2015年12月24日木曜日

あらためて消費税の「そもそも」を問いたい

 27年前のクリスマスイブは消費税法成立の日! その逆進性ゆえ、どれだけ庶民と中小零細企業を苦しめてきたのでしょう。

 増大する社会保障費の財源とする、というのが導入の口実でした。

 しかし、一方で法人税減税をくりかえすわけで、だから「カネがない」と言って社会保障の削減を進めてきたのではなかったのか。

 庶民負担とともに、実際に税を納める業者の苦労も、何度も聞いてきました。

 税の滞納のなかで、最も多いのが消費税。

 消費税を納めるために銀行から金を借りるという、あってはならない事態もあると聞きます。

 消費税ではなく、ムダ一掃と富裕層・大企業への応分の負担を。

 国民の所得を増やし、累進課税を強化した所得税の税制改革を。

 これらは2012年に発表した日本共産党の「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」での一節ですが、今も基本的立場は変わりません。

 貧困と格差が広がっているなか、さらなる消費税増税を進めていいのか。

 正確に言えば軽減税率ではなく「据え置き税率」では、負担が軽くなるわけでもありません。

 クリスマスイブも、補正予算の説明などを聞き、会議の資料などをまとめていたら、こんな時間に‥‥。

 子どもたちには、サンタさんは来ているのかな。

 【今日の句】 どの子にも 明日は来るよと 教えてね

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