2014年10月4日土曜日

豪雨でも、全道から3500人が集まった意味を大事に

 さよなら原発北海道集会は、釧路からも旭川からも、函館からも苫小牧からも‥‥全国でも「再稼動反対」の意思が示されているんですよ、安倍首相!

 官邸前の抗議を「大きな音だね」と無機物扱いしていた首相もいましたが、何の反応も示さない安部首相。

 いや無反応というより、再稼動の何が悪いと言わんばかりの態度ですよね。

 昨日、函館で開かれた日弁連による人権擁護大会では、工藤寿樹市長が大間原発建設凍結の意義を熱く語られたようです。

 今日の集会では、上田文雄札幌市長が原発再稼動の動きを、かなり厳しく批判していました。

 原発建設の歴史から考えたら、立地自治体にとどまらない全国的な反対運動は、始まったばかりと言えるかもしれません。

 長期戦になるだけに、ことあるごとに道民・国民の意思を示すことが大事だと思います。

 だからこそ、あの豪雨でも3500人が集まった意義は大きい(写真は開始前のものです)。

 同時に、政治を大元から変えることは避けられないわけで、もっと日本共産党が元気に発信していかなければ、と痛感しました。

 一致点では共同し、スジを通すべきはスジを通す。

 今も放射能被害に苦しむ方が多くいるんだから、遠慮してる場合ではない!

 明日もがんばります!

 【今日の句】 雨音に 負けぬ思いの シュプレヒコール

2014年10月3日金曜日

明日「さようなら原発 北海道集会」告知!

 金曜日の道庁前行動に急いで駆けつけたら、雨のため早めに終わっていて‥‥どうも雨男の様相を呈してきました。冷えてくる中スタッフのみなさん、おつかれさまでした!

 そういうわけで今日は告知のみで‥‥。

 明日は「さようなら原発 北海道集会」です!

 詳しくはチラシをご覧いただきたいのですが、政府がねらう川内原発再稼動や、北海道電力の電気料金大幅値上げに対抗する、タイミング良い集会となりました。

 今もなお福島第一原発は「コントロールされている」と、現実を見ようともしない首相には、世論の力でわからせるしかありません。

 「何度やっても政治家は聞いてもくれない」

 そう感じている方がいたら「それは違う!」と私は言いたい。

 今年の夏は原発稼動「ゼロ」でした。

 技術上の問題ではなく、国民世論によって動かせないのだと思います。

 相手があきらめる前に、こちらがあきらめる必要はない。

 何度も何度も、意思を示していきましょう。

 原発ゼロの実現まで!

 【今日の句】 主権者は 誰だと総理に 聞いてみたい

2014年10月2日木曜日

苦しみのサインを、大人が受け止められるように

 南幌町での高校生による殺害事件に、防げなかったのだろうか‥‥と心が暗くなります。自分が大切にされている=他人も大切にできる、と思える社会にしなければと思うのです。

 しつけが厳しかったなどの報道もありますが、彼女の心の奥は、わかりません。

 ぜひ報道も興味本位でなく、彼女の未来もことも考えながら、紙面上で問題提起をしてほしい。

 他人に害を与える理由は、自分を守るがためということもあります。

 まだ高校生の彼女には、自分を守る術がなかったと思います。

 親しい人にも言えない。

 発散することも許されない。

 苦しんでいたかもしれないサインを、どうすれば見つけることができるのか。

 どの大人も、大きくゆとりをもって生きていきましょう。

 ゆとりを持てない理由が、長時間で過密な仕事だったり、生活苦であったりするのなら、やっぱり声を上げていきましょう。

 人間らしく、生きていきましょう。

 その道をつくることが、子どもたちを救う大人の役割だと思うのです。

 【今日の句】 強権や 排除の政治 変えなくちゃ

2014年10月1日水曜日

値上げの秋‥‥反撃の秋へ!

 急激な円安による物価上昇、厚生年金保険料もアップ、北海道では必需品の灯油は高値で、来月からは電気料金値上げ? 来年には消費税増税? 許されませんよ!

 始まった臨時国会では、日本共産党の代表質問に志位委員長が立ちました。

 消費税増税とからめて、大企業ばかり優遇される税制の見直しが必要ではないのか、と。

 安倍首相は、中身も示さずに「指摘の点は当たらない」との主旨で答弁したような。

 これだけでなく、集団的自衛権も原発再稼働も沖縄新基地建設も、国民へ説得力ある内容で答弁したとは言えないと思いました。

 川内原発では、噴火の問題は火山学者からも「予知は難しい」と言われているのに、「規制委員会による基準をふまえて‥‥」と、本当に中身をわかって言っているのか疑わしい感じもしました。

 日本を、この政権にまかせて本当にいいのか!

 すべての答弁を聞いて、心から思いました。

 少ない年金でくらす、高齢者の姿が見えていないのか。

 まともに残業代も出ない職場で、まじめに働いている若者たちが見えていないのか。

 原発事故で今も苦しむ、福島県民などの姿が見えないのか。

 何度も何度も意思を示した、沖縄の「心」が伝わらないのか。

 民主主義とは違う、異質な政治が進んでいるように思います。

 地方選まで残り半年。

 組織作りが今の私の中心的な仕事ですが、本気でがんばろうとさらに思った1日となりました。

 【今日の句】 値上げより 首相の音上げに がんばろう

2014年9月29日月曜日

国会開会日に、札幌でも迫力のブルドーザーデモ

 地方創生とか若者や女性の活躍とか、言葉は踊れど私たちは騙されませんよ。道労連などの「安倍政権退陣」を求めるデモには、ブルドーザーまで登場です!

 (ブルドーザーの写真は道労連・小田島さんが撮られたものです)

 私はデモ隊の中ほどにいたのでわからないのですが、中心街を走るブルドーザーは市民の注目を集めていたそう(そりゃ、そうですよね)。

 デモ隊には途中から高校生らしい若者が参加して、マイクを持って「戦争させない!」などコールもしていました!

 道庁前行動をおこなっている反原発北海道連合のみなさんもいて、一致点で共同が広がっていることも実感。

 そう、安倍首相が言葉を取り繕っても、中身を見抜いている人は多い。

 地方創生ぐらい大事だというなら、TPP交渉は中止したらいい。

 若者の力を引き出したいのなら、使い捨ての労働法制を見直すべき。

 女性の活躍を言うのなら、子育てや介護の制度充実に、男性の労働条件改善も必要なのでは。

 集団的自衛権は都合が悪いのか表に出さず、消費税増税も今は触れず、原発再稼動は強行に進めようとする。

 新しい大臣は、ネオナチ幹部とのツーショット写真まで判明し、国際的信用を失っている。

 いったい、安倍内閣は本当に日本のためになるのでしょうか。

 いつもそうですが、今回の国会論戦も多くの方に見て(聞いて)ほしい。

 どの党が、国民の声を掲げて安倍政権に立ち向かい、合わせて打開の方向も示しているのか。

 重要な県の知事選もあるし、この秋は大激動が起きるかも。

 大激動を起こさないと!

 【今日の句】 ブルの次 何が先頭 走るやら

 

2014年9月28日日曜日

子どもと大人が、もっと向き合える時間を

 今日は保育園の運動会。調子づいてきた3歳の息子も、マジメな顔してタイヤを引いたりリズムをしたりと、成長してるんだな~と感じましたよ。

 年長さんは駆けっこも早いし、逆上がりも竹登りも‥‥何回も練習したんだな、とわかる子も。

 どの子も、自分の力を出し切ろうとする姿は、いつ見ても感動的です。

 最後のリレーで、保護者から大歓声が沸くのも、子どもたちの真剣さが伝わっているからなんでしょうね。

 保育士と子どもたちが向き合える、じゅうぶんな時間があればこそ、どの子もがんばろうとすると思います。

 そう考えると、来年から移行する新制度では長い保育時間と短い保育時間の子が混在し、きちんと集団で成長できるかが心配になります。

 さまざまな型の保育が「待機児童対策」の名のもとで、実施されようとしています。

 子どもの成長はもとより「命」を預かるわけですから「安かろう悪かろう」で、いいはずはありません。

 子どもの最善の利益を保障する立場で、公的な責任は果たされているのでしょうか。

 人生のなかで大事な「子ども時間」をしっかり過ごせることが、大人になった時に生きてくると思うのです。

 さて、御嶽山噴火ですが、残念なことに亡くなられた方がいるようです。
 

 多くの方の命が救われれば、と思うのですが‥‥心からお悔やみを申し上げます。

 【今日の句】 秋晴れは 運動不足 自覚の日