2016年12月31日土曜日

よいお年を!

 今年も残すところ数時間、我が家の大掃除も終了。1年間ご支援いただき、ありがとうございました。さて、今年の私の3大ニュースは‥‥。

 ③党政策委員会副責任者に(4月)

 党の第5回中央委員会総会にて、新たな役割を担うこととなりました。

 党本部には蓄積のあるスタッフも多くいるので安心しっぱなしですが、国会日程が重なると責任を負うことの大変さを痛感した1年でもありました。

 経済・外交とも複雑さを増すなかで、さらに政策活動に磨きをかけなければと思っています。

 何より私自身が、さらに勉強もするし現場から学ぶ姿勢を貫きたい、のです。

 ②衆院道5区補選で「市民と野党の共闘」スタート(2月~4月)

 思い返せば当時は、日本共産党が候補を下すことを当然視されていた状況だったんですよね。

 橋本美香さんという立派な候補は、必ず国会で活躍できると思っている私や支持者のみなさんにとっても、何より橋本さん自身も、さまざまな思いを持って立ち向かった補選でした。

 しかし、安倍政権の暴走を終わらせたい、戦争できる国づくりは止めたいという強い願いは誰もが一緒。

 結果は残念でしたが、この共闘こそ政治を変える道だ!と確信できたことは、大きな財産でした。

 その後の参院選、新潟県知事選で、きちんと成果もできてきた。

 来年は解散・総選挙も予想される年ですし、何としても共闘を成功させて、安倍政権にかわる新しい政治を切り開きたい。

 ①怒涛のTPP特別委員会(4月~11月)

 春の通常国会から秋の臨時国会まで、半年間も重要法案を、理事会も含めて対応することは本当に力のいることでした。

 国会での原則的・民主的運営とは何か、を学ぶことができたのは私の財産。

 TPPが批准されたのは悔しい限りですが、数の力を前にして、質問で問題点を明らかにして世論に訴えて政権を追い込むという点で、力を発揮したと胸を張りたい。

 トランプ氏の当選でTPP発効は困難となりましたが、二国間FTAが必ず出てくるだけに、引き続き追及をしていきたい。

 合わせて、貿易や経済がどうあるべきか、質問のなかでも述べてはきましたが、さらに国民的な合意になるよう政策化へ力を尽くしたいですね。

 宿題を多く抱えて、2016年を終えることになりそうです。

 あらためて今年1年「はたろぐ」をお読みいただいたことにも、心から感謝を申し上げます!

 【今日の句】 家族にも 感謝の心 伝える日

2016年12月30日金曜日

心からのありがとう

 今日で党国会議員団北海道事務所も仕事納め。この1年、事務所で支えてくれたスタッフには感謝の言葉しかありません。

 よく「共産党は地元秘書とかいないのかい?」と聞かれますが、個人的な秘書は持たず、北海道の党国会議員団の事務所という位置づけなのです。

 ですから私だけでなく、紙智子・岩渕友の両参議院議員も含めた北海道の窓口として、写真のスタッフが奔走してくれています(今日は女性のAさんはお休みでした)。

 北海道での日程管理、車など交通手段の手配、要望などを受ける窓口、各種交渉での段取り、国会活動報告(ニュースや宣伝物作成)などなど、幅広い活動をおこなうのです。

 東京も含めて、このようなスタッフに支えられて活動できていることに、あらためて感謝の思いです。

 さて、今年もあと1日となりました。

 私も一昨日から自宅に戻り、少しは子どもたちとも触れ合う時間も持てました。

 早いもので、上の子は来年で上級生、下の子は年長さん。

 だんだん1年が早く感じるようになってきた私も、来年で46歳になります(自分で書いていてビックリ!です)。

 どおりで雪かきが年々つらくなってきたはずだ、と‥‥。

 【今日の句】 団結が 共産党の 強みだと

2016年12月29日木曜日

誰もが安心できる年の瀬を

 風邪気味のため昨日は休んだら、すっかり元気になりました。自称・健康優良児の私ですが、健康への過信は禁物‥‥ですね。

 札幌市清田区や、私の知人の赤旗読者などへ、今年1年のお礼や入党呼びかけなどで1日まわりました。

 吹雪いていた清田区ですが、草の根の力を大きくして政治を変えよう!と、地域のみなさんが歩き回る粘り強さは日本共産党ならでは。

 このようなみなさんに支えられて、今の議席を勝ち取ることができたんですよね。

 この1年を振り返れば、どこまで自分ががんばれたか、もっとできたのではないか‥‥など思うこともありますが、経験をバネにして力を尽くしたい。

 さて、糸魚川市の火災や茨城県の昨夜の地震など、被害の広がりが心配です。

 各地の日本共産党の議員・党組織が要望を聞き、関係自治体も大変なことと思いますが、何とか安心して年越しできる環境づくりを。

 真冬の災害は、避難のあり方次第で命にも直結するだけに心配です。

 国や県などに、最大の支援を望みたい。

 【今日の句】 年の瀬の 不安を除く 政治こそ

2016年12月27日火曜日

農業の多面的価値に光を

 紙智子参議院議員・斉藤和子衆議院議員と、JA全中へ。農業の果たす多面的な役割を中心に、意見を交わしました。

 農協改革やTPPなど、まさに「上からの」押しつけを続けてきた安倍農政。

 その理由は「農家の所得向上」「農業の成長産業化」でした。

 しかし、真の狙いは農業への企業参入であり、食料の安定供給という国の責務はどこに行ったのか!と、私も国会で追及してきました。

 今日も話題になりましたが、欧米諸国の農家は、日本以上の支援を受けています。

 自然が相手で、条件不利な地域もあるし、国土保全や観光資源としても農業が大事だから、なのです。

 それだけ公的支援を受けられるのは、農業への国民的理解があるからでもあります。

 「安ければいい」のではなく、食の安全と農業保護が結びついていることが国民的認識になるように私もがんばりたい。

 東京の活動は今日までで、いざ北海道へ……と思いきや、やはりというか雪などの影響で飛行機が遅れることに。

 幸い早い便に振り替えられたのですが、冬の移動は大変ですね。

 【今日の句】 食べること 大事にしてた 国のはず

2016年12月26日月曜日

悩んだ後の笑顔は希望

 雑誌「前衛」企画のTPP対談、来年度予算案のレク、団会議の後に2014年当選議員座談会(しんぶん赤旗企画)とビッシリの1日で‥‥。

 何を書いたらいいのかと思うぐらい、この1年を振り返りながら来年の論戦やたたかいに向けた意見を交わしあいました。

 私個人で言えば、特別委員会の理事会も含めて担当となったTPPに明け暮れた1年でした。

 同時に、4月の衆院道5区補選から始まった市民と野党の共闘でも、いろんな体験をした1年でもありました。

 まだ今年を振り返るには早いと思うけど、安倍政権にかわる政治への準備が進んだ1年だったと確信しています。

 だから、ここで立ち止まるわけにはいかない。

 先日、札幌で20代の女性が日本共産党へ入ってくれました。

 安保法制=戦争法はじめ、安倍政治を変えなければいけないという思いをもった真面目な方でした。

 悩んで悩んで悩んで、沈黙の時間があった後に「入ります」と笑顔で応じてくれたのです。

 いろんな活動をしてきた誰もが、悩んで悩んで悩んで、それでも安倍政権を終わらせないと危ないことになると思って立ちあがっているんですよね。

 市民でも政党でも、それぞれ考え方の違いはあるけれど、一致する点で共闘する--当たり前のことのように見えて、難しさも経験した1年でした。

 一致した点=大義の旗を、しっかり政策として打ち出せれば、新潟県のような結果をだせるとも学びました。

 また、勝利するには全メンバーの力が発揮されなければいけないわけで、相互協力・相互支援づくりも大切だと思います。

 解散・総選挙がどうなるかはわかりませんが、きちんと備えていきたい。

 北海道から政治を変える、その心意気でがんばろうと思った1日でもありました。

 【今日の句】 雪のない 道を歩きは 易いけど

2016年12月25日日曜日

今がやる時、と思ったから

 しんぶん赤旗(北海道・東北版)の年明け企画として、「ユニキタ」のみなさんと対談に。若い力に負けずに、私もがんばらないと!

 ユニキタ(Unite & Fight Hokkaido)は、昨年の安保法案=戦争法案反対を掲げて活動を始めた札幌圏の青年たちのグループ。

 今は「憲法を大切にしたい」キャンペーンをツイッターにておこなっていますので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

 さて、対談の中身は来年までお楽しみということですが、青年たちの熱い思いがあふれる、刺激的な対談になりました。

 私からも、何が彼らを行動に駆り立てるのかを、ぜひ聞いてみたかったのです。

 「今がやる時、と思ったから」

 「後悔したくなかったから」

 シンプルだけど力強い、偽りのない本音。

 その言葉を聞いて、私も2つの自分の思いを語りました。

 1つは、自分が「戦争を止めるため、自分に何ができるか」を考えるきっかけとなった湾岸戦争時。

 教育大学に通い教員をめざしていたころで、将来に子どもたちから自分の態度を問われたときに、このままでいいのかと思ったのです。

 どの教員だって子どもたちに平和な社会をつくろうと必ず言うわけで、しかし自分は何も行動していないでいいのだろうか、と考えた時でした。

 しかし当時は「政治活動は就職に不利」という空気があって、もどかしい思いをしたことを覚えています。

 もう1つが、党の専従職員となってからのイラク戦争時。

 世界中で反対の世論が沸き起こり、日本でも青年たちでのデモが始まったころ。

 この時に札幌で、彼氏が自衛官という若い女性が、たった一人で自衛隊の派遣に反対する署名を集めていた新聞記事が報道されたのです。

 「これが戦争の現実」だと身近に感じ、私自身もショックを受けたことを今も覚えています。

 そして昨年の戦争法案反対の運動を振り返れば、いろんな苦労がありつつも「今がやる時」と多くの青年が声をあげたことは、本当に頼もしく、議員となった私も初心を忘れずにがんばらなければと思った--このようなことを、ユニキタの青年たちに話しました。

 政治に関心を持っている青年も少なからずいる、もっと政治を話せる場をつくりたい、と彼らも豊富を語っていましたが私も心から同意。

 本当に民主主義国家と言える日本にしていきたい。

 主権者として国民が声をあげることは当たり前だし、それを政権側は一番おそれているはずです。

 少しずつ勇気を出し合うことで、必ず社会や政治は変えられる!

 【今日の句】 世代超え 心つながる 喜びが