2016年6月17日金曜日

原発から撤退の道を

 北海道へ戻ってきたら、高浜原発についての関電の申し立てが却下されたとの報! 仮処分決定が取り消されない限り、再稼動できないわけです。

 熊本地震や先日の道南地方の地震でもそうですが、想定していない地点で大きな地震が起きているんですよね。

 「思わぬ場所で大地震」というのは、「思わぬ場所が震源地」ということ。

 震源地は、原発の近くともなり得るわけですよね。

 過酷事故が起きてからでは遅いわけで、地震大国・日本では、原発からの撤退こそ「この道しかない」。

 今日は札幌市内の、党と後援会の決起集会を回りました。

 あと5日で参院選が始まるなかで、集まられたみなさんの熱気もすごい。

 私からは野党共闘の現状や日本共産党躍進の意義、安倍首相の野党・日本共産党攻撃は焦りの表れであることを中心に報告。

 原発はもちろんですが、安保法制=戦争法、アベノミクス=貧困と格差の拡大、消費税、社会保障、労働、TPP、沖縄米軍基地‥‥など、どれもこれも対決点。

 つまりは安倍政権を終わらせること!と、集まられた方からの声。

 明日も札幌市内で訴えにまわり、夜のうちに釧路市まで行きます!

 【今日の句】 いいかげん あきらめ時だ 再稼動

2016年6月16日木曜日

今日は熊本地震本震から2ヶ月

 移動中のJRでウトウトしていたら緊急地震速報!‥‥道南地方を中心にした地震で、今後の余震も心配です。あらためて地震列島・日本と痛感しました。

 だって震源地は、地震が起こるような場所とは思われていなかったわけですし。

 函館から23kmしか離れていない地点に、大間原発が建設中です。

 しかも日本初のフルMOXですから、過酷事故が起きれば被害の大きさは過去最大級になりかねません。

 ちょうど今日は熊本地震の本震から2ヶ月でもありました。

 震災に乗じた緊急事態条項の創設=改憲ではなく、支援金増額など避難者に寄り添った政治を!と思います。
 さて今日は、岩見沢市・党と後援会の決起集会で情勢報告をし、夜の「とことん共産党」出演で東京へ。

 「とことん共産党」は、日本共産党HPから見ることができますので、ぜひ!

 参院選で18歳選挙権が始まるということで、今日のゲストは現役大学生のお2人でした。

 奨学金が利子だけで100万円を超える!と、ビックリの話もありました。

 都議会を傍聴に行って、舛添知事の態度にあきれたとの話もありました。

 若いのに、しっかりしているんだな‥‥と思うと、私もさらにがんばらなければ。

 明日は北海道へ戻り、参院選勝利へ引き続き訴えにまわります。

 【今日の句】 あの音を 聞くたび原発 やめようと

2016年6月15日水曜日

辞職で終わることなく

 舛添都知事辞職は当然ですが、前知事から続いた「政治とカネ」問題ですから推した自民・公明の責任も重い。都政も国政も刷新を!

 発端は日本共産党都議団が高額海外出張の実態を取り上げたことから、でした。

 「都知事が二流ビジネスホテルに泊まるんですか会議みたいなことを述べてましたが、だからといってスイートルームに泊まる理由にはなりません。

 その後、公用車を使った別荘通いや政治資金の公私混同が次々と明らかになり、議会と都民の声に包囲されての辞任劇。

 議会で言えば、躍進して質問時間が大幅に増えた日本共産党の追及があったからこそと思います。

 問題を掘り下げれば、舛添知事の政治資金の原資は政党助成金(=国民の税金)だったのではという点は、見過ごすわけにいきません。

 政治活動だからと使途が制限されないゆえ、こんなことが起きるのではないでしょうか。

 いくら透明性を担保しても、いくらでも使途は言い訳できるのですから、政治を腐敗させる政党助成金は廃止するのが一番いいんです。

 明日の「とことん共産党」の私のコーナーでも触れますので、20時から党ホームページを介してご覧くださいね。

 今日は稚内市であいさつなどにまわり、夜は札幌で党全国決起集会を視聴・参加。

 明日は岩見沢に行きます!

 【今日の句】 ごしごしと きれいに政治も 洗いたい

2016年6月14日火曜日

政治不信を広げるな

 北海道宗谷地方をまわっても東京都知事の問題が話題に。「共産党が追及できるのも議席が伸びたからだよね」と言われ‥‥そうなんです!

 いったい都知事の資質として、こんな事態を目の前にして都民のみなさんは、どう感じているのでしょう。

  遠く離れた北の地で、これだけ話題になっているのですから都知事不信任は当然でしょう。

 問題は、なぜこのような政治問題が起きて、どうすれば無くせるのかということです。

 知事の支出した(とされる)原資をさかのぼれば、政党助成金に突き当たります。

 政治活動のための助成という名目で、使途には縛りがないんですね。

 だから、いくら領収書を取っていようとも「必要な政治活動です」となれば法的には逃げられる。

 根本的には、政党助成金をやめない限り同じことが起きるでしょう。

 こんな話も交えつつ、だから政党助成金を受け取っていない日本共産党を大きくしてほしいと訴えました。

 「今の国民年金では生活できないよ」

 「私たちの声が政治を動かしているんですよね」

 たくさんの要望も聞きました。

 それでも話を進めていくうちに「共産党にがんばってもらわないとね」となるのですから、私自身も気を引き締めてがんばりたい。

 広い北海道なので行けない地域もありますが、何としても議席を増やしたい!

 【今日の句】 もう五輪 利用する知事 お引き取り

2016年6月13日月曜日

首相の野党批判は当たらない

 会議などのため日帰りで東京へ。梅雨のない北海道に体が慣れると、東京は蒸し蒸ししますね。

 議員宿舎も1週間いなかったので立ち寄って、バタバタと荷物や新聞などを整理。

 広い道内の移動に加えて、今日のような会議や「とことん共産党」出演(次回は16日!)など東京往復も繰り返すのですから、丈夫な体に育ててくれた両親には感謝するばかりです。

 移動のさなかにニュースを見ると、安倍首相はじめ自民党幹部が野党批判をくり広げています。

 首相は「野党は批判ばかりだ」と言っているようですが、そのままお返ししたい。

 日本共産党も参院選政策を発表して、経済政策の「3つのチェンジ」を提起していますし、外交政策もASEANに学んで北東アジアでの戦略的平和構想を掲げています。

 安倍政権への批判だってあげ足取りではなく、安保法制=戦争法についても憲法違反だからこそ廃止を訴えているのだし、そもそも立憲主義を壊す政治姿勢を批判するのは当然ではないですか。

 「廃止すれば日米同盟の信頼が失われる」かのような言い方も、憲法より日米同盟を大事にするということですから、かえってひどいことを言っていると思わないのでしょうか。

 日本共産党は、綱領で日米安保条約の廃棄を掲げていますが、その理由は「国土や軍事などの重要な部分をアメリカに握られた事実上の従属国となっている」 (綱領)からであって、その後は対等平等の友好条約を結ぼうと提起しています。

 同時に、今の野党共闘を進めるにあたっては合意した内容で進めることを確認しているのですから、日米安保条約の廃棄を持ち込むことはしていません。

 ていねいに国民に向けた説明に力を尽くしますが、与党側との論戦にはガッチリと対応して道理のなさを浮き彫りにしていきたい。

 明日は稚内へ飛びます!

 【今日の句】 不快指数 都知事の件で   頂点に

2016年6月12日日曜日

参院選公示まで10日

 澄んだ青空の札幌! 後援会のみなさんと狸小路でロングラン宣伝でした。

 ちょうどYOSAKOIソーラン祭りと重なった日で、全国やアジア諸国からの方も多くいましたよ。

 安倍首相が盛んに野党批判をくり返していますが、政策も共通の柱を確認していますし、立憲政治をふみにじる政治を変えるための大同団結を批判される筋合いはありません。

 民進党に対して「もれなく共産党がついてくる」と、批判になっているのかさえ、よくわからないことまで与党から出ています。

 いわゆる「共産党アレルギー」がない方がいないとは言いませんが、衆院道5区補選で民進・共産の各支持層の9割が統一候補に投票し、無党派層も7割が統一候補に投票した事実を見れば、的外れな意見と言わざるを得ないでしょう。

 つまり、政権党として堂々と実績や展望を語ればいいのに、それが説得力を持ちえていないと感じているからの発言ではないでしょうか。

 自慢のアベノミクスだって、多くの県では「実感がない」「東京だけの話」と聞かれます。

 富める者はさらに富が増し、富のない庶民はさらに生活が苦しくなる。

 これがアベノミクスと、数字が示しています。

 狸小路は若者たちが多く、私からはブラックな働かせ方をなくそうと呼びかけました。

 バタバタとしているうちに参院選公示まで、あと10日を切ったんですね。

 明日は一度上京して会議などの日です。

 【今日の句】 梅雨のない 季節の選挙 ありがたや