2016年3月8日火曜日

暴走を止める絶好の機会

 明日は衆院農水委員会、斉藤和子議員13:45~14:20、畠山14:20~14:30。私はTPPの情報公開について問います。ネット中継で!

 いよいよと言うべきか、今日の閣議でTPP承認案と関連法案が決定されました。

 「生きた協定」「21世紀型の経済ルール」と言いますが、つまり多国籍大企業が利益を上げられるように関税障壁も非関税障壁もなくしていき、それに反する事態が起きればISDSで訴えられるというのがTPPの基本的構造だと思います。

 農産品が大量に輸入されることに、政府は「攻めの農業」で海外輸出を増やせば日本農業は生き残れるかのように言います。

 しかし、相手国の食文化・食環境が違うわけで、輸出だけに頼って、どれだけの農家が成り立っていくのか。

 政府の大事な仕事は、国内に食料を安定供給するということのはずですが、まったく眼中にないかのようです。

 国民皆保険制度など、国民生活にかかわる分野も「現在の状況を変えるような条項はない」かのように政府は言います。

 しかし、米国との交換公文では、この分野での協議が約束されていますし、制度が残れど空洞化するようでは意味がありません。

 特別委員会での議論は4月からとなりそうですが、国民生活と日本経済の全般にかかわることなので、日本共産党議員団として論戦に立ち向かう予定です。

 3月~4月は国会質疑と衆院道5区補選とで大忙しとなりそうですが、安倍政権の暴走を止める絶好の機会だけに両立させてがんばりたい。

 期待を込めて与えられた議席なんだから!

 【今日の句】 強者だけ 残ればいいのか TPP

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