2015年9月25日金曜日

この安倍政権、必ず終わらせよう

 過去最長の会期延長をした第189通常国会も、今日で事実上閉会。とはいえ戦争法廃止へ新たなスタートとも言うべく気持ちで、北海道へ戻ってきました。

 質問、委員会などなど戸惑うことも多かった初国会でしたが、21人にまで増えた衆議院議員の力が(私も含めて)発揮された通常国会だったと思います。

 私で言えば農林水産委員会が中心で、重要法案だった農協法等改定案への質問は毎日が必死でした。

 最後は可決となりましたが、世論調査を見ると農業者の理解は得られていません。

 農協法も、労働者派遣法も、当事者からは理解が得られないまま可決されたのです。

 そして大きな焦点だった戦争法案。

 記者会見で、まだ安倍首相は「戦争法案とはレッテル張りだ」と述べたようですが、他国の戦闘行為と一体化する内容で、どうして戦争に参加しないと言えるのか。

 何より専門家や、過去の法制局長官や最高裁判事からも憲法違反が突きつけられ、これだけ反対の民意が高まっているなかで、参院特別委員会でのあの採決は何なのか。

 平和主義も、立憲主義も、民主主義も壊してきた安倍政権の責任は重いどころか、このまま続けさせてはいけない。

 議員団総会で志位和夫委員長は、現状は「非常事態」とも言えるなかで「戦争法廃止・立憲主義を取り戻す国民連合政府」を提起した意義を強調しました。

 他党との協議も始まったばかりですが、国民の願いにこたえるため誠実に行動しようというのが志位委員長の基本的立場ですし、国会議員団も共有しています。

 閉会中も各地で懇談や講演・国政報告会、調査などの予定がビッシリ入ってきているのですが、国会の様子はできるだけ多くの方にお伝えしていきたい。

 安倍政権のもとで、さらに日本の政治がおかしな方向に行くことは、とにかくやめさせたいのです。

 新たな気持ちで、明日からもがんばります。

 【今日の句】 この秋は 政権打倒の 第2幕

2015年9月21日月曜日

乱暴に「命」を扱う法律を許すな

 消えるどころか燃え上がる戦争法廃止の熱! 弁護士有志の宣伝に飛び入りで参加しましたが「私も反対!」と声を上げて署名する方もいて、この怒りは収まらない!

 私が見ただけでも、署名をしてくれたのは小さい子どもを連れたお母さん、旅行で札幌に来られた方‥‥「僕、共産党員ですよ」と声をかけてくれた若者も(!)。

 私もマイクを握り、採決の不当性とともに「野党で平和主義・立憲主義・民主主義を守ることで一致した」こと、共同した背景に「これだけの国民世論が強まったこと」を紹介して、さらに野党の共同を強める決意を述べました。

 弁護士さんの訴えも熱い!

 だって法律にかかわる仕事されているなかで、政府みずからが憲法違反の法案を、しかも強行採決という形で可決されるだなんて到底許せるはずはないですよね。

 何より、この法案は「命」にかかわるもの。

 こんな乱暴に、こんな非民主的に、こんなに憲法に反して決められていいはずがありません。

 あのような採決を目の前で見てきた者として、リアルな国会の状況をお伝えしていきたい。

 今は、しばらくぶりにゆっくり過ごす札幌の自宅の夜。

 適度に身体は休めますが、心は熱く!
 

 【今日の句】 敬老を 平和な日本で 祝いたい

2015年9月20日日曜日

戦争法を葬るために

 戦争法廃止の方針を決めた中央委員会を終えて、北見市長選・市議補選の応援へ! 昨日まで強い雨だったのに、今日の空はオホーツクブルー。気持ちよくスタートできました。

 菅原まこと市長候補は小選挙区候補を3度務めて、北見市民の声を何度も聞いてきた方。

 青年運動時代からの友人の立起に、駆けつけないわけにはいきません!

 市議補選は、日本共産党公認で桜井ゆみこさんが立候補しました。

 川口市で市議を務めた経験があり、地元の北見市に戻ったことから今回の再立起です。

 市民が主人公の市政をめざすのは当然ながら、戦争法成立後の地方選挙だけに「安倍政権の暴走に審判を!」と私からも呼びかけ。

 全国を見れば、平和と民主主義を守る立場から発言している首長も少なからずいます。

 北海道でも、前・元首長らによる表明もありました。

 市民が選んだ市長が、市民にかかわる問題で発言することは重要ですし、大きな政治的意味を持ちます。

 地方自治体が戦争法協力を求められる状況も予想されるだけに、この問題について態度を示すのは重要なことと思うのです。

 「憲法を生かした市政を」を掲げる菅原新市長の誕生と、桜井さんの当選で、北見市で変化をつくろうと訴えました。

 合間にニュースやツイッターなどを見てると、昨日発表した志位委員長名の呼びかけへの反響が次々と。

 単なる選挙協力や連合政権と早とちりされている方もいるようなので、ぜひ中央委員会HPから全文を「じっくりと」お読みいただき、合わせて記者会見の様子を見ていただくことをお願いしたい。

 この戦争法を根っこから葬るための国民連合政府の提唱と、そこに至るための選挙協力、そしてそれが実現した後にあらためて解散・総選挙で次の政権を決める--のです。

 これだけ国民運動が高まり、その声に野党が応える立場を貫くならと決断した方針です。

 もちろん相手のあることなので簡単に進むものではないし、実現しても選挙の結果はやってみないとわからない。

 それでも戦争法を葬るためには、こういう道筋が必要だろうと私も思うのです。

 国会で先頭に立つ議員の1人として、自分として何ができるか急いで考えていきたい。

 北海道では地方選挙が続くので、1つ1つ応援にまわり、結果を積み上げることも大事。

 新たな決意と緊張感。

 もっと自分も力をつけなければ、と思う日々でもあります。

 【今日の句】 打ち上げた 花火はきれいで 終わらせず