2015年6月12日金曜日

このまま改悪派遣法を採決していいのか

 会期終盤でもあり、国会は(私も)緊迫と緊張が続いています。しばらくぶりの更新となり、すみません。農林水産委員会でも農協法等の審議が連続し、来週には参考人質疑があります。

 作冬に当選して初めての終盤国会だけに、緊迫する日々の情勢をとらえるのにも必死です。

 農林水産委員会の審議は与野党の合意を大事に進められていますが、昨日から今日にかけては厚生労働委員会が大きな焦点でした。

 年金情報問題が発覚し、労働者派遣法よりも急いで、この問題の解明と解決を!と日本共産党は要求してきました。

 衆院厚労委理事会に「厚労省・年金機構」が出した経過説明書に、重大な虚偽があると参議院で発覚して、ぜんぜん説明になっていないこの問題。

 定例日以外で委員会をおこない、こんな不正常な状態で、国民を派遣にしばりつける法案を採決していいのか!

 戦争法案もそうですが、だんだんと矛盾の広がりが顕在化しています。

 こういう時には、どの党が一貫した態度を取っているか、きちんと国民に説明できる行動を取っているかを見てほしいと思います。

 ひとまず明日(もう今日でした)は、私は2つの集会で情勢報告、復興庁副大臣へ申し入れなど駆け回っているのですが、ぜひ厚労委員会の動きはインターネット中継などでもご注目ください。

 【今日の句】 強行は 必ず国民 見抜いてる