2016年11月27日日曜日

経済に民主主義を

 札幌東区での「つどい」では保育・子育て、教育、最低賃金や働く環境など、若者や労働現場の実態が次々‥‥早く政治を変えなければ!

 その場で発言があったのは、ある印刷関連の会社に勤めていた青年から。

 月100時間を超える残業が平気であり、手取りは月13万円ほど、休日は日曜のみ。

 それが10年近く(!)続いて、青年ユニオンに相談したのちに団体交渉をおこなって一定の残業未払い代が支払われたとのことでした。

 保育士の女性からは、資格がなくても保育現場で働ける状況となり、資格を持つ正規保育士も「私がいない間に事故でも起きれば」と責任を感じて、さらに休めなくなっているとも。

 学校の現場では、ただでさえ忙しい状況に加えて病休さえも取れない実態が話されました。

 ルールなき資本主義は、こんなにも広がっていると胸が痛みます。

 医学部・薬学部の学生は、奨学金を1000万円以上も背負うことになる実態も出されました。

 あらためて日本共産党の綱領を読めば、異常な日本の経済の状況について、民主的な改革をと方針を示しています。

 資本さえも自由に移動するグローバル化のなかで、雇用・労働環境が悪化することへの対策は国際的な課題と運動にもなっています。

 大企業への民主的規制は、具体的な政策課題。

 国会では野党4党で、長時間残業規制や最低賃金にかかわる法案を共同提出していますが、さらに前へ進めなければいけません。

 双方向で政治を変える道を話し合う、このような場を多くつくりたいですね。

 先ほど東京の議員宿舎に戻りましたが、会期末を控え、今週は会期延長をめぐる攻防が焦点になります。

 今日 人間を モノ扱いする 社会変え

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