2016年12月8日木曜日

現場の実態は重い

 今日は震災復興特別委員会からスタート。高橋千鶴子議員が福島第1・第2原発問題を取り上げました。

 東電副社長に安全対策を、特に「人」こそ廃炉にも賠償にも大切で、柏崎刈羽原発の再稼働をせずに廃炉作業へ人を集中せよと迫りました。

 それにしても政府も東電も、いまだ第2原発の廃炉を公言しないというのは、県民の声を何だと思っているのか。

 原発を稼働させて利益を出して、それを廃炉や賠償費用にあてるというのであれば、そもそもの考え方からあらためるべきではないのですか。

 その後、私は畜産・酪農の調査で北海道十勝地方へ。

 国会があるので日帰りですが、来週にでも加工原料乳生産者補給金の単価が決まる見通しのため農林水産委員会の質疑が見込まれているのに合わせて、質問準備のためです(佐々木とし子・衆院道11区予定候補もいっしょでした)。

 農業団体とともに、実際に酪農を営む方からも経営の実態をうかがいました。

 ちょうど22歳のヘルパーさんも来ていて、聞けば「いろんな方に会えて勉強になります」と。

 いつか自立するのかな、と聞いたら「でも大変そうですし、自分にできるかな‥‥」とも。

 牛という生き物を相手に365日を過ごす酪農の現場では、このような思いがあふれているんですよね。

 聞いてきた実態は、何としても質問にも反映させていきたい。

 このような日程でしたので、今日のTPPやカジノ、年金など国会での審議状況や明日以降の見込みがわかりませんが、報道によればTPPは委員長職権で締めくくり質疑の後に採決へ進むとのこと。

 明日でTPP協定は自然承認となるとはいえ、関連法案も含めて審議は必要ですし、撤退こそ!

 【今日の句】 風上に 置いたら危ない 総理かな

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