2016年8月24日水曜日

道内各地から被害状況が寄せられて--

 北海道へ戻り、台風被害の把握と対策を進めています。明日は日高管内へ、明後日には紙智子参議も上川管内に向かいます。

 さらに北見管内での調査も予定していますが、とにかく広い北海道だけに全体の把握には時間がかかります。

 党北海道委員会は台風被害対策本部を立ち上げ、私が本部長となり、党道議団と森つねと国政相談室長が副本部長などの体制です。

 党地区委員会や地方議員から被害状況が寄せられていますが、例えば--

 ●倉沼川が氾濫し、田んぼ及び住宅に流出。町では倉沼川の改良と橋の架け替えを要望していた(東川町)

 ●商品・修理機械・工具などが水没。保険に入っていないため営業再開ができるか見通しがたたない(歌志内市)

 ●市街を通る川が氾濫し、一部で床下浸水。西川地区でも氾濫し、牧場への浸水被害がかなりある(新ひだか町)

 ●道路の法面が崩れて、菜種播種作業に影響があると農家から連絡(滝川市)

 など一例で、被害調査が進行中のため全容把握はなお時間がかかります。

 真下紀子道議からは辺別川橋梁の崩落について詳しい報告もあり、道内の至るところで生活・交通・産業への被害が出ていることを痛感。

 午後にJR北海道が記者会見をおこない、石北線で土砂崩れなどにより旭川-遠軽間が「月単位」での復旧が見込まれると発表されました。

 日高線でも、清畠-厚賀間で土砂崩れが発生しており、これまでの不通区間の復旧にさらに時間がかかる見通しです。

 北海道新聞の取材に、新ひだか町・酒井芳秀町長は「そもそも必要な安全対策や修繕をおこなってこなかったことが、日高線不通につながった」と指摘していましたが、これまでの不十分な保線作業が被害を拡大していると私も思います。

 昨日は農水省にも話をして、十勝管内から要望されたシカ防護柵の緊急設置について、今ある交付金の残金を使える旨を確認して現地と連絡を取り合うなどしてきましたが、引き続き要望を反映させていきたい。

 JRについて言えば、石北線は貨物列車の運行にとっても重要な路線であり、どうしても国の支援を強めて復旧を急ぐ必要があると思います。

 イタリアやミャンマーでは地震被害が起きていて、自然の猛威を痛感するばかり。

 週末にかけて雨の予報といいますから、新たな災害にも気をつけなければいけません。

 各党・議員も調査に回っているようですが、支援や復旧には与野党を問わず力を合わせたいもの。

 私も明日は日高管内の要望を、しっかり受け止めてきます。

 【今日の句】 どの町も 暮らしの土台 守るため

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