2015年8月6日木曜日

1人の人生を、安倍首相はどう思っているのか

 どうしても安倍首相の言葉が白々しく聞こえるのは「戦争法案」のせいでしょうか。ともあれ今日は広島への原爆投下の日。核兵器廃絶の思いを新たにしました。

 初めて私が広島へ行ったのは大学1年生の夏。

 多くの方がそうだったように、原爆投下後の広島市と市民の様子を知り大きなショックを受けたのでした。

 どうして人は、こんなに残虐になれるのか?

 どうして人は、こんな悲劇を隠そうともするのか?

 どうして人は、核兵器をなくせないのか?

 当時の私は、頭のなかに「?」マークがいっぱいでした。

 命より尊いものはないと誰もが(政治家も)言うのに、いざ戦争となれば「国のために命を捨ててくれ」?

 昨今の若手自民党議員の「利己的」発言を思うと、なんだか暗澹たる気分にもなります。

 しかし同時に、そんな発言を許さない力強い決意にも励まされます。

 「戦争する国」にしてはならないと、政治活動に進んだ者の1人として、もちろん私も力を尽くしていきたい。

 「戦争法案」もそうですが、安倍政権の姿勢はひどすぎる。

 今日は震災復興特別委員会があり広島には行けなかったのですが、被災地・避難者に対しても一方的に「ゴール」を安倍政権が決めているような感があります。

 委員会後に超党派の集まりがあって、子ども・被災者支援法の精神が、自民党政権になって骨抜きにされてしまっているではないかと議論になりました。

 いったい1人の人生を、何だと思っているのか。

 原爆投下の日に、あらためて自分の初心を振り返ろうと思ったのでした。

 【今日の句】 暑さにも 安倍政権にも 負けないよ

2 件のコメント:

  1. 20歳の夏に、私も広島へ行きました。その経験は、今の私の行動の土台です。「私が救える命があるなら行動したい。」現在、行動する若者にも様々な思想の人がいますが、利己的個人主義とは思えません。議員は、ネットの発言一つにも気を遣い、大変ですね。健康に気をつけて、がんばってください。立場上匿名より。

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  2.  匿名さん、コメントありがとうございます!

     ネットであろうとマイクを握ろうと、言葉に責任を負うのが政治家の仕事だと思います。
     自民党のなかにも、そのような思いを持たれている方もいるのに、あのような若手議員の発言が出るのは何だか他党ながら情けない思いがするのです。
     こういう時こそ、自分の言動も顧みたい。
     体調にも気をつかながらがんばりますね。

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