されたと多くの方は感じるでしょう。

 そもそも維新の会に投票した方の願いは、どこに行くのでしょうか。

 維新の会の中身はともかく、自民党も民主党もダメという方が「第三極」に期待したはずです。

 しかし国会で論戦をすれば、自民党より右寄りで、政権の「補完勢力」ぶりが明らかに。

 だから日本共産党が、元気にがんばらないと!

 月初めの会議もおこなって、今月も元気に各地をまわる予定です!

 【今日の句】 助成金 あるから離合 また続く

2014年6月1日日曜日

大規模農家だって、TPP参加は容認できない

 赤旗お勧めにまわった三笠市も、暑~い1日でした。応援に入った南空知地区は赤旗読者が増え、責任を果たせてホッとしています。

 伺った農家では、田植えの真っ最中でしたが購読していただきました。

 嬉しいですね。

 すでに本州では終わっていても、春の遅い北海道ではようやく今が田植えも終わるころ。

 春が来たと思ったら、今日みたいに一気に夏!のような天気が北海道らしい。

 TPPやら農協解体やら、何かと慌しい農政ではありますが、現場の意欲をそぐようなことだけはやめてほしい。

 TPP参加へ「規模拡大で競争力強化を」と政府は言いますが、今日まわった農家でも「規模を大きくすれば機械も必要だし、借金だって規模が大きくなるのさ」と、単純に収益増加につながるわけではない。

 だから大規模農家が多い北海道でさえ、TPP参加にはそろって反対!なのです。

 最近は「国民を守る」が口癖のような安倍首相ですが、国民の食糧を守る気は全然ないようです。

 「国益を守る」とも言いますが、地域産業の重要な柱であり、美しい日本の田園風景などは国益とは違うのですか?

 今日も多くの方から「安倍首相は危ない」と聞きましたし、言ってる中身の空虚さを話される方もいました。

 そう、安倍首相の話から「生活や地域のリアリティ」は、まったく私も感じられない。

 机上の空論や、凝り固まった軍事的発想には、きっと国民はついていけなくなりますよ。

 【今日の句】 よく聞けば 聞くほどどこに 国益が