2015年11月28日土曜日

やっぱりあやしいTPP

 1週間ぶりに戻った札幌は、あっという間の冬景色。我が家も急いで車のタイヤ交換をし、どのお宅もそうでしょうが、長~い冬に備えます。

 閉会中審査で質問ができるかもしれず、今はTPPで頭がいっぱい!

 政府は自動車が「日本の攻め」であるかのように言っていたのに、いつの間にか「自動車部品」になり、先日発表された政策大綱では中堅・中小企業のためのTPPだと言わんばかり。

 あやしい中身ばかりを、わかりやすく明らかにするのが私の仕事。

 日本の食を売り渡すTPPだけに、しっかり構えて論戦に挑みたい。

 明日は恵庭市・北広島市で、橋本みか5区予定候補と演説会!

 【今日の句】 慌てずに 暴走阻止へ 蓄えて

2015年11月26日木曜日

「もうかればいい」では、地球は続かない

 札幌は、この時期では62年ぶりの大雪で今日は寒波。明日からも荒天のようで、帰札予定なのですが果たして‥‥雪害にはお気をつけくださいね。

 先週までは雪が降るような気配もなかったのに。

 折しもCOP21が間もなく始まりますが、気候変動問題は真剣な論議と、どのような行動を取るのかが問われていると思います。

 ヨーロッパの国々が野心的な目標を持ち、行動面でもリードしてきました。

 日本は基準年度を変更するなど、過去には何度も市民団体から「化石賞」を受けるほどの後ろ向きぶりでした。

 再生可能エネルギーの不安定性を電力会社は強調しますが、だからといって、それが原発を正当化する理由にもなりません。

 再生可能エネルギーの技術面の発展もありますし、ふだんはイノベーションを叫ぶ安倍政権が、なぜこの分野のイノベーションに前向きではないのでしょう。

 食料生産も、エネルギーの問題も、持続可能性を前提にした議論が必要だと思うのです。

 食料もエネルギーも「もうかればいい」という発想で考えるべきものではない。

 国会内でTPPをめぐる会議で、あらためてそう感じたのです。

 人間は、地球という有限な枠の中に生きているのですから。

 【今日の句】 この星を 次の世代も 待っている

2015年11月25日水曜日

今こそ国会審議を!

 今日はじっくりデスクワーク。たまっていた資料を読んでいるうちに、TPP対策本部の政策大綱も発表されました。臨時国会も開かずに、TPPも決まったかのように「対策」を先行させるのはおかしいですよ。

 午前中に野党国対委員長会談があり、あらためて臨時国会開催問題が議題となりました。

 憲法の定めに従って開会を要求しているのに、外交日程を理由に開けないとくりかえす政府・与党。

 しかし、その外交でも、国会での議論もなくAPECに日中韓首脳会談など進めて国会への報告もなし。

 そしてTPPは、試算も出していないのに「対策」が先行しています。

 まるで野党との議論など関係ないとの姿勢は、暴走というほかない。

 あらためて野党として臨時国会開催を要求する予定ですが、政府・与党は真摯に受け止めてほしい。

 議員会館に要請に来られた農民団体の方も、政府の農政に対しては不満の連続。

 政府・与党のみなさん、しっかり議論をしましょうよ。

 【今日の句】 ふところが 狭い与党で さびしいな

2015年11月24日火曜日

気持ちは冷たくならないで

 雪の北海道! 新千歳空港で5時間足止めを食らい、また移動が心配な季節に‥‥。待機時間に読める本を、いつも持ち歩かないといけませんね。

 朝に札幌駅前で宣伝した時には、そうでもないかと思ったら、思ったより天候が悪化したんですね。

 スマホ片手にニュースもチェックしてましたが、飛行機を降りて驚いたのはロシア機の撃墜。

 報道ベースでしか情報はわかりませんが、世界情勢も心配なことが次々と。

 もちろんテロは許されることではないし、だからといって軍事作戦の強化では悪循環をつくることになるのでは。

 テロ組織を孤立させるためには、資金や武器入手の遮断が必要ですし、貧困や差別などの構造的要因にも目を向ける必要があると思います。

 憎しみの連鎖を断ち切る、という立場で知恵と力を尽くしたい。

 ようやく着いた東京も、夜には冷たい風が吹いてきました。

 そろそろ風邪には、ブログをお読みのあなたもお気をつけくださいね。

 【今日の句】 街の灯が 何だか淋しく なる季節

2015年11月23日月曜日

私の励み

 札幌の自宅では子どもたちが寝た後に、もそもそと布団から出てブログを書く私。ところが今日は珍しく「眠れな~い」と娘がそばに。しばし父娘の時間です。

 とはいえ私はパソコンに、娘は漫画の本へ。

 今も道内各地を回ると「娘さん何歳になった?」と聞かれるほど、演説でエピソードを紹介したことは数知れず。

 小学校に入ってからは、本人も気にするでしょうから演説では娘の話は封印してきました。

 そうなると下の子(4歳)の話を出すような機会もなくて。

 2人の子どもの成長は、やっぱり私にとっては大きな励み。

 平日は東京や全国へ、週末もあまり自宅にいない父ですが、時間を取れるときはゆっくり話をしたいものですね。

 この後、温めた牛乳を2人で飲んで、私も明日の朝宣伝に備えて寝ることとしますか。

 【今日の句】 まだ君が 知らない父の 姿あり

2015年11月22日日曜日

沖縄、北海道、そして全国で連帯の力を

 今回で15回目となる米海兵隊移転訓練。沖縄と連帯する「移転訓練反対! 11.22全道集会」が釧路市でおこなわれ、私も参加。会場は熱気に包まれました!

 沖縄の負担軽減を口実に、沖縄県道104号越え実弾射撃訓練がおこなわれてきた矢臼別演習場。

 しかしオスプレイ配備など、沖縄では軽減どころか基地機能強化ともいえる実態が続きました。

 「沖縄と同質・同量の訓練」という約束も、矢臼別では白リン弾と思われる発射も見られ、訓練の量も質も拡大し固定化してきていると言わざるを得ません。

 しかも山火事や場外着弾が相次ぎ、地元の不安が強まるなかでも明確な反省なしに訓練を再開した米海兵隊に批判の声もあがってきました。

 「沖縄の負担軽減を口実に、これ以上、北の大地を荒らすな」と私からあいさつし、合わせて沖縄との連帯、安倍政権打倒のたたかいを広げることも呼びかけました。

 記念講演は琉球新報東京報道部長の島洋子さんで、自民党議員や百田氏のマスコミへの圧力発言に対する院内抗議集会での発言をされていた方です。

 島さんからは、あらためて沖縄の歴史、「オール沖縄」のたたかいの発展、「沖縄は基地で食っている」「海兵隊は抑止力」という2つの神話の誤りなど、沖縄の歴史と実態に触れた話がされ、私も含め参加者は聞き入っていました。

 胸を打ったのは、翁長知事が「新基地建設を止めるのに万策が尽きたら、2人で座り込みをしよう」と奥様と話をしたというエピソード。

 知事みずからが体をはってでも本気で新基地建設を止めるという覚悟が伝わって、私も胸が熱くなりました。

 ゲート前や会場での抗議・監視行動が続くなか、安倍政権が本州から機動隊まで導入して力づくで排除する姿勢の情けなさと、あらためて怒りがふつふつと沸いてきます。

 強圧にも負けず「屈しない」というプラカードも掲げ、沖縄からの代表団が米国での訴えをしてきてもいます。

 この本気の思いと連帯して、心ひとつにがんばろうと会場に一体感が生まれました。

 その後の市内アピールも、釧路では初のサウンドデモで勢いも示し、小学生たちが「戦争反対!」と大きな声で応えるなど反響も。

 安倍政権の民意無視、強権姿勢を見るにつれ、早く政権の座から引きずり降ろしたい。

 大阪のW選挙のように情勢は複雑に動きますが、国民連合政府に向けた、あらゆる活動にもっと力を入れなくては!

 【今日の句】 この意思が きっと政府を 追い詰める