2016年8月10日水曜日

この切実な北海道の声を

 今日は紙智子参院議員と農業団体や党道議団との懇談、夜は岩渕友参院議員も駆けつけて国政報告会・懇談会!

 たくさんの宿題・課題も聞き、とりわけ北海道が交通・医療介護・農業後継者などで、国会での取り組みを強めようと痛感しました。

 例えば、夜の国政報告・懇談会で出された要望などは--。

 ●子どもの貧困が広がり、地域奨学金の取り組みも広がっているが、安心して学べる環境づくりは急務。

 ●JR北海道は自社努力もギブアップしたうえ、高橋知事がさらなるコスト削減を要望しており、現場は疲弊している。大事な公共交通機関だし、根本は分割・民営化の問題。

 ●ある町の教頭先生が自衛隊募集相談員だったり、中学生にまで勧誘の手を伸ばすような介入は中止を。

 ●小学校での英語教科化で「ゼロ時間目」をつくれというが、現場はすでに朝学習や読書の時間などを持っている。押し付けが激しい。

 ●精神障害者の運賃割引は、北海道と力を合わせて実現を。

 ●区民センターでのパネル展示で、平和問題について撤去を求められるなど、だんだん圧力が強まっているように感じる。

 ●泊原発の再稼動に向けた大詰めの状況になっている。ぜひ視察を。「核のゴミ」処理も科学的有望地の名で、上からの議論が進められている。

 ●消費税増税を延期すれば、年金受給資格の短縮ができないのではとの声。政府は「来年度」からと言っているが、約束どおり来年からやるべき。

 ●風営法の拡大解釈と過度な取締りで、逮捕・拘留など増えている。

 ●生活保護の等級格差是正は緊急課題。ある公営住宅での集中暖房システムで、止めてもお金を払わなくてはいけない。持ち出しとなっている。

 ●無料定額診療を調剤薬局まで認めてほしい。受診できても薬をもらえなければ治せない。

 ●医療・介護費用がかさんだ「老後破産」の相談が増えている。介護保険のサービス外しもひどい。国家的詐欺に等しい。

 ●生活保護の受給者が亡くなったが、遺品を片付ける身寄りがおらず家主が払っている。解決の制度を。

 ‥‥などに、昼間に伺った農業関連の要望も含めると、本当に安倍政権は国民の実態からかけ離れたことばかりしているのだとウンザリします。

 とはいえ下を向いている場合ではないので、運動や地方議会などとも連携して、少しでも解決の道や打開の方向につなげたい。

 参議院では、岩渕友議員も増えて、紙議員と「とも・とも」コンビとなりパワーアップしました。

 衆議院では、多くの期待を込めて議席を勝ち取らせていただいのですから、私も力を尽くしたい。

 何よりアンテナ高く、情報交換や問題意識の共有が大事と痛感です。

 それにしても東京に比べて涼しい北海道。

 これだけで十分リフレッシュした感じになるのですが、猛暑・酷暑のなかで熱中症だけは、お気をつけくださいね。

 【今日の句】 このメモを そのまま首相へ 読み上げたい

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