2015年5月14日木曜日

官邸前では怒りと抗議!

 とにかく慌ただしい今週は、昨日の農水委員会質問に続き、今日は本会議質問! 官邸前では夜まで「戦争立法」反対、労働法制改悪許すなと波状的な大抗議行動です!

 昨日・今日と、私は安倍首相の米国議会演説、TPP、農協改革について質問。

 昨日の農水委員会はこちら、今日の本会議はこちらから見ることができます!

 どれも重要課題ですが、とりわけ私が問題にしたのは安倍首相の米国議会演説です。

 首相は、GATT農協交渉のころ農業解放に反対の立場をとった自身の行為を「血気盛んな若手議員だった」と述べました。

 当時は若かったから、農業解放に反対したのを許してくれとでも言いたかったのか。

 しかし当時、細川内閣に対して自民党は本会議で「米について、ミニマムアクセスの受け入れで輸入量が年々拡大されることになれば、全国の稲作農家及び畜産・畑作農家すべてが崩壊に向かって進む」と批判しているのです。

 日本共産党も同じように指摘してきましたが、いまや歯止めなき輸入自由化路線の転換をと訴えているのは日本共産党だけのように思います。

 いまや日本は世界有数の農産物輸入国となり、食料自給率も39%まで低下しました。

 そして昨年の米価下落に追い打ちをかける交付金削減や、急激な円安による飼料高騰に消費税増税!

 これだけ農家が苦しんでいるときにTPPを結ぶとなれば、どうして農家の所得を増やすとでもいうのでしょう。

 議員室に戻り、夕方にはテレビで安倍首相の会見を見ました。

 すんなり「戦争立法」を審議入りさせるわけにもいきません。

 自衛隊の性格を変えることであり、活動範囲を広げて武器の使用も緩和されるし、攻撃の対象ともなる後方支援もできるし、集団的自衛権のもとでアメリカとも攻撃できる。

 あらためて憲法9条を見てみましょう。

 第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
   前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
 
 国会論戦でもがんばりますが、世論と運動の高まりがカギになります。
 
 がんばりましょう。
 
 【今日の句】 強行は きっと審判 くだされる

2015年5月10日日曜日

母の日に一筆

 石狩市議選挙の応援に行き、後半国会に備えて上京しました。とはいえ今日は母の日。「しんぶん赤旗」では同僚議員7人の手記がありますが、私はブログ上で‥‥。

 私にとって母は「働き者」というイメージしかありません。

 食堂を営んでいた両親は、夜11~12時まで翌日の仕込みをして、それから就寝になります。

 朝食をつくるのは母の仕事で、父は、私が学校に行く時間にもグーグー寝ていました。

 小学2年生のとき、何を思ったのか、そんな父を批判する作文をいきなり私は書いたのです。

 同じ夜遅くまで働いているのに、なぜ母さんだけ早く起きてご飯支度をしなければいけないのか、という内容でした。

 ちなみに私は、そんなことを書いた記憶はまったくありません。

 学校では先生から「そんな作文を書くんじゃない」と怒られたそうです。

 しかし後日、その先生が両親に作文のことを話して、「このまま育ててあげてください」と言ったとのこと。

 その先生も(確か)50代の女性の先生でした。

 そんな作文を書くほど、私にとって母は身を粉にして働くイメージだったのです。

 小学3年生の時に、学芸会で桃太郎を演じることになりました。

 衣装は家で用意することになっていたのに、前日まで何も用意できていません。

 心配する私に母は「大丈夫だから」と言いました。

 次の日、目が覚めると立派な桃太郎の衣装に「日本一」の旗までできていました。

 母はすごい、と心から思いました。

 いろいろと思い出はあるし、苦労をかけたことも山ほどありますが、いつも思い出すのは桃太郎なのです。

 そんな母も、私の専従と候補・議員という歩みを見て、東日本大震災も経験し、もう仕事も終えて、今は婆ちゃんとして妹夫婦の子ども(孫)の面倒を見ている毎日のようです。

 まだまだ老ける年でもないし、いっしょうけんめい仕事や子育てに頑張った分だけ、これからの人生を自分の思い通りに過ごしてほしい。

 何とか母の日のうちに、感謝を込めて書き終えることができました‥‥。

 【今日の句】 送るのは カーネーションより 気持ちかな